2012年6月13日水曜日

Vol.704 ゆり -11-44



赤いポルシェに乗ると千駄ヶ谷にある桃子のマンションに向った
「わぁ~嬉しいわ 神山さん いらっしゃい」
「やあこんにちわ」
玄関で挨拶をすると桃子を車に乗せ赤坂 スカイ ハイ ホテルへ行った
ショッピングモール3Fのロレックスに入ると桃子は
「わぁ~ 凄いわね 欲しい時計ばかり」
「桃子に何をプレゼントしようか」
「本当になにもいらないですよ 神山さん」
神山は文字盤にプチダイヤが入った可愛らしい時計を桃子に見せると
大変気に入って見ていたので買うことにした
「お客様 ありがとうございます 420万円ですが」
神山はAEXカードで清算すると今の時計を箱に入れてロレックスは
ベルト調整をしてそのまま桃子の腕にはめた
「わぁ~嬉しいわ やっぱりロレックスっていいわ」
「喜んでもらって嬉しいよ ところで今夜はお泊りだろ」
桃子は顔を赤くして
「ええ お願いします」
「おいおい そうしたら普段着の格好いいのをかおうか」
神山は傍にあるモテリコに入った
「わぁ~ 凄いわ 色々と揃っているのね」
神山はスッパツをとブラウスを勧めると
「欲しかったんですよ でも高くてとても手が出ませんでした」
神山は桃子に好きな色のスパッツを選ばせ店長にゴテンバ グランド インの
カードを見せると店長は
「神山様 これからはカードはいいですよ 私 覚えさせて頂きました」
「そうか ごめんごめん しかし記憶力がいいですね」
「ありがとうございます これが商売ですよ」
神山はスパッツ2本とノースリーブのブラウス2枚を店長に告げると
「シューズはどうされますか」
「そうか わかった シューズも頼む 忘れていました」
神山は桃子に話してスパッツにあうシューズを2足選び店長に
「現金でお願いします」
店長は電卓を持ってきて
「神山様 スパッツが2万円 ノースリーブのブラウスが3万5千円
シューズが3万円ですが全て35%OFFで計算させて頂きます
如何でしょうか」
「ええ お願いします」
神山はスパッツ2枚 ノースリーブブラウス2枚 シューズ2足
の合計で110500円を支払った
「桃子 あと欲しい物は何がある」
「もう充分ですよ これ以上買ったら罰が当りますよ」
「そうか うんでは新しい家に招待しますね でもみんなに内緒だよ
由貴は知っているけどお願いしますね」
「は~い 分りました ふふふ 楽しみだわ」

神山はホテルの地下駐車場に行くと桃子を乗せて近くのスタジオに行った
外壁の門扉を開けると車を玄関につけて桃子をおろした
玄関から祐子と洋子が出てきて桃子が驚いていると神山が
「ごめんごめん 驚かすつもりは全然なかったんだ さあ中に入って」
神山は赤いポルシェとフェアレディーZをガレージに入れると
スタジオで祐子が
「あの お部屋は、、、」
「うん ゲストルームでいいでしょ」
神山は2階の主賓室に向う時に洋子と桃子をゲストルームに案内した
「とりあえずここで普段着に着替えた方が楽になるし 祐子お願いしますよ」
「は~い 分りました」
神山は部屋を出ると主賓室に入り着替えを済ませた
スタジオに行くと桃子の買い物がソファーに
置いてあったのでゲストルームに持っていくと3人が着替え中で
「きゃぁ~ もう何しているの神山さん」
「おいおい 桃子の忘れ物を持って来たんだよ もう」
「わぁ~ 本当は見たいんでしょ 着替えているところ」
「もう 早くしてね そんな見せ合ったって女同士じゃしょうがないでしょ」
「まあ よく言うわ 私 若い子に負けていませんよ」
「わかったよ もう 早くしてね」

神山は形勢が悪いのでその場を後にして下で準備をする事にした
「神山さんて いつもですか」
「そうね でもあれは本当に桃子さんの忘れ物を持って来たって感じね
あの人はこそこそ覗き見をする人じゃないから安心よ」
「そうよ あの人は明るいHマンよ 桃子さんも慣れるわよ
さあ 早くしないと今度は見るだけじゃなくて抱きつかれるわ」
3人はキャ~キャ~いいながら着替えを楽しんでいた
祐子は昨夜穿いたトランクスとTシャツをみんなに勧めていた





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