2013年11月19日火曜日

Vol.1228 百日紅 -8-69



「ええ 1時半頃には着きますよ 大丈夫です」
「はーい じゃ気を付けて来てね」
「はい 失礼します」
洋子は神山に13時30分頃来ると伝えた
「あっ そうだね 午後半休だったね そうすると泰子はどうしたのかな
ほら真由美と香織に渡した分 泰子が纏めているそうなんだ」
神山は泰子に電話をした
「こんにちわ もう直ぐでて そちらに伺いますよ」
「うん ありがとう それで夕方にスタジオかな」
「ええ もう少し早く伺います ふふふ 最終調整をします」
「えっ もう また練習なの」
「ええ祐子さんやカトリアーナも一緒よ いいでしょ ふふふ」
「えっあの二人も一緒なんだ わかった じゃ待っています」
電話を切ると洋子に
「洋子 泰子と祐子 カトリアーナがこれから練習だってさ もう いいな」
「へぇー 凄いわね あーあ そうそう二人の分は」
「あっいけない すっかり忘れていたよ ありがとう」

神山は自分の分を含めた3人分を洋子に渡した
「へぇー 祐子さんもカトリアーナも自分から流しているわね
でも3-4も抑えているわね ふふふ じゃ私もここに一緒でいいかしら」
「うん いいよ」
洋子は自分の枠から流し 3-4の由紀枝と祐子の枠も抑えた
暫くすると繊維協会の泰子が次長室にニコニコしてやってきた
「やあ ありがとう」
「はい これが全部です」
「へぇー 凄い投票数だね 1138票だ そうか6枠は香織も居るからね
良かった ははは」
「でも 神山さんにも期待しているのよ 頑張ってね ふふふ
では失礼しますね」
「おいおい お茶でも飲んでいけばいいのに」
「二人が待っているので ごめんなさい」
「じゃ 夕方はちゃんとスタジオで待っていてね」
「はい」
泰子はニコニコして部屋を出て行った
「ねえ洋子 今日は出られないから コンビニでサンドイッチやお弁当など
好きなものを買ってきてくれるかな お願いします」
「はーい サンドイッチとおにぎりでもいいかしら」
「うん お任せします 今日は仕事にならないよ もう ははは」
洋子はニコニコして部屋を後にしてコンビニに向った

暫くするとアルタ横浜支店の田代が訪ねてきた
「やあ こんにちわ お久しぶり」
「山ちゃん こんにちわ これから向います」
「ははは 天気も良いし ドライブには最高だね」
「ええ 社長からフェアレディーZをお借りして運転ですよ」
「えーっと 奥さんと美佳ちゃんだっけ」
「ええ 今 そこで食事をしています ははは」
「あらら 田代さんは」
「ええ 直ぐに食べに行きますよ ほら向こうは生ビール呑んでいるから」
「あっ そうか では預かりますよ えーっと えっ4450票 凄いね」
「ええ 今回は周りが凄くて はい 頑張ってくださいね」
「ははは お互い同枠で頑張りましょう」
神山が現金を確認すると田代は部屋を出て行った
入れ替わりに洋子がコンビニから戻ってきた
「ありがとう 今 アルタの田代さんが来て 馬券を置いていったよ」
「ええ 下でお会いしました はいこれ」
神山と洋子はソファーで寛ぎながらサンドイッチやおにぎりを食べた
「なんか おにぎりが美味しいね」
「ふふふ いつも美味しいステーキや魚介類を食べているからでしょ」
「これ 預かった分だよ 4450票だって」
「えっ 凄いわね 食べたら入力するわ でも8-8って今まで40票よ
ここが入ったら凄い事になるわね」
「男性は無理としても 由貴と真由美だからね しかし真由美はHC19
でも届くかどうかで でも面白いね 90だと71でしょ 由貴だって
88で70だもの そうか 現状だと幾らになるんだろう」
「凄いわよ 18万円よ」
「えっ 500円で18万円か うーん どうするかな」
「ふふふ 3時までまだ時間はありますよ どうぞ追加してくださいね」
神山はデーター入力されたパソコン画面を見ながら食事を終えた

「亜矢子です こんにちわ」
「まぁー こんにちわ洋子です」
「ねえ 馬券の投票をFAXで送るわね」