「じゃ 安心した シャワーだ」
三人はシャワー室で戯れ 由紀枝と亜矢子は快楽を迎えると神山も
何回かスペルマを発射した
7時20分前に宴会室に亜矢子や由紀枝と行くと演奏グループが
音出しをしながら準備をしていた
「こちらが 演奏グループの代表で山根さんです こちらが神山さん」
二人は握手をして打ち合わせをした
「ははは 大丈夫ですよ 神山さん 慣れていますから」
「ええ もう女性が乗ると大変な騒ぎですから ご勘弁を」
「それで神山さん ラウンジにも行かれるんでしょ」
「ええ そのつもりですよ」
「そうしたら 上の演奏でリクエストがありましたらお聞きしますが」
「そうか 分かりました 後でメモをお渡しします」
神山は時計を見ると10分前になったので 銀座物語のポスターを
5枚貼ったり 席順のカードをテーブルに置いたりした
「ほらね杉田君 山ちゃんはもう着ていたでしょ」
「先輩 遅くなって済みません」
「ははは 筒井さんや大森さんと話していたんだろ いいよ
翔 手伝ってくれ 男性が着たら この袋からカードを1枚引いてもらい
その番号のところに座ってもらう いいね」
「はい 分かりました では筒井さんからお願いします」
筒井や大森は男性用の紙袋から1枚カードを引きその番号の席に座った
女性が来ると神山が紙袋を用意し カードを引き番号が書いてある席に
亜矢子と由紀枝が案内していた
7時を少し過ぎた所で全員が宴会室に入った
便宜上 神山は一番上座に座り 亜矢子は一番下座に座った
みんなが揃った所で神山は周りを見ながら立ち上がり挨拶した
「本日はお忙しい中 第2回神山杯ゴルフコンペの前夜祭に
ご出席頂きまして 誠にありがとうございます」
みんなから拍手が沸いた 静かな音楽が流れてきた
みんなが驚いていると 神山が
「えー 実は僕が今日この地位に居るのも 皆様のお陰ですが 日ごろ
私を支えてくれる 秘書が居るからだといつも思っています」
音楽のテンポが速くなってきた
「今日は 何の日? はい 私の秘書 田所洋子さんのバースディーです
どうど洋子さん こちらへ来てください」
みんなは最初きょとんとしたが 拍手や指笛が鳴り出した
洋子は少し顔を赤くしながら神山の傍に行った
「えー 田所洋子さん お誕生日おめでとうございます
えー それから まだお祝いしたい人が居ます 大熊工務店
東京東支店支店長 加藤武雄さん どうぞ 加藤武雄さんは昨日
8月17日に52歳になられました 一昔前はプロと間違えるほど
よく飛ばし よく寄せ カップにポコポコ入れていましたが 50歳に
なられると 飛ばない 寄らない 入らない の3無いで悩んでいます」
この紹介でまた大笑いした 加藤が神山のところに来ると
「山ちゃん もうプロじゃないから 仲間にしてね お願いします」
この挨拶で又 会場は大笑いした
「えー 実はもう一方いらっしゃいます 吉永美由紀さんどうぞ」
吉永美由紀が紹介され 神山のところに行くと
「吉永美由紀さんは 実は明日2うん歳のお誕生日です おめでとう」
この時は拍手や指笛が鳴り止まなかった
「えー そういう訳で今日は三人の合同お誕生日会も兼ねます
最後まで楽しく騒いでください それでここが終わりましたら 最上階の
ラウンジで寛ぎ明日の英気を養ってください」
神山の挨拶が終わると ケーキやシャンパンが運ばれてきた
演奏グループの音量が小さくなると 照明が消えてバースディーケーキの
蝋燭の炎が優しくゆれていた
「さあ 洋子さん どうぞ消してください」
洋子が一息で炎を消すと会場は拍手の嵐になり照明が灯され
演奏グループのバースディーメロディーが始まった
神山は用意した モテリコのダイヤの指輪をだし
「はい 洋子さんお誕生日おめでとう これは気持ちです どうぞ」
洋子は嬉しくなり 包装紙を開けて驚いた
「あ あのぉー これって」
神山は頷くだけで
「指にはめてみんなに見せて」
洋子は言われたとおり 指にはめみんなに見せた
会場の女性からは 美しい綺麗 素敵とため息が出ていた
「さて 加藤さんがスコアメイクに悩んでいるとお聞きしましたので
52歳相応なゴルフクラブをプレゼントさせていただきます」