2012年6月27日水曜日

Vol.718 ゆり -12-45



神山はカトリアーナの姿を見て驚いた
「カトリアーナ 美しいよ ワンピースも可愛いし素敵だよ」
「誉めて貰って嬉しいわ」
「では いこうか」

神山が受付でカードキーを見せると海が見えるテーブルに案内された
生ビールを注文した
海が見える席に着くとカトリアーナは
「素晴らしい ここで食べるのは初めてよ 普段は従業員の食堂だから
海が見えてもこんなに素晴らしくないわ 神山さんありがとうございます」
カトリアーナはニコニコして話をした
普段は日本語で話をするが表現に困った時などは英語で話をした
生ビールが来ると3人で乾杯をした
料理は洋風中心だが日本料理も洋風にアレンジされていた
カトリアーナが料理を食べると
「ここの料理は美味しいわ 普段食べているのは日本食が多いけれで
洋風も美味しいわ」
「そうすると 箸の使い方も上手になった?」
「ええ 上手になったわよ 寮にいる時も時々使っていたから大丈夫よ」
カトリアーナと祐子も仲良く話しパリの話をしていると
生ビールが無くなったのでワインを注文した
「でもね祐子 私は日本のお魚が好きになったわ 
新鮮だとお魚の甘さがあり 海の味がしたり だから今はお寿司が好きよ」
「私も大好きよ お魚を食べていると体にいいし太らないわ ふふふ」
「ええ そうね アメリカでは日本の寿司がダイエット食で人気があるわね」
「神山さん 明日どこかのお寿司屋に行きましょうよ」
「うん そうしたら お昼はお寿司で決定だ」

メインのステーキが運ばれると3人はワインを呑みながら食べた
ウエイトレスがガーリックライスにホワイトソースをかけたものを
運んでくると
「神山様 こちらで最後ですが なにかご注文はございませんか」
神山は2人に聞くと首を振るので
「ありがとう これで」
そう言うとライスを食べると美味しく祐子に
「ねえ 今度これを作って欲しいな 祐子流に ねっ」
「ふふふ 初めてのオーダーね しっかり頭に入れますよ」
それを聞いていたカトリアーナが祐子に味の秘訣を教えていた
神山は仲のよい姉妹だと感じた
ガーリックライスを食べ終わるとフルーツが出てきて
今 お腹が一杯と言っていた彼女達だが目の色を変えて食べ始めた
神山は洋の東西を問わず女性には甘い物が有効だと思った
3人が食べ終わると受付で伝票にサインをしたがカトリアーナの
生ビールが有料になっていないので訪ねると
「神山様のご注文ですから 無料にさせて頂いています」
神山は受付に礼を言うとニコニコしてお辞儀をした

「楽しかったよカトリアーナ ありがとう どうする僕達の部屋にくる?」
「ええ 伺うわ ブラジャーも見せないといけないしね ふふふ」
それを聞いた祐子が神山に
「なに それって ねえ」
「ほら 渋谷で買った後に素敵なブラジャーだから見たいと言ったんだよ
それだけで 他意はないよ ほんと」
「そうよ 神山さんは助平な言い方では無かったわよ
だから私も 今夜お見せしますと言ったの ごめんなさい」
「そう だったら許してあげるわ ふふふ」
神山は部屋に戻る前にラウンジに寄ってカクテルを勧めると祐子が
「いいわね いきましょうよ ねえカトリアーナ」
「ええ カクテルも好きよ 今日は確か生バンドが入るはずよ」
「ねえ そうしたら 着替えて行きませんか」
「うん そうだな じゃあカトリアーナどうする
僕達は着替えるのに部屋に戻るけど」
「ええ 構わないわよ 一緒でも」
3人は神山の部屋に行くと神山と祐子が脱ぎ始めた
「わぁ~ 神山さん 大きいわ素晴らしい」
それを聞いた祐子が
「あなたの彼氏も大きいでしょ」
「でも ここまで大きくないわ」
神山は直ぐに赤いショーツを穿くとカトリアーナが
「セクシーね いいわ」
祐子もスパッツの格好になるとカトリアーナが驚いて
「素敵よ 私も欲しいな そのスパッツ」
「大丈夫だよ また会えるからその時に買えばねっ」
神山と祐子の着替えが終ると部屋を出てラウンジに行った






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