2012年9月30日日曜日

Vol.813 紫陽花 -5-50



寝られなくなるか追求されて高橋が
「ええ 内野君は池ポチャの事を考えると寝られなく
そんな彼を私が一晩中慰めているんですよ 私を寝かせてください」
この一言で内野は完全に池ポチャを鮮明に思い出して元気を無くした
内野と高橋を除いた全員が大笑いした

自己紹介が由紀枝になると
「私はここゴテンバ グランド インに勤務する庄司由紀枝です
先程 安田桃子さんから発言がありましたが 私も大学時代 靑山さんに
フランス語コンテストで負けています 今回は絶対に勝ちたいです
それから このホテルを今後ご利用ください
私がフロントで皆様を笑顔でお迎えさせて頂きま~す ピース」
由紀枝がお辞儀をすると豊かな乳房が浴衣から覗き拍手と指笛がなった
この言葉を受けて祐子が
「私はメイドクラブで神山様のお家でメイドをしています靑山祐子です
安田桃子さん 浜野由貴さん 庄司由紀枝さんと語学の敵は確かに
多く大変嬉しく思います もっと言わせて頂きますと 私の大学は
山脇学院です 田所洋子さん 浜野由貴さん 安田桃子さん
カトリアーナさんの青山学院には負けません それから小谷美佳さん
篠原涼子さんのハーバード大学にも負けません 庄司由紀枝さんの
静岡大学にも負けません 以上で~す」
この挨拶には盛大な拍手がされ 名指しされた本人達も拍手をした
桜川亜矢子が
「私はここゴテンバ グランド インに勤務しています桜川亜矢子です
靑山祐子さん 静岡大学は私も卒業しているの だから私も頑張るわね」
この挨拶にも拍手や指笛が多かった
神山は凄い事になったと感じた
料理が運ばれ食べながら自己紹介は続いた
「あの 僕はアルタの内野と申します 明日はボールを
2ダース持ってプレーします 宜しくお願いします」
これを聞いた女性軍からまたまた野次が飛びカトリアーナが
「自分に付いているボールは打てないからね それだけは止めてね」
それを聞いた女性軍は大笑いをして楽しんだ
一方男性軍は意気消沈し静まりかえった
勢いにのる女性軍 田所洋子が
「明日は女性軍で上位を占めましょう 乾杯」
田所洋子は運ばれたワインを女性だけの乾杯をした

自己紹介が終ると食事に専念すると思われたが女性軍は楽しくおしゃべりを
しながら男性を吊るし上げていた
美味しいステーキが出てきても女性軍は楽しくおしゃべりを続けた
食事が終ると神山は全員にトトカルチョの投票結果報告をした
「投票結果です 1位はなんと1-8 2130票 2位2-8 1146票
3位3-8 874票 4位4-8 812票 5位1-2 808票で
総投票数13936票です 高額配当は3-7で10万円です」
全員が投票数の多さに驚き 高額配当にみんなビックリした
神山はルールの変更やトランシーバーの事も話をしたが
みんな呑んでいるので明日朝にもう一度話す事にした
「え~ 明日はここの隣りで朝食を6時30分からします
そしてここを7時30分に出ますので遅刻をしないようにお願いします
集合場所は玄関フロアのティーラウンジです 
では 解散します ありがとうございます」
神山がお辞儀をするとみんなから拍手され一人二人と席を立ち
ステーキハウスから出て行った

神山は高橋達3人とJrに残るよう伝え女性たちを全員見送った
「どうしたの 山ちゃん」
「うん これから男だけで美味しい処にいこう まだ 少し平気でしょ」
高橋やJrは神山に言われると付いていった
エレベーターで2階に下りるとクラブや遊戯施設もあり
内藤に教えられた秘密のナイトクラブにいった
神山は内扉にあるカードスキャナーに自分のカードを差し込み扉を開けた
店内は薄暗く真中にステージが設けられていた
ホールの造りは真中にステージがあり 壁周りが客席になっていた
客席はボックスシートで隣りとは壁で仕切られていた
ホールマネージャーが神山をみて挨拶した
「宜しくお願いしますね」
ホールマネージャーが頷き5人を席に案内した
席は正面に対してコの字型に作られていた
奥の席には高橋が座り左側には神山とJr 右側に田中と内野が座った
ホールマネージャーが去るとフロアレディーが6名来て男性の両脇に座った
前回訪れたとき同様ステージではストレッチブラとTバックだけの女性が
真中にある3本の柱に躰をくねらせ踊っていた
仕切りの壁にはモニターがありショーを別の角度から見ることが出来た






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2012年9月29日土曜日

Vol.812 紫陽花 -5-50



すぐにアルタの高橋たち3人が部屋に来ると自己紹介をした
神山は時計を見ると18時を差していたので高橋に
「じゃあ 用事があるから抜けますが7時にこの建物の3階にある
ステーキハウスにきてね お願いします」
神山はJrや高橋にいうと部屋を出て亜矢子の待つ海側の5階にいった
部屋に入ると亜矢子と由紀枝は浴衣姿でビールを呑んでいた
「まあ 遅いのね 先に失礼したわよ」
「山側の女性軍は何階なの」
「ええ 14Fの貴方達の上よ」
「そうするとスイートなの いいね」
「違うわよ 実際は13Fなの でも13という数字を嫌うでしょ
だから14Fになる訳」
「そうか エレベーターでボタンを押す時によく見ていなかったよ」
「ふふふ 聞いたわよ 由紀枝さんから おけ毛を剃られたんですってね
若い女の子に悪戯するからよ 見せて」

神山は浴衣の前を開けおちんちんを見せた
「まあ 由紀枝さん綺麗に剃ったのね」
「ええ これだけ綺麗だと芸術でしょ 先輩 ふふふ」
「こら なにが芸術だ もう」
神山は由紀枝に抱きつくとキスをしながらベッドに倒れ
浴衣の上から乳房を揉み紐を解いた
亜矢子もベッドにいくと自分から浴衣を脱いで神山に抱きついた
神山も浴衣を脱ぐと亜矢子の上に跨り乳房を揉んだ
暫くすると由紀枝も亜矢子も喘いで神山を寝かせた
亜矢子と由紀枝がおちんちんを愛撫し大きく硬くなると亜矢子が
「ふふふ 先に頂くわね」
そう言い肉棒に跨ると腰を静かに落とし膣に導きいれた
由紀枝は神山の顔に跨るとクリトリスを神山の口に宛がい腰を前後に
動かし刺激を与えると気持ちよくなり亜矢子の乳房を揉んだ   
亜矢子も気持ちよくなり由紀枝の乳房や乳首を愛撫した
神山は2回も発射し亜矢子や由紀枝も気持ちよく果ててた

「さあ 亜矢子 そろそろステーキハウスにいって準備しようよ」
「ええ そうしましょう」
3人は急いで身繕いすると部屋をでて山側3Fのステーキハウスについた
神山は店長に挨拶をすると
「神山さん ありがとうございます 今夜は任せてくださいね
桜川さんからもきちんと頂いていますから」
「お願いします なにせ若い女性が多いので ご迷惑をおかけします」
「いいですよ 賑やかな方が どんどん騒いでくださいよ」
神山が店長と話していると女性群が入ってきて洋子が席を決めていた
そのあとに男性群やジャック夫妻がきて16名全員が揃った
神山が店長にサインを出すと生ビールのジョッキが運ばれて

「それでは皆さん お疲れ様です 明日のゴルフ開催をお祝いして乾杯」
みんながそれぞれ隣同士や向かい側の相手と乾杯すると神山が
「え~ この中には初対面の方もいらっしゃいます
そこで簡単に自己紹介をお願いします
それから同じ組になる人は顔をよく覚えてくださいね」
テーブルは4卓つないで置かれ16名の男女がばらばらに座った
神山の左隣りに小谷美佳がいて時計周りに美佳から自己紹介が始まった
「アルタ本社の受付をしております小谷美佳です
今回 このようなゴルフに参加させて頂きありがとうございます
目標はそこに座っている田中係長に負けないよう頑張ります
それからあそこに座っている内野係長のように池ポチャをしないことです」
小谷美佳がお辞儀をして席に座るとみんなからやんやの拍手が沸いた
内野はこの一言で嫌なイメージを思い出し頭から離れなくなった

3人目の安田桃子は
「私はニーナ・ニーナジャパンの安田桃子と申します 実はあそこに
座っていらっしゃいます靑山祐子さんには学生時代に英語コンテストで
負けています 今回はなんとしてもゴルフで勝ちたいです」
安田桃子が自己紹介を終わり席に着くと拍手が沸いた
神山は若い女性は元気があっていいと思い微笑ましく見ていた
自己紹介が進みアルタの高橋の番になると
「アルタの高橋です え~神山常務とは長い事 お付き合いをさせて
頂いています え~、、、」
ビールが入っている女性軍から野次が飛び出し
「もう いいでしょ はい次に行きましょう」
高橋はお辞儀をして
「あの~ 内野君を攻撃しないで下さい お願いします
私 同部屋の者としてお願いします 何しろ寝られなくなります」
高橋が深々と頭をさげてお辞儀をすると話は内野を攻撃して何故高橋が





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2012年9月28日金曜日

Vol.811 紫陽花 -5-50



「ニーナ・ニーナの商品ですよ」
「そう 私も欲しいわ 次の機会に買うわね」
「は~い 分りました お待ちしています」
「貴方達は私の車に乗ってね」
4人が車に近づくと由紀枝や祐子 カトリアーナ 小谷美佳が車の中から
手を振って迎えた
「さあ 早く乗っていこう」
全員が車に乗ると洋子が神山に
「付いていくわ」
「了解」
神山の蒼いBMWと洋子が運転する真紅のポルシェが上原を出ると
渋谷に向かい渋谷ICで首都高に入った
神山が少しずつスピードを上げると洋子もぴったり付いてきた
東名に入ると更にスピードを上げると隣りに座っている由紀枝が
ニコニコして鼻歌を歌いだすと後ろの祐子とカトリアーナも歌いだした
神山は普段気にしていない歌を身近に聞けて楽しくなった
バックミラーを見ると洋子と小谷美佳も楽しく話しているようだった
東名高速を30分かからないで御殿場ICをおりると
ゴテンバ グランド インまでもうすぐだった
由紀枝は自分の勤務しているホテルにこのようにお客としてくるのは
初めてだし すこし照れくさかった

ホテルに着くと亜矢子と椿総支配人が出迎えていて由紀枝はますます
照れくさくなった
「神山様 いらっしゃいませ」
椿総支配人が挨拶すると由紀枝は車から下りて神山に
「いらっしゃいませ」
真っ赤な顔をして挨拶をすると
みんな笑い椿総支配人は
「いいよ庄司さん 今日はお客様だよ ははは」
亜矢子は私服に着替えていて神山に近寄ると部屋のカードキーを渡し
「無くさないでね お願いします」
神山は頷くと 洋子と一緒に駐車場に止めると今夜必要な備品を
持って玄関に戻った 
「さあ 由貴と桃子は洋子と一緒の部屋だよ 祐子とカトリアーナが
二人で一部屋で洋子の隣りだよ
小谷美佳さんは篠原涼子さんと一緒で 洋子の隣りだよ
もう篠原涼子さんは着ているよ さあ 洋子と一緒にいって部屋を確認してね
それで 7時からステーキハウスで前夜祭です 遅れないようにね」 
女性軍はゴルフ用のボストンバッグではなくてポシェットを肩から下げて
フロントの案内係りと一緒に山側の棟専用エレベーターに乗った
「さあ由紀枝さん お部屋に行きましょうか あなたは?」
「うん 馬券の現金を貰ったら自分の部屋に行くよ」
「そうしたらフロントに預けてあるわよ 一緒に行きましょう」

神山と亜矢子 由紀枝がフロントに行くと仲間が由紀枝や亜矢子に
「明日は頑張ってね 応援しているわ 神山様も頑張ってください」
神山は亜矢子から馬券の投票用紙と現金を受け取ると亜矢子に
「一旦部屋にいって電話をするよ ねっ
そうそう ナイトクラブの20万円を支払うよ」
「あなたの分は入っていないでしょ」
「うん 案内係さ」
「でも 中に入ると料金は発生するのよ」
「うん あと5万でしょ いいよ」
神山は合計25万円をフロントに支払うと
「神山様のお持ちの当ホテルのプラチナカードでご入場できます
入り口でカードをスキャンしてください」
神山は頷くと由紀枝と亜矢子に
「では あとで」
そう言うと神山は山側の12Fの自分の部屋にいくとJrが
「やあ神山さん お先に失礼しているよ」
Jrは浴衣を着てビールを呑んでいた
神山はシャワーを浴びて浴衣を着るとアルタの高橋に電話をした
「はい 高橋ですが」
「孝ちゃん 神山です 今着きましたよ 何号室?」
「12Fの1202ですよ 山ちゃんは」
「じゃあ隣りですよ 1203です そうしたらこちらの部屋に来ない」
「ええ 伺います」

神山は電話を切るとJrに
「これからアルタの3人が来ます まあ顔合わせというところです
それからジャック夫妻は?」
「うん このフロアの離れている部屋で1218号室でした」
「まあ 久しぶりだから2人きりにしておこうよ」






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2012年9月27日木曜日

Vol.810 紫陽花 -5-50



「ええ だから私のボストンじゃなくて貴方のボストンで運んでくださいよ」
「うん そうしよう」
「それで1番人気が1-8で2130票 2番人気が2-8で1146票よ
本命の1-2は5番人気で808票です」
「そうすると 1-8になると配当は?」
「ええ 3271円 だから3200円ですね」
「おいおい 20票も購入していて 当っても赤字か とほほ」
「ちなみに 3-7が34番人気っていうか高額配当で108875円よ
3枠は小谷美佳さんと田中幸三さん アルタの二人 先輩後輩に美佳さんの
ハーバード大学時代の先輩 篠原涼子さんがいる枠ね
7枠は祐子さんとアルタの内野誠二さんがいる枠ね」
「そうか この枠できまると500円で10万円か いいね
しかし よく投票してくれたね 感謝ですよ」
神山と洋子がゴルフを終えたあとの表彰式など準備をしていると洋子が
「ねえあなた こんなに準備する事があるとお風呂に入れないわね」
「大丈夫だよ 洋子 僕は我慢できるから 気にしないで入りなよ」
「そうしたら私 明日もお泊りしようかしら ふふふ」
「いいよ カトリアーナがいるけれど」
「そうしたら 今夜にでも聞いておきますね」

神山も洋子もパーティーの進行や景品もれがないか最終確認を終ると
「そろそろ出たいな 小谷美佳ちゃんはどうしたのかな」
「私 電話で呼びますね」
「うん お願いします」
洋子が電話の発信ボタンを押している時に小谷美佳が帰ってきた
「済みませんでした 遅くなりました」
「うん じゃあ洋子 いこうか」
神山と洋子 小谷美佳はホテルの地下駐車場に行くと洋子が
「美佳ちゃんは 私の車に乗ってね」
洋子は真紅のポルシェに乗ると小谷美佳を乗せた
神山はフェアレディーZに乗ると洋子に
「赤坂の家でBMWアルピナB12に乗り換えるからね」
「ええ 了解よ ついていくわ」
2台の車は駐車場を後にして赤坂のスタジオに向った
洋子の車の中では
「どう杉田さんとは?」
「ええ お婿さんになって貰うだけです 今 そこまで話が進んでいますが
でも 彼のお家も妹さんが残るので、、、平行線です」
「そうなの もう二人だけの問題では無くなったのね」
「ええ でも彼のご両親は前向きに考えてくれているんですよ
ただハッキリしないのは本人なんですよ」
「なんで ねえ」
「ええ なんでも妹さんが可哀相だと言っています」
「ふ~ん どうなのかしら でも杉田さんもよく考えている人だから」
「そうですね 私は良いお返事を待っています」

話していると前を走る神山の車が家の前で立ち止まると大きな門扉が開いた
神山が中に入ると洋子の真紅のポルシェも庭に入った
「洋子 ここで待っていて すぐに出るから」
神山はガレージから蒼いBMWを出すとフェアレディーZに積んだ
ゴルフパーティーの備品や景品を積み替えた
由紀枝と祐子 カトリアーナも手伝い完了すると神山が
「洋子 そこのスタンドでガソリンを満タンにしておこう」
「は~い 分りました」
神山は由紀枝と祐子 カトリアーナを蒼いBMWに乗せると
赤坂のスタジオを後にして上原に向った
「神山さん 由紀枝と祐子の調子がいいですよ
殆どまっすぐにいいボールを打っていましたよ」
「そうか そうすると僕はよくて5番くらいかな」
「えっ どうして」
「うん 洋子もいいし亜矢子もいいよ 参ったね」
由紀枝が
「洋子さんと亜矢子さんてハンデが10でしょ そうすると80で廻ると
アンダーパーになる訳ですよね」
「うん まさかとは思うけれどね こればっかりはね」
「それから明日女性は レディースティーを使うのでしょ」
「うん 勿論だよ」

暫くすると上原の駅に着き神山と洋子が構内のカフェにいった
「やあ お待たせ」
由貴と桃子はコーヒーを飲んでいて神山と洋子を見つけると
「今来たところですよ 先輩こんにちわ」
「まあ 素敵な格好ね どこの?」
由貴と桃子は顔を見合わせて一緒に






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2012年9月26日水曜日

Vol.809 紫陽花 -5-50



色々とありがとうございます それで馬券はどうですか?」
「ええ 貴方と私の1-2と8枠の神山さんね 凄い人気よ
後は由紀枝さんの6枠かしら 1-2と1-8それから2-8が抜けて
多いわね そうそうあのクラブ使いやすいわね」
「ええ 力まなくても飛ぶしいいクラブよ ほんと」
二人はゴルフクラブの話を暫くすると亜矢子が
「洋子さん 神山さんに代わって頂けるかしら」
「は~い 分りました ちょっと待ってね」
洋子は神山に亜矢子からだと伝えると
「はい 神山です」
「ねえ 椿支配人からだけど 以前内藤様といかれたナイトクラブに
今夜利用するか聞いて欲しいと言われたのよ どうされますか」
「そうか そうしたら僕は利用しないけど4名利用でお願いしますよ」
「いいの 一人5万円よ」
「うん 着いたら渡すよ」
「わかったわ それから 私たちのお部屋のカードキーだけど
着いたら渡すわね
それから今夜のお部屋割りですれど 全員山側のお部屋 ジャック夫妻も
山側よ 私と由紀枝さんのお部屋は海側なのよ だから間違わないようにね」
「了解です それから朝食はどう?」
「ええ 申し込みをしてあるので山側のレストランで6時30分から
利用できますよ 大丈夫よ」
「そんなに早く利用できるの?」
「ええ 開店と同時よ」
「ありがとう 大体6時に着くようこちらを出ているのでお願いしますね」
「ええ 大丈夫よ」
「じゃあ」
「はい FAX送りますね」

電話を切り暫くすると馬券の投票用紙がFAXされてきた
洋子はFAXで送られた内容を確認すると亜矢子に電話をした
「ごめんなさい 度々 亜矢子さん確認ですが1926票の投票でいいの?」
「ええ 1926票よ 現金が96万3千円よ」
「は~い 分りました ありがとうございます」
「いいえ ごめんなさいね先程ちゃんと伝えないで」
「こちらこそ では今夜」
洋子は電話を切ると神山に
「先程の本社関係が1070票53万5千円です 亜矢子さんが纏めてくれた
ゴテンバ グランド インは1926票96万3千円ですよ」
「へぇ~ 椿さんもよく協力してくれたね」
「ええ そうね」
神山は次長席に戻ると内線電話がなった
「はい 神山ですが」
「山ちゃん 高橋です」
「やあ どうですか御殿場は」
「ええ 快晴ですよ 今着きました 桜川さんに部屋を案内されて
これからゆっくりしますよ」
「うん ゆっくりしてください」
「それで夕食時間が7時と聞いたんですけれど、、、」
「ええ 7時にステーキハウスで前夜祭ですよ 遅れないようお願いします」
「はい では」

神山が電話を切るとドアフォンがなり洋子が出ると
「こんにちわ アルタの小谷です」
洋子がドアを開けると小谷がニコニコして部屋に入ってきた
「神山常務 はいトトカルチョです ふふふ」
小谷美佳はゴルフバッグを置くとボストンバッグから投票用紙と現金を出した
神山が受けとり洋子に渡した
「美佳ちゃん まだ時間あるよ」
「ふふふ 30分位いいですか」
「うん いいよ」
「そうしたら30分したら戻ってきますね」
小谷美佳はゴルフバッグとボストンバッグを置いて部屋を出て行った
「そうか 杉田 翔と逢うんだ もうしっかりしているね」
洋子は現金と口数を確認すると神山に渡しながら
「うまくいっているのね いいわね若いと」
「おいおい 洋子はそれなりの美しさがあるよ」
「ふふふ まあお上手ね」

洋子はノートパソコンにデーターを入力すると神山を呼び
「へぇ~ 凄いね 全部でどれだけ投票されたの?」
「はい 全部で13936票696万8千円になりました
今のアルタさん分は2450票で122万5千円です」
「えっ 696万円、、、凄いね」






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2012年9月25日火曜日

Vol.808 紫陽花 -5-50



ある訳ね う~ん まあいいわ追加しなくても ふふふ」
「うん 当たる時は当るしね」
「そうですね それでは失礼します」
「うん では5時にお願いしますね」
由貴が出た後 洋子と神山は暫く食べ駅前寿司屋を後にした

次長室に戻る時に催事課の斉藤由香里が神山に
「はい これ 鈴や食品の黒江常務が先程来られて置いていかれたわ」
「えっ鈴や食品が へぇ~ ありがとう」
「ええ なんでも社長からFAXが来てお祭りだから参加しなさいって」
「そうか 時田さんからか ありがとう」
「それで催事課も乗せていただいたわよ ほら」
神山は投票用紙をみると催事課の面々が投票枠にサインをしていた
「それで金額と投票数は確認してあるわ 頑張ってね
私も1-8を買っているから」
「うん ありがとう」
神山は斉藤由香里に礼を言うと次長室に入った
「洋子 はい 鈴や食品の分だよ ほら時田さんからFAXがいって
お祭りだから参加しなさいって言われたみたいだよ」
「そうね でもねえ」
洋子は自分のノートパソコンにデーターを入力していると入り口の
ドアフォンが鳴った

洋子が話をすると東都食品の田宮副社長と秘書であり夫人の里香だった
「どうぞ よくいらっしゃいました」
「神山さん こんにちわ」
「でも 御殿場アウトレットの打ち合わせはまだですよ」
「今日は食品部長さんと打ち合わせがありまして それと 馬券の件で」
「えっ 東都食品さんに馬券?」
「ええ 時田社長さまからFAXを頂きまして 参加をさせて頂きました」
「なるほど ありがとうございます」
神山は馬券投票用紙と現金を受け取ると洋子に渡し
ゴテンバ グランド インのビール販売権の話や御殿場アウトレットの
内容を詰めると田宮副社長と里香は神山にお辞儀をして帰った
「洋子 田宮副社長 随分と僕と洋子を買ったみたいだよ」
「ええ 鈴や食品さんも東都食品さんも本命の1-2より
私と貴方の1-8に投票した人が多いわよ
鈴や食品と催事課が450票で22万5千円で東都食品さんが
980票で49万円です」
「でも ありがたい話だね そうやって応援して貰えるのは」
「そうね」

神山は次長席でゴルフの準備や今夜の事を考えていると電話がなり
「はい 神山ですが」
「わぁ~神山さん 私 本社人事の安井です こんにちわ」
「やあ こんにちわ 洋子ですか」
「ええ 今 伺ってもいいですか?」
「うん 大丈夫だよ」
「は~い 分りました 伺いま~す」
電話を切ると
「洋子 人事の奈々子ちゃんが来るよ 今の電話」
「は~い 分りました ありがとうございます」
暫くすると安井奈々子が次長室に訪ねてきた
「先輩 こんにちわ」
「こんにちわ どうもありがとう さあコーヒーでもどうぞ」
洋子は奈々子にソファーを勧めるとコーヒーを用意した
「はいこれが投票用紙と現金です でも先輩と神山次長の人気は凄いですね」
「ねえ 大変ね 人気があると」
「どうなんですか 神山次長 調子は?」
「うん 悪くは無いけど ただハンデがきついね 
だって僕が80で廻っても洋子が89で廻れば僕が負けだからね
彼女は85前後で廻るとしたら僕は74で上がらなければいけないから
結構難しいよ ただね何が起こるか分らないからね そこだよ」
「そうなんですか 私や他の人も神山次長に期待しているんですよ」
「うん ありがとう 頑張るよ」
安井奈々子は洋子と暫く話をして次長室を出ていった

洋子が席に座ると電話がなり出てみると亜矢子だった
「あら 亜矢子さんお久しぶり お元気ですか」
「ふふふ 洋子さんも元気そうね 私は元気よ
ところでね 明日の馬券ですけど 投票を締め切ったの
それで投票用紙をFAXしようかと思ったのよ
多分 貴方の事だからデーターを集めているでしょ」
「ええ ありがとうございます 助かるわ





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2012年9月24日月曜日

Vol.807 紫陽花 -5-50



神山がリストを見ると結構高額商品を提供してくれたと思った
紳士のウェアセット15万円が3組 婦人ウェアセット12万円が5セット
用意された
「ねえ このゴルフウェアはどうするの?」
「うん 基本的に下位の人にあげようと思っているよ
何か賞を考えてね そうだ順位カードで白紙のカードあるかな
それとサインペンも持っていこう」
「そうね あとニアピンやドラコンのマーカーはゴルフ売場で旗でしょ」
「うん 洋子ねドラコンはショートコースを除いた全部 だから14ホールで
男女に分けるから 1ホール男女コイン5枚ずつ 10枚でしょ
ニアピンが4ホールだから15枚ずつで丁度コイン200枚になるでしょ」
「そうね 面白いわね 結構男の人は力むわね」
「そうしたらその分の三角旗を用意しよう」
神山と洋子はゴルフ用品売場へいくとニアピンやドラコン用の三角旗を
購入してホテルの地下駐車場に止めてあるフェアレディーZに積んだ
次長室に戻ると景品や賞金のギフトカードなど車に積み込んだ
全て積むと洋子が
「このノートパソコンは私が持っていきますね」
「うん お願いします さあ 少し早いけれどお昼にしようか」
「ええ そうしましょう」

二人が部屋を出る時に電話がなり洋子がでた
「はい 次長室です」
「こんにちわ 先輩 由貴です」
「こんにちわ どうしたの?」
「ええ ゴルフの投票が終って今 私の手元にあるんですよ
ほら 大金だから先に渡しておきたいんですよ」
「そうね そうだわ お昼は何時?」
「ええ 決まっていませんが、、、」
「ねえ そうしたらあと30分位で出られるかしら」
「ええ 大丈夫ですよ」
「そうしたらいつもの駅前寿司屋さんに来て頂ける? ご馳走するわよ」
「わぁ~ ご馳走様です 30分したら伺います お願いします」
電話を切ると洋子が神山に
「ねえ 上原の駅前寿司に行きましょうよ
由貴さんが例のお金を持ってくるわ 大金だから先に渡したいって」
「うん じゃあ行きましょうか でもビールが呑めないな」
「そうしたらタクシーで行きましょうよ」

上原の駅前寿司屋に入ると女将さんが奥の桟敷に案内をすると
生ビールと鮮魚のつまみを運んでくれた
神山がもう一人来る事を告げると由貴が現れた
「どうもすみません 遅くなりまして」
「いやいや こんにちわ 今 来たばかりだよ それよりご苦労様でした」
由貴は席に着くと神山と洋子に馬券の投票一覧と現金を渡した
「由貴 凄い人気だね 1-8本命より5-6の方が約3倍も投票があるね」
「ええ 全部で860票43万円あります」
洋子がすぐに確認をして大きい事務封筒にいれた
「どう 由貴さん 調子は」
「ええ 本当にいいクラブですよ やはりアイアンショットが思うように
打てるので楽ですよ 神山さんありがとうございます」
「そうか そうすると6枠も楽しみだね 桃子ちゃんは」
「ええ 彼女もアイアンショットは決まってましたよ
もしかしたら私より全然上だと思いますよ」
「えっ そうすると5-5も活きてくるわけか 参ったな」
「神山さんも調子いいんでしょ」
「ふふふ ところがね ハンデがあるからぎりぎり届くかどうかですって」
「そうか 男の人はハンデが無いからきついですね」
「そうなんだよ 由貴と桃子が92で廻ったら僕がパープレーで勝つけど
今まで72で廻った事無いしね 良くて80だよ 参ったよ」
「そうすると 女性の優勝が現実的ですね」
「うん なんか嫌な予感がするな とほほ」

由貴は先に食事を済ませると神山に
「今日は5時に出られるように少し早めに上がります」
「そうか そうしたら5時に何処に行けば良いだろう」
「ええ 駅の改札を出たところのカフェで桃子ちゃんとお待ちしています」
「うん わかった 由貴と桃子は洋子の真紅のポルシェに乗って貰います
いいよね」
「ええ 全然 OKですよ 神山さんは?」
「僕は由紀枝と祐子 カトリアーナを乗せるよ」
「カトリアーナが来ているんですか へぇ~ どうですか調子は」
「うん3人で練習に行っているよ」
「そうか 由紀枝さんも来ているのか わぁ~そうすると6枠7枠も





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2012年9月23日日曜日

Vol.806 紫陽花 -5-50



「凄いですね 120万円も」
「ええ 社長とご夫人が随分と山ちゃんを買っていましたよ」 
「はあ そんなに期待されてもね、、、
それから孝ちゃん ここを何時に出るの?」
「ええ お昼を食べたら出ようと考えているんですよ
ただ小谷さんが何時か分らないからどうしようか考えています」
「そうしたら僕のほうでまだ余裕があるから乗せていくよ」
「そうですか そうしたら小谷さんに電話をしますね」
神山は高橋の電話が終るのをまった
高橋が電話を切ると神山に
「大体 3時ころにここに来れるみたいですよ いいですか」
「了解ですよ そうしたら次長室に来るようにしてくれる」
高橋は小谷に次長室に来るように指示をした

神山はアルタの馬券を持って次長室に戻った
「はい 洋子 これアルタの分です 下請けさんとか横浜の分は小谷さんが
3時ころここに持って来てくれる
それで悪いけれど 小谷さんを乗せてくれるかな」
「は~い 分りました 後は由貴さんと桃子ちゃんね」
「うん 彼女達は5時に上がれると言っていたから確認をしておいて」
「は~い 分りました」
神山が次長席に座るとドアフォンが鳴った
洋子が出るとアレックスジャパンのジャック へリントン副社長だった
「やあ ジャック お久しぶり」
「おはようございます 神山さん 実はこの馬券を持ってきました」
神山はジャックから投票一覧表と現金を受け取った
「神山さん 人気が凄いですよ 勿論 私たちの2枠3枠4枠も
買われていますが 1枠と8枠が私たち以上の人気ですよ」
「ジャック ありがとう ところでどの位集まったの?」
「ええ 全部で140万円集まりました 投票口数もチェックしました」
「えっ140万円、、、」
「ええ アレックスJr社長が神山さんを買っていましたよ」
「わぁ~大変だね プレッシャーがかかるね」
「頑張ってくださいね 私も買っていますから
洋子さんも頑張ってくださいね 1-8を買いましたから」
洋子はジャックに
「ふふふ 任せてね 普段通りならいいスコアが出るわよ」
「お願いしますよ 5万円も賭けたんですよ お二人に」
「えっ 5万円も、、、まあ凄いわね 私より神山さんね ねえ神山さん」
「おいおい プレッシャーだよ ジャック駄目だよ そんな」
「神山さん お願いしますね 私はこれで失礼します
これから戻って出ます ホテルに着いたらゆっくりしようと話をしました」
「OK 僕の携帯番号を教えておきますよ 有事の時には連絡をくださいね」
「分りました」

神山は自分と洋子の携帯番号とジャックに教えるとジャックも神山に教えた
ジャックが部屋を出ると神山と洋子は投票一覧表をみた
「ほんと 2,3,4枠のからみより1,8枠の方が人気があるわね」
「ほんと プレッシャーだよ これで2着にも来なかったら
アレックスジャパンにも行けなくなるよ わぁ~困ったね~」
「でも 仕方ないでしょ 悪いスコアでなければ大丈夫よ」
「おいおい 他人事だと思って もう あ~あ」
「ねえ まだ投票していないでしょ」
神山は洋子に言われ悩んでしまった
暫く考え神山は自分から流すのと洋子の1枠亜矢子の2枠それと
由紀枝と祐子の6-7を各20票10万円を投票した
「さあ 洋子 優勝賞金のギフトカードを作るけれど
順位のカードは用意してあるかな」
「大丈夫よ 準備OKよ」
神山は1位150万円2位85万円3位57万5千円とギフトカードを
分けていくと洋子が白い封筒に入れていった
1位から順位カードを貼り付けると洋子が
「ねえ 同じ順位が発生したらどうするの
プロのゴルフ競技と同じ様に足して人数で割るの」
「うん その方が良いでしょ まあ割り切れない時の事を考えて
多少ギフトカードを持っていくよ」
「そうね でも大変ね 計算するの」
「まあ 仕方ないよ 自分達でやろうよ ねっ お願いします」
「は~い 分りました ふふふ でも一番最後でも5万円分でしょ」
「うん まあそのくらい有ってもいいかなって」
「そうね 後は このアレックスクラブとダイヤモンドでしょ
あっ そうそう アレックスウェアのリストが届いたわよ
ごめんなさい 遅くなって」





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2012年9月22日土曜日

Vol.805 紫陽花 -5-50



次長室に着くと洋子が先にきていて
「やあ おはよう 早いね」
「おはようございます ええ ほらトトカルチョの事もあって」
洋子はノートパソコンを操作していた
「あれ ノートパソコン どうしたの」
「ふふふ 実は町内の祭りの時にほら寄付をしたでしょ
そのお礼で頂いたのよ」
「そうすると缶詰が役に立ったんだね」
「ええ ありがとうございます」
神山は昨夜 由紀枝 祐子 カトリアーナが投票したトトカルチョの
メモと現金を洋子に渡した
「駄目よ 今から変更は みんなそうしているもの
由紀枝さん達だからといって特別扱いは無しよ」
「そうか そうすると変更なしか 一応連絡しておく」
神山は祐子の携帯に電話すると
「はい 祐子です」
「ごめんね 神山ですが」
「どうされたの?」
「うん 昨日のトトカルチョだけど 変更が効かないんだ ごめんなさい」
「ふふふ 大丈夫よ あのままでOKです 
これから代々木に出かけて練習しますね」
「うん 気を付けてね 4時には戻ってきてね」
「は~い 分りました」

神山は電話を切ると洋子に
「よかったよ 変更無しです」
「良かったわね でも凄いわね 一人10万円も賭けるなんて
それから 6枠と7枠が無印で貴方に人気が有るから 6-7と入ったら
高配当になるわね」
「う~ん 僕も調子いいよ でもね ぎりぎり届くか否かだね」
「まあ 私も昨夜練習したら良かったわよ そうすると由紀枝さんと
祐子さんの調子もいいのね う~ん」
洋子も悩み考えていると電話が鳴った
「はい 次長室です」
「田所先輩 おはようございます」
「奈々子ちゃん おはようございます どうしたのこんなに早くから」
「ええ 例の馬券ですが 何時にお持ちすればいいですか」
「そうね 2時ころでいいわよ でも来る前に電話を頂戴 それで どう?」
「ええ 先輩と神山次長の1-8が凄い人気で40%位いってます」
「そう そんなに1-8って人気が有るの」
「ええ だって鈴やの社員なら2人しか分らないし 仕方ないですよ」
「それもそうね それで現在どの位 投票があるの?」
「ええ 現在 980票49万円ですよ 凄いですよ」
「えっ 49万円も、、、 ねえ奈々子ちゃん くる前に口数と現金を
きちんと合せてね お願いよ」
「は~い 分りました では伺う前にお電話をしますね」

洋子は電話を切ると神山に
「ねえ 本社の人事から電話だけど 馬券 980票49万円ですって」
「えっ そんなに ほんとかよ」
「それで40%位が1-8ですって」
「えっ 凄いね しかし困ったね 僕が入らないと本社にいけないよ」
「ふふふ 仕方ないでしょ 頑張ってね」
洋子は悩んだ末に自分から20票1万円ずつ流し 亜矢子の2枠と
由紀枝と祐子の枠 それと6-7を20票合計10万円を賭けた
「ふ~ん 手堅く賭けましたね」
「ええ 由紀枝さんと祐子さんが分らないから でも良さそうね」
「う~ん なんともね 今日 又 練習に行っているよ」
「まあ ご熱心ね」
「それで今日 洋子は真紅のポルシェで由貴と桃子を乗せてくれる
僕は祐子と由紀枝 カトリアーナを乗せるから」
「そうか ゴルフバッグ入るかしら」
「大丈夫だよ 入らなかったら座席に置けば ねっ」
「そうね」

神山はGプロの部屋に行くと佐藤部長が神山に
「山ちゃん はい馬券」
「ありがとうございます」
神山は投票表をみるとやはり神山の8枠に絡んだ投票が多く
6枠と7枠は投票が少なかった
「山ちゃん これは本社の分で120万円入っていますよ
投票口数と現金は確認済みです
それからこの他に下請けや横浜支店などの分は後で小谷が持ってきます」





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2012年9月21日金曜日

Vol.804 紫陽花 -5-50



神山は仕方無しにトランクスを穿いてバルコニーでビールを呑みながら
タバコを吹かした
一息つきゲストルームに入ると由紀枝や祐子が目を覚ましていて
「おはようございます 神山さん」
「昨夜はご馳走様でした おはようございま~す」
カトリアーナも目を覚まして
「おはようございます 神山さん ふふふ」
3人は顔を見合わせてクスクス笑った
「おいおい なんで大事なところの毛を剃るんだよ もう」
「ふふふ だって昨日の朝 覚えているでしょ ふふふ」
「でもさ あれはほら 寝坊したからだろう もう わかったよ」
「そうよ 悪戯したからよ どうですかご感想は」
神山はトランクスを脱ぎ毛のない下半身を3人に見せて
「格好良いか これが もう」
「素敵よ ねえ祐子さん」
「新鮮よ 赤ちゃんみたいよ ふふふ」
カトリアーナが
「外人みたいよ 格好良いわよ ふふふ」
神山はカトリアーナに抱きつくと
「こら 何が外人だ 外人より気持ち良いだろう」
神山はカトリアーナのクリトリスを攻めると由紀枝と祐子は神山の
肉棒を攻め立てた
神山は由紀枝 祐子 カトリアーナと順番に交わり終わると祐子に
「よし 今朝はホテルでたべよう」

全員が出かける仕度をすると神山がガレージから真紅のポルシェを
だして3人を乗せた
赤坂 スカイ ハイ ホテルに着くとカトリアーナが神山に
「神山さん あの宝くじって当るの? ほらのぼり旗が出ているでしょ」
「うん 当るよ」
カトリアーナは由紀枝と祐子の顔を見ると頷いているので
「私も買おうかな」
神山はカトリアーナの3サイズを聞くと
「それが宝くじと関係有るの?」
由紀枝と祐子が頷き神山が
「うん 有るんだよ だから教えて」
カトリアーナは上から90 50 91と神山に伝えると
「そうすると 今日は19日だから 19組の190509か よし
あそこでこの番号をかおうよ」
4人は宝くじ売場に行きおばさんに番号を探して貰うと
「有りましたよ 連番でいいの?」
神山は頷き 3000円を支払い宝くじはカトリアーナに渡した
「さあ 6Fにいって食べようよ」
4人はエスカレーターを利用して6階のレストランに入った
神山は受付けで料金を先に支払うとバイキングの朝食を楽しんだ

昨日のアルコールが少し残っていたので帰りは祐子が真紅のポルシェを
運転した
「わぁ~ 凄いわ いい車ね 欲しいわ」
祐子がガレージに車を仕舞うと神山はスタジオのソファーに横になり
「祐子 30分寝かしてくれ ちゃんと起こしてね」
「は~い 分りました」
神山が寝ているとき由紀枝達3人は
「でも やりすぎたかしら」
「そんな事ないわよ 本人もそんなに気にしていないもの」
「外国では たまに剃る人が居るわよ あの時に毛が抜けて口に入るでしょ
それを嫌う女性が男性に命令するのよ」
「わぁ~ 凄いわね でも逆は嫌よね」
「ええ 絶対に剃らないわよ」
「そうそう ほら脇の毛を剃って生えてくる時にチクチクしたりするでしょ
神山さんも同じかしら ふふふ」
「分らないけど同じでしょ ほらトランクスだと感じないかも知れないけど
ピッタリのショーツだとチクチクするでしょ ふふふ」
3人は神山の毛で色々と話が続いたがやはりゴルフの話題になり由紀枝が
「ねえ祐子さん この近くにあるの 練習場?」
「ええ 先程のホテルにもあるの でもね先日は代々木の練習場よ
そうね200yはあったと思うわ 今日はそこに行きましょうよ」
暫くすると祐子が神山を起こした
「ありがとう さあそれでは仕度をしよう」
神山は2階の主賓室にいくと着替えスタジオに戻った
「3人とも4時にはここに居て出られるようにしてね
それからなにか買い物が有るようだったらこれを使いなさい
お昼とか 練習場とか じゃあ頼んだよ」
神山は祐子に20万円渡すと真紅のポルシェに乗り家を後にした





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2012年9月20日木曜日

Vol.803 紫陽花 -5-50



ねえ神山さん 私たちはいつ買えるの?」
「うん 今でもいいよ 待っていてメモと封筒を持ってくるから」

神山は事務所から封筒とメモ用紙を用意して由紀枝と祐子に渡した
由紀枝と祐子が購入する枠を書き終わり神山に渡すと
「えっ 10万円も賭けるの いいの?」
由紀枝は自分の枠6枠から順番に20票1万円ずつ賭けて祐子が居る
7枠と自分の6枠 6-7に60票3万円を賭けた
祐子も由紀枝同様自分の7枠から順番に20票1万円を賭け
由紀枝の居る6枠の6-7に60票3万円を賭けた
祐子と由紀枝は現金を神山に渡すと封筒に入れて保管をした
「おいおい 大丈夫かな」
「いいわよ 負けたら励みになるし ねえ祐子さん」
「ええ 勝ったら嬉しいでしょ ねえ由紀枝さん ふふふ」
二人が仲良く話しているのを見てカトリアーナが
「私も買いたいけれどお金が無いわ 困ったわ」
神山が2階の主賓室から現金を500万円用意してカトリアーナに渡し
「カトリアーナ これは先週渡そうと思っていたお金だよ
ほら仕事で早く帰った日が有ったでしょ
だからこれをあげるから楽しめばいいよ ねっ」
カトリアーナは困った顔をして
「だってこの高いネックレスや素敵な水着を買って貰っているのに、、、」
由紀枝と祐子が
「大丈夫よ カトリアーナ 神山さんが言っているんだから貰いなさいよ」
「そうよ 本当に先週渡すつもりだったみたいよ だから貰いなさいよ」

カトリアーナは神山にキスをして500万円を貰うと
「神山さん このなかからこれに10万円を使っても良いですか」
「ははは 自由さ もうカトリアーナのお金だよ」
カトリアーナは自分の枠5枠から20票1万円ずつ購入して
「由紀枝さんと祐子さんが無印だから1位と2位になると高配当ね」
「そうだね 6枠-7枠は高配当になる可能性が高いね」
カトリアーナは6-7に40票2万円を賭け10万円を神山に渡した
「3人ともね 明日の夕方まで投票可能だからね 変更してもいいよ」
由紀枝達は自信があるのか顔を見合わせ首を横に振った
神山は4人で浴室に入る事を提案し2階の主賓室に3人を連れていった
祐子やカトリアーナはベッドが一つと思っていたので驚いた
「わぁ~ すごい こんなにベッドが広いとどこに寝てもいいわね」
「祐子 洗濯が大変だけど お願いしますね」
「は~い 分りました でも順番に使えば同じ事でしょ」
「まあ そうだね」
神山が先に裸になり浴室に入ると3人の女性も着替えの仕度をして入った
今夜は珍しく3人とも神山を挑発しないでおしゃべりのお風呂だった
祐子がブランデーを用意して神山に渡しみんなで呑んだ
由紀枝が勧めると神山は又呑んで 呑み終わるとカトリアーナが勧めた
神山は何か可笑しいと思ったが詮索をしないで呑み続けた
体を3人に交代で洗って貰うと女の子達は自分の体を洗いおわり
「では お先に」
そう言うと浴室を後にした
神山も浴室から出るとトランクスを穿きソファーで由紀枝達と寛いだ
由紀枝が冷蔵庫から缶ビールを出してみんなで呑み一息つくと
「ふふふ 神山さん 寝ましょうよ」
神山もその気になりベッドに横になるとトランクスを脱がされ
3人の女性と順番に交わるとお酒のせいで眠りたくなり
「もう降参 寝かせてくれ」
そう言うとすぐに寝てしまった

暫くすると由紀枝や祐子が起き上がりカトリアーナも目を覚ました
3人が小さい声で話をして由紀枝が
「じゃあ 私と祐子さんがバリカンを使うからカトリアーナは神山さんが
目を覚ました時は顔を跨いで動けなくしてね」
「大丈夫よ クリトリスを擦りつけるわ」
由紀枝と祐子は脇の毛を剃るバリカンを持ち神山の下半身に用心深く
近寄った バリカンのスイッチを入れるとモーターの音が少しもれたが
たいして気にならなかった
神山の左側に由紀枝が座り 右側に祐子がそれぞれ肉棒の周りや
へそから下の毛を綺麗に剃ってしまった
剃られている間 神山は全然起きる気配がなく作戦は成功した

6月19日金曜日 晴れ
「わぁ~なんだ ないぞ こら~ もう ほんと」
2階の主賓室には神山一人で由紀枝達3人はゲストルームで寝ていた
神山は目を覚ましシャワーを浴びた時に有るところに毛が無く
つるつるしているので3人にやられたと思った





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2012年9月19日水曜日

Vol.802 紫陽花 -5-50



カトリアーナと神山はキスをしてニコニコしながらキッチンに向った
神山がワインを冷やす為にクーラーボックスに氷を入れて
ビールとワインを持ってガーデンに戻った
由紀枝と祐子も食材を運び準備が出来ると神山がみんなのグラスに
ビールを注ぎ
「では20日の前夜祭と由紀枝の上京を祝って乾杯」
皆で乾杯すると神山は早速食材を鉄板にのせて焼き始めた
いい匂いがしてくると由紀枝達が
「わぁ~ いい香りね 早く食べたいわ」
神山は生で食べられる魚介類なので表面を焼くとお皿に置いていった
3人は取り皿に取ると由紀枝が神山に
「はい あ~んして そうよ はい」
「おお 優しいね ありがとう」
3人は交代で鉄板奉行の神山に自分の箸で食べさせていた
暫くするとビールが無くなりワインを呑みはじめると由紀枝が
「ねえ 神山さんここにゴルフのネットを張ればここで練習出来るわよ」
「そうか そうだね うん探しておくよ」

由紀枝が
「ちょっと静かにして なにか鳴っているわよ」
祐子が
「神山さん誰か来ているわよ」
「そうだ ベッドが届いたんだよ ちょっと待っていて」
神山はスタジオに戻り玄関のモニターを見ると確かにベッドの配達だった
外壁の門扉を開くと玄関にトラックが来て神山が迎えた
「神山様 遅くなって申し訳ございません」
「うん そうしたら案内するから」
神山は配達員を2階の主賓室に案内し
今のベッドの脇に設置するよう指示をした
配達員はベッドを3人がかりで2階の主賓室に運ぶと養生を外したり
マットレスを運んだり組み立てなど30分位かかった
綺麗に並べ養生なども纏め持ち帰ってもらうと神山はガーデンに戻った
「ごめんなさい ベッドを追加したんだ 配達が遅くなったみたいで」
3人は神山が居なかったので鉄板焼きを中止しワインを呑みながら
おしゃべりをして楽しんでいた
神山は早速鉄板焼きをはじめ野菜や魚介類を焼き始めた
食が進み牛肉を焼く時に神山は塩コショウと肉の温度にこだわり
焼き始めると美味しそうな香りが漂い始めた
祐子はフランスパンをスライスして準備をした
ステーキが焼きあがると
「わぁ~美味しそう」
「頂きま~す」
3人はナイフとフォークを使い上手に食べると
「わぁ~美味しいわ ねえカトリアーナ」
「ええ ホテルより美味しいわ 神山さん上手よ」
神山自信も一口食べると上手に焼けたと思った
4人は良く食べておしゃべりをした

ステーキを食べ終わるとみんなでガーデンの後片付けをして
スタジオのソファーで寛いだ
話はゴルフの話しになりカトリアーナが
「ねえ このトトカルチョってほんとに信じていいの」
「そうね 本人のコメントだから半分は当っているわね」
「そうなのね 私と桜川さんが普通の丸で田所さんが二重丸ってなに?」
「そうか カトリアーナはまだ見た事がないんだね」
神山はカトリアーナに分りやすく説明した
二重◎は本命で本人のコメントや状況からして優勝するのに一番近い人で
普通の○は優勝に近いが2位にくるであろう実力や状況の人
このトトカルチョは1位と2位を当てるゲームなのでこの丸印を信じるか
自分の考えや勘を頼りに1位と2位を決めるか
三角印はもしかしたら1位か2位に来るかもしれない人に付けられていた
白い△印は黒い▲印より上位と考えていいと思う
しかし競馬や競輪など公共賭博でもこのように本命 対抗 穴など
印が付けられているが印どおりに決まった場合は配当金が少ない場合が
多く 無印どうしの1位と2位で決まった場合は結構高額な配当金と
なる事が多い
「そうすると 私が1位か2位に近いと言う訳ね このメンバーだと」
「そうそう ところでどう調子は?」
カトリアーナは考えて
「いいけど でも優勝のスコアはどの位かしら 私88と申告したけれど
あくまで平均だから でも今の調子は良いわよ」
「そうするとカトリアーナが1位か2位にくる可能性は高いんだ」
由紀枝と祐子が
「ふふふ 楽しみね 私たちは自分から買うわよ





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2012年9月18日火曜日

Vol.801 紫陽花 -5-50



アルタの内藤様がうちの椿にFAXされたのが間違ってフロントにきたの
それでホテルの女の子は貴方のファンが多いからみんな大騒ぎよ」
「うん由紀枝から聞いたよ それで椿さんの所には届いたのかな
だって肝心な人に届かないとねえ」
「ええ 大丈夫よ すぐに電話をしてFAX番号を
お知らせしたと報告を受けたわ そうそう由紀枝さんだったわ」
「そうか でも頑張りましょう お互いに」
「私もアレックスのウェアやシューズを買って練習したわよ
いいわね 振りぬきやすくて」
「おいおい 亜矢子も練習したの 参ったな」
「もう一つ驚くわよ 車も買ったのよ スポーツカーじゃないけど
ほら母親を乗せるのにタクシーより自分の車の方が良いでしょ」
「そうすると次はマイホームだね」
「ええ 今 土地を探しているわ 例の不動産屋で
いい土地が有ったけれど会社の目の前ではねえ 又 探しているわ」
「わかった 決まったら連絡を下さいね」
「ええ 勿論よ」
「では」
「ええ 明日が楽しみね」

神山は電話を切ると祐子に
「ごめんね 長話しで さあ地下で食材を揃えよう」
由紀枝達が歩くとモデルが歩いているようで男性客が振り返ったりした
3人は楽しく話をしながら店内を歩いていると
由紀枝が時々立ち止まるり そこで又 話が盛り上がった
男性店員がにやにやしながら近づき説明をすると3人は急にフランス語や
英語で質問したり男性店員を色々と試していた
神山は何も答えられない男性店員に
「今 彼女が君に聞いたのは どんな物をプレゼントしたら男性は喜ぶかと
聞いていたんだよ」
「はあ~ そうだったんですか すみません」
神山は由紀枝やカトリアーナにフランス語で
「早く食材を買いにいこうよ お腹がすいた」
由紀枝達はニコニコして頷くと神山の両脇に抱きついて歩き始めた
地下で食材を買うと神山の止めた駐車場まで歩き蒼いBMWに乗った

赤坂のスタジオに着くと由紀枝が驚いて
「凄いところに住んでいるのね 神山さんも祐子さんも へぇ~」
3人は玄関で降りると神山は蒼いBMWをガレージに仕舞った
祐子が由紀枝とカトリアーナをゲストルームに案内をすると由紀枝が
「ねえ こんなに広いとお掃除が大変でしょ」
「ええ でも2週間に一回大掃除があって会社の方でしてくれるのよ 
だから私は普段神山さんが使っているお部屋だけよ」
「へぇ~ でも大変よね」
3人が話しているので神山が部屋を覗くと
「わぁ~ いやだ~ 覗いてる~」
「ほら そんな事していないだろう 話はあと 部屋着に着替えてほら」
3人は祐子が用意した部屋着を考えていたが祐子が
「ねえ神山さん 早く下で準備して 見られていると着替えられないでしょ」
神山は部屋からでるとスタジオに出したバーベキューセットをガーデンに
もっていき組み立てをした
中々下りて来ない3人組はそのままにして神山は冷蔵庫からビールを出して
タバコを吹かしながらビールを呑んだ
タバコを吸い終わると3人が一緒にお揃いの格好で現れた

神山のトランクスにTシャツ姿で神山にお尻を向けてプリプリ振ると
「ごめんなさ~い これから仕度をしますね」
神山もキッチンに行くとお皿や食器類を運び手伝った
カトリアーナは神山に
「ノーパンって気持ちいいわね ふふふ 触ってみる」
「もう 駄目 今は 他の2人に怒られるよ」
カトリアーナは神山の手をトランクスの裾から入れて秘所に触らせると
「どう変でしょ 普段ショーツが有る所に無いのって ふふふ はいお終い」
神山はもっともと思っているとやはり由紀枝と祐子から
「もう なに悪戯しているの すけべ」
「そうよ すぐにそうやって手を出すんだから 変態」
神山はしまったと思ったが遅かった
「さあ 神山さん早く焼いてね お願いしますよ変態さん」
「あのね 変態と呼ばないでくれよ ごめんなさい 謝るよ」
由紀枝と祐子は再び楽しく話がならキッチンに戻るとカトリアーナは
「さあ 私もビールやコップを持って来るわね」
神山はカトリアーナのお尻を軽く叩くとカトリアーナが大きい声で
「わぁ~痛い わぁ~叩かれた わぁ~へんたい~」
「こらカトリアーナ もう」





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2012年9月17日月曜日

Vol.800 紫陽花 -5-50



「そう ごめんなさい じゃあ伝えてください
各クライアントのスケジュール全てOKですって」
「はい 分りました
神山さん 各クライアントのスケジュール全てOKとの事です」
「うん 分りました それで今夜来れるか聞いてくれる バーベキューも」
「はい 分りました
洋子さん 神山さんは了解ですよ それで今夜来れるか聞いていますが」
「そうね お泊り出来ないから止めておくわ」
「はい 分りました
神山さん 洋子さんお泊りが出来ないからキャンセルです」
「うんわかった 17時前にはお店に行くと伝えてくれるかな」
「はい 分りました
洋子さん カトリアーナの買い物で17時ころにお店に行きますが、、、」
「は~い 分りました その時間まで待っています それでは」
「はい 分りました 失礼します
神山さん 洋子さんその時間まで待っていますって」
「うん ありがとう」
神山はスピードを上げるとすぐに渋谷につき首都高の銀座で下りた
3人を次長室が入っているビルの前に降ろすと神山は駐車場に車を止めた

由紀枝達の場所に向う時洋子に電話をした
「先程はどうも 運転中で 今着いたよ クライアントの件ありがとう」
「まあ 早いわね」
「来ないか バーベキュー」
「ええ でもねえ」
「そうか それに明日泊まりだからね」
「ええ 色々と有るんですよ ほら日曜日もお泊りでしょ 山脇絵美さんと」
「そうか そうすると土曜日はどうする?」
「ええ お泊り出来るわよ」
「そうしたら 亜矢子と由紀枝も家に来てもらって日曜日早くに
ホテルまで行けばいいか」
「そうね でも貴方が大変よ」
「わかった 亜矢子に電話で確認するよ ところで何か有った」
「いえ そうそう例のととかるちょ 本社で大変よ
貴方からみんな買っているわ 絶対に神山さんだって」
「うん 今日練習したら280y飛んだよ だからもしかすると」
「へぇ~ 280yも」
「うん そうしたら今日は上がって明日は普段どうりで良いよ」
「は~い 分りました 早速練習しようかな」
「うん お願いしますね」
「は~い 分りました」

神山は由紀枝達と一緒になると
「さあ カトリアーナ買いにいこう」
4人はお店に入りゴルフ用品売場に行くと由紀枝が
「わぁ~ 凄いわね 東京の百貨店って 綺麗で大きいくて」
「そうか由紀枝は 初めてか」
「ええ 小さい時にきているけれど忘れたわ」
容姿端麗な由紀枝達が仲良く話しながら売場を歩き回っているので目立ち
買い物客や他の売場の店員が見とれていた
神山がカトリアーナに
「由紀枝や祐子もアレックスのウェアで揃えたよ いいでしょアレックスで」
カトリアーナは頷くとポロシャツやスカートなど選びシューズや
ゴルフグローブ ソックスなど小物まで選びカウンターに持っていくと
店員が神山に
「次長 現金でしょうか」

神山は商品券で30万円を支払い清算し亜矢子に電話をした
「亜矢子です こんにちわ」
「やあ 元気?」
「ええ どうしたの?」
「うん ゴルフが終ったら家に来れるかなと思ってさ
日曜日は僕がホテルまで送るし どう?」
「わぁ~ 凄いわね でもねえ 由紀枝さんは?」
「いや聞いていないよ 亜矢子が先さ」
「嬉しいけれどパスをしますね ほらゴルフが終って急な呼び出しの事を
考えると落ち着かないし 由紀枝さんは良いわよ」
「そうか わかった ごめんね」
「いいの それより明晩は部屋に着てね だから由紀枝さんと一緒にしたの」
「やはりそうか 僕もそうだと思ったんだ ありがとう
では20日の夜は無い事にしよう」
「ええ ありがとうございます どう練習した」
「うん 280y飛ばしたよ」
「へぇ~ 凄いわね そうそう貴方の人気が凄いわよ





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2012年9月16日日曜日

Vol.799 紫陽花 -5-50



「わぁ~嬉しいわ ねえ神山さん見た まっすぐよ」
神山はニコニコし頷くと由紀枝と祐子はまっすぐな球筋を打ち続けた
「どうですか お客様は」
神山も頷いて
「じゃあ 見て頂こうかな」
由紀枝と祐子が見てるなか素振りを何回かするとボールをセットし
ドライバーを振りぬくとボールは凄い勢いで飛び出し低い弾道で
まっすぐに飛び280yのネットまで飛んだ
神山のボールを見たレッスンプロが
「済みませんでした 凄いですよ 今度教えてください
私も毎日練習していますがあの280yのネットに届きませんよ
それにしてもいい弾道ですね」
「いやいや 彼女達に教えている事を聞いて実践しただけですよ」

レッスンプロが神山のクラブを見ると
「わぁ~ お客様もアレックスの新モデルですか 凄いですね
済みませんが ドライバーで1球だけ打たせて頂けませんか」
「いいですよ どうぞ」
レッスンプロは神山から木の1番クラブを借りると打席に入った
何度か素振りをするとボールをセットしドライバーを振りぬくと
神山と同じ様に低い弾道でまっすぐに飛んだが280yのネットには
届かなかった
「ありがとうございます やはり届きませんでした」
「でも 僕より球筋は良いと思いますよ 後はヘッドスピードでしょう」
「ありがとうございます 勉強になりました」
レッスンプロは3人に丁寧なお辞儀をすると別のお客の所に向った

由紀枝と祐子は
「神山さん 凄いわね 280yのネットですもの」
「まあ まぐれだよ 由紀枝と祐子のレッスンが役に立ったよ ははは」
3人は再び練習を再開すると由紀枝も祐子も安定した
ボールを打てるようになりアイアンでもきちんと打てた
神山が由紀枝と祐子に
「アイアンはピンポイントに落とせるように練習するといいよ
5番アイアンなら160yのところに落とすとか
後は自分のクラブが何ヤードなのか覚える事だね」
由紀枝と祐子は練習課題を意識して取り組んだ 
神山も力の加減を変えながら打つ事によって現状の飛距離を確認した
集中し練習をしているとすぐに12時なり神山が由紀枝と祐子に
「そろそろお昼にしようよ」
「わぁ~ もうそんな時間?」
「そうしましょう 早いわね」
3人はレストランに入ると由紀枝と祐子はカツどんとサラダを注文し
神山はカツカレーとサラダと生ビールを注文した
サラダと生ビールが先に運ばれて乾杯すると神山が
「ここの練習場をでて由紀枝の部屋に寄ってカトリアーナを拾って
それから東京だけど カトリアーナと15時か16時と約束をしている
だからここを2時ころに上がりますよ」
「わぁ~ そうしたら時間が無いわね」
「そうね でも1時間あれば充分練習できるわよ」
「ねえねえ祐子さん 明日も練習しましょうか」
「いいわよ すぐ近くよ」
「お二人さん 明日は4時には家にいて出掛けられるようにしてね」
「は~い 分りました」

神山達3人は蒼いBMWでカトリアーナがいる伊豆山ホテル スキエに向った
乙女峠のトンネルを抜けると芦ノ湖を経由し伊豆山のホテルに着いた
玄関で待っているとカトリアーナがゴルフバッグを担いできて神山に
「わぁ~お久しぶりです あら祐子さんこんにちわ あら由紀枝さん
こんにちわ お元気ですか」
由紀枝と祐子が後ろの座席でカトリアーナが前に座る事になった
「さあ これから東京でカトリアーナの買い物をしてそれから戻ろう」
「夜はどうしますか」
「バーベキューでもしようか そのほうが食べられるし どうみんな」
「ええ 落ち着くしそうしましょうよ」
神山は車を出すと山を下り国道から有料道路に入った
東名高速に入るとスピードを上げ女性達が喜び歌を歌い始めた
神山が運転していると携帯電話がなりだしポケットから取り出し
洋子と分ると祐子に携帯電話を渡し
「祐子 洋子から電話だけど出られないから用件を聞いてくれ」
「はい 分りました
はい神山のですが、、、」
「あら どなた?」
「はい 祐子です 今 神山さん運転中で電話に出られないんですよ」





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2012年9月15日土曜日

Vol.798 紫陽花 -5-50



6月18日 木曜日 快晴
「わぁ~ごめんなさい 寝坊をした~」
「いいよ ほらこっちにおいで」
神山は由紀枝を抱くとキスをして朝日を浴びている乳房にキスをした
「綺麗だ 気持ちが良いよ」
由紀枝は神山の頭を撫でながら肉棒を触ると祐子も目を覚まし寝ぼけ眼で
「わぁ~ おはようございます 早いわね」
今朝一番先に起きた神山はシャワーを浴び缶ビールを持ちバルコニーで
一息したが二人が起きてこないので由紀枝と祐子に
目の周りを化粧品を使って黒くした
「ぎゃあ~ もう なに祐子さん 目の周りどうしたの」
祐子も目を擦り由紀枝の顔を見ると
「わぁ~ 凄いわ 由紀枝さんこそ パンダよ」
二人はベッドから飛び起き急いで化粧鏡を見て顔を見合わせ笑った
「もう 神山さん 悪戯ばっかりして」
祐子が由紀枝のおへそを見るとへのへのもへじが書かれていて
「まあ こんな所にも いやね~」
「あら ほんと もうルージュはここに使わないのよ もう」
二人はお互いのお腹と顔をみて笑いだしシャワー室に入った
神山は昨夜二人に降参をして寝てしまった
どうしても気分が収まらなかったので悪戯をした
なんとか気分を収めた神山だったが由紀枝と祐子は反撃の手を考えていた
二人が出てくると神山は
「由紀枝 ゴルフ場でモーニングを食べようよ」
「ええ 良いわよ ねえ祐子さん」
3人は仕度をして部屋を出るとマーチでゴルフ練習場に向った

由紀枝は受付けでメンバーカードを見せると神山と祐子にも
メンバーカードと同様のカードが渡された
3人は先にカフェに行くとサンドイッチやサラダを頼み朝食を摂った
食べ終わりカウンターで清算すると神山は
「3人であれだけ食べて1500円だよ 安いよね」
「A会員の特典ね よかったわ」
ここは2階建てで3人は2階の打席を選んだ
ここの練習場は150y位まではフラットでそこから緩やかな
打ち上げになっていた
球筋を見るには絶好のロケーションで神山は気に入った
神山は仕度をしたが椅子に座り由紀枝と祐子の球筋を見ていた
由紀枝も祐子も良く飛ばしていたが球筋がぶれ狭いフェアウェイが
コースだとラフに捕まるボールだった
暫くするとここのレッスンプロが神山のところに来て
「どうでしょうか お二人のレッスンは」
「う~ん そうですね お願いします」

神山は由紀枝と祐子の練習を止めさせると
「さあ レッスンプロが教えてくれるからね こつを掴んでね」
二人は打席から戻るとレッスンプロの話を聞いた
全体の流れは良いもののインパクトの時に膝が左に逃げるので曲がると
言われ その逃げ方がばらばらだから球筋が定まらないといわれた
「ですからインパクトの時に大根を膝で挟むように少し力を入れてください」
由紀枝と祐子が顔を真っ赤にして俯くとレッスンプロが
「どうしたんですか 出来るでしょ 力を入れる事は」
俯いたまま由紀枝が
「男根をどうやって挟むんですか あんな細いのを」
「えっ 男根 えっ、、、」
今度はレッスンプロが顔を真っ赤にして俯き二人に
「あの~ 男根じゃなくて 大根ですよ」
由紀枝と祐子は顔を見合わせて笑うと
「な~んだ つまらないの 大根だったの ふふふ」
レッスンプロと神山も大笑いして和やかにレッスンが始まった

ゴルフクラブを見ると
「わぁ~ 凄い いいクラブですね これだったら良く飛びますよ
さあ 僕が後ろで支えますからボールを打ってください」
レッスンプロは由紀枝の腰周りに触らないように手を構え打たせた
インパクトで腰が変な動きをするとレッスンプロの手に触れていた
「先程言いましたように打つ瞬間だけここに力を入れてください
力を内側に移動する感覚です」
由紀枝は再び打つと素晴らしく綺麗な弾道でまっすぐに飛んだ
「わぁ~ 凄いわ あんなに飛ぶのね」
「ええ 250yは出ていますよ 普通の男子と同じですね 凄い」
由紀枝はこつを掴んだのか続けてまっすぐを打てるようになった
「さあ それではこちらのお客様 先程の方と同じ様に打ってください」
祐子も何度かフォームをチェックされるとまっすぐに飛ぶようになり





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2012年9月14日金曜日

Vol.797 紫陽花 -4-49



神山は夫婦の会話が分ったが由紀枝と祐子には分らなかった
3人は生ビールのジョッキをカチ~ンと合せて乾杯をした
再びゴルフの話しになると真中の神山が邪魔になり由紀枝が
「ねえ神山さん 席を替わって 祐子さんとお話が出来ないのよ もう」
「わかったよ もう ゴルフの話しばかりで」
「でも 火付け役は神山さんでしょ ねえ祐子さん」
「そうよ 私はスイミングスクールにいくと言って水着を買ったのにね」
神山はそこまで言われるとなにも言い返せなかった
「どうしたの神山さん 仲間外れで可哀相ね 私がお相手しましょうか」
「まあ でもよく話すね ほんと」
「仕方ないわよ ひょっとして同い年?」
「良く分るね」
「だって人生50年よ それに私だって女よ」
「そうか そうすると僕はまだまだ勉強不足だね 分らないもの」
「そのうちに分りますよ そうしたら向こうのお部屋に行く?」
女将は目を潤ませ神山に迫ったが神山は
「だって 大将と仲直りしたのに不味いでしょ」
「大丈夫だよ ちょっとだけ貸してよ」
神山は女将にそのうちに温泉に誘うからそれまで我慢してと言うと
「本当だよ 待っているからね 厨房も連れて行くからね 3人よ」
「わかった 必ず電話をするよ」

神山は何とか難関を切り抜け安心をしていると大将が
「神山さん お願いしますよ 次回の休みはあの3人で決めるんですよ」
「えっ そんな 大将が決めているんじゃないの」
「ええ 実は女将が決めているんですよ 面目ないですが」
「分りました なるべく早い時期にしますよ」
「済みませんね 変なお願いをして」
「でも それで夫婦円満ならいいじゃないですか ねえ」
大将はテレ笑いをした
神山は由紀枝に
「ねえ 頼むよ 仲間に入れてくれ」
「ふふふ 寂しいでしょ いいわよ どうぞ」
由紀枝は席を替わると再び祐子と話を続けたが時々神山にも話を振った
神山は最初から仲間に入れて欲しかった思った
由紀枝と祐子は大トロや中トロを美味しいといい食べ満腹になると
「久しぶりに食べたわ 祐子さんと一緒だと良く入るわ」
「私もよく食べたわ」
神山が清算しようとすると女将がフルーツを持ってきて
「はい お嬢さんたちお食べ」
二人はニコニコして器のフルーツを食べた
神山は女将にお会計を頼み
「今日は1万2千円です」
「いいの 安いよ」
神山は1万5千円渡し
「おつり無しで良いよ 女将ご馳走様でした」

3人は大将と女将に挨拶をして出ると夜風が気持ち良かった
「わぁ~ここの風って都会と違って気持ちが良いわね」
「そうでしょ 夜は冷房を入れなくても全然平気よ」
「いいわね~」
由紀枝の運転で部屋に戻ると祐子が
「楽しかったわ お腹も一杯よ」
「ふふふ 祐子さんよく食べたもの」
「いやだ~ 又 太るわ」
由紀枝と祐子は楽しく話しているので神山はソファーで寛いだ
「ねえ 神山さん そろそろシャワーを浴びましょうか」
「うん ねえ由紀枝 あそこのゴルフ練習場は何時から」
「ええ 8時からよ」
「そうしたら早く寝て朝早くいこうよ」
「私たちは良いけど 早く寝られる? 二人いるのよ」
神山はトランクス姿で浴室に行くと湯船に湯を張り準備をした
「お~い 先に入るよ」
「どうぞ~ すぐにいきます」

神山はシャワーで簡単に体を洗うと湯船に浸かりジャグジーをいれた
ジャグジー用のソープを入れると泡が見る見るうちに神山の前に山を作った
二人が入って来ると由紀枝と祐子が神山に背を向け
体や秘所を良く洗いシャワーで流すと神山の両脇に座った
「ねえ神山さん こやっていると気分が良いでしょ」
「それは最高さ うんさいこ~う」
神山は二人の白く形のよい乳房を愛撫すると気持ちも良かった
今夜は珍しく浴室でのSEXが無く由紀枝と祐子は先に上がった
神山も充分汗を流しあがると由紀枝と祐子はタオル地のトップと
パレオの格好でソファーに座り寛いでいた
「格好いいね どうしたの」
「自分で作ったのよ 先日スーパーで大きなタオル地が100円で
売っていたから纏めて買って来たの」
「へぇ~ ミシンは」
「ミシンも買ったわ でも余り複雑な機能を持っていないミシンをね」
「へぇ~」
神山が驚いているので二人は立ち上がるとスカートを取り神山に見せた
「ほら 簡単でしょ ここに紐を付けているだけよ」
「わぁ~ おけけが見えているよ もう」
「ふふふ いいでしょ どうこうやって見ると」
神山はバスタオルを巻いた状態で肉棒が大きく変化してきて
「うん なかなかいいよ でもビールを呑もうよ」
「ふふふ ねえ貴方のも作ったわ」
由紀枝は神山のバスタオルを取ると肉棒が天を向いていたので
祐子がキスをし由紀枝が男性用パレオを神山の腰に巻いた
丁度膝くらいの丈でタオル地もバスタオルより薄くて気持ちよかった
「なんか ミニスカートみたいだけど すうすうして気持ちが良いよ」
「トランクスよりこちらの方が良いと思うわ 夏はね」
3人はソファーでビールを呑み寛ぐと由紀枝と祐子がソファーを立ち
寝室で話をし暫くして神山の前に現れると
「おいおい 凄いね さあベッドにいこうか」
由紀枝と祐子は由紀枝が持っているセクシーなランジェリーを着て
神山をベッドに誘った
ベッドに寝かされた神山にセクシーな二人が絡み合い神山は
「由紀枝 祐子 さいこ~う」
「どこまで持つか楽しみね ふふふ」






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2012年9月13日木曜日

Vol.796 紫陽花 -4-49



祐子は組合せを見ながら
「この組合せは神山さんが考えたんですか」
「うん どうして」
「ええ 凄く良く考えてあると思ったの」
「ははは 別に考えなかったよ 鉛筆ころがしさ」
「まあ」
実際は神山が悩み考えた組合せだった
男性群が優勝出来ないよう何日も考えた結果だった
話していると御殿場ICに着き まだ早かったので御殿場の百貨店に寄った
ゴルフ売場に行くと神山は由紀枝に電話をして
「やあ 早く着いたから百貨店にきている」
「わぁ~はやい~」
「それで ゴルフの手袋とかソックスはどうしたの」
「ええ 昨日買いましたよ 大丈夫よ」
「分りました では買い物が終ったら向いますよ」
「ええ 6時丁度に出られるわ お願いしますね」
携帯電話を切ると祐子に
「忘れ物はない?」
「ええ 大丈夫よ 明日はTシャツとスパッツでいいし ソックスだけ
余分に買おうかな」
神山は自分のソックスとゴルフグローブや由紀枝と祐子のソックスも買い
ギフトカードで清算した

丁度18時を廻ったので神山は蒼いBMWで由紀枝のマンションに向った
駐車場に着くと由紀枝のマーチも丁度駐車場に入ってきた
「わぁ~お帰りなさい いらっしゃい祐子さん」
「やあ 連れてきたよ さあ部屋で少し休んでから食べにいこうよ」
「は~い 分りました 祐子さん どう練習した」
「ええ 気持ちよく振れたわよ」
「ふふふ 実は私も昨夜練習したのよ 楽に振れていいクラブね」
「おいおい 由紀枝も練習したの 参ったな」
「ねえねえ聞いて あのととかるちょ アルタの内藤様からFAXがきたの
それが支配人のところじゃ無くてフロントに着たから大変よ
一つは私がゴルフをする事でしょ もう一つは神山さんの人気が
非常に高くて みんな神山さんを絡ませて買っていたわよ」
「えっ それはねえ 不味いよ」
話していると由紀枝の部屋に着き由紀枝は神山にキスをした
由紀枝は変に祐子に気を使うより自然体が一番いいと思う行動をした
「まあ 由紀枝さん 大胆ね」
「ふふふ ごめんなさい でも自然が一番よ いいわよ祐子さん 自然に」
「まあまあ 火花を散らさないように」
「ううん 自然に行動した方がいいのよ 変に気を使うと祐子さんも
変に気を使うわ そうすると余計に可笑しくなるのよ ねえ祐子さん」
「ええ そうね 特に同い年だと ありがとうございます由紀枝さん
私も変な気を使わないわ ふふふ」
「ええ ゴルフも頑張りましょうね」
「じゃあ ビールを呑ませてよ 今日は祐子が隣りにいたから
張り切って運転したんだ のどが渇いたぞ~」
「まあ よく言うわね 自分で取ってくださいね ねえ祐子さん」
「そうよ 私をえさに失礼よ もう」
二人は笑いながら自分達の缶ビールを取り出して二人で乾杯した
「おいおい おいてきぼりかよ もう」
神山は冷蔵庫から缶ビールを出して二人の間に入って乾杯した
3人は笑いながらゴルフの話をした

一息つくと神山が
「じゃあ いこうか」
由紀枝と祐子は良く笑い話していた
マーチに乗ると神山が運転をして御殿場駅前寿司に向うと
二人の話は止まらないで神山も微笑ましく聞いていた
駅前寿司に入ると威勢のいい大将がいつものように迎えてくれて
女将もニコニコして神山に挨拶をした
「今日は いいの?」
「ええ 今夜はここでゆっくり食べますよ」
女将はいつもの調子で鮮魚のおつまみと生ビールを持ってきて神山に
「ふふふ 神山さん あれからねうちのが頑張ってくれているのよ」
「良かったじゃない 夫婦円満で ねえ大将」
大将はテレ笑いしながら
「中トロ刺身 サービス3人前大盛りで頼むよ」
「へ~い 大トロ刺身 サービス5人前大盛り~」
大将が息子に何か言おうとしたが女将が
「そうだよ 頼んだよ~」
大将が女将に小さい声で
「おい いいのかよ そんなにサービスして」
「なに言っているの まだ小さいね ほんと いいでしょ」
「分りました」





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2012年9月12日水曜日

Vol.795 紫陽花 -4-49



「でも これを2台入れるとなると相当広いところですよ」
「大丈夫だよ 僕の所さ」
「えっ 次長の寝室ですか」
「まあ で幾ら?」
「ええ シモンズのベッドは余り引けないんですよ」
「ははは いいですよ 現品というところで」
「本当ですか 1台120万ですが84万で良いですよ」
神山は商品券で164万円で清算すると
「あと 羊毛敷きマットとマットレスカバーも頂かないとね」
課長は在庫の値段を調べると
「羊毛が15万円でカバーが8万円です カバーは2枚付いていますよ」
神山は46万円の商品券を渡した
「そうそう このサイズのタオルケットはありますか」
「ええ こちらです」
神山は4枚購入して12万円分の商品券で清算して
「出来れば明日の18時頃に届けて欲しいのだが」
「大丈夫ですよ 配達前にお電話をしますし」
「うん その日は18時頃まで出かけているんだ」
「きちんと配達をさせて頂きますよ ご不在でしたら再び配達しますよ」
「うん お願いしますね」

神山はそのままGプロの部屋にいき会議を始めた
暫くして神山が最終的なOKを出して来週から各クライアントと
打ち合わせをする事を決めた
「もう 大丈夫ですよ あとはクライアントが何処まで予算を捻出できるか」
「山ちゃん ありがとうございます」
「でも ようやく第一歩ですからね ここからですよ お願いしますね
今日はこれで上がりましょうよ 久しぶりにビアガーデンに行ってください」
神山は佐藤部長にギフトカード10万円分渡し
「うちの屋上でも生バンドが入って賑やかですよ これで呑んでくださいよ」
佐藤部長は
「山ちゃん いつも申し訳ないね ありがとうございます」
神山はGプロを出ると次長室に戻り洋子に御殿場アウトレットの件が
ようやく纏まった事と各クライアントに連絡を取る事を指示した
「打ち合わせ場所はここですか」
「うん ここでいいよ 来週からの平日で連絡を取ってくださいね
それで その仕事は明日からでいいよ 今日はあがろう」
神山は時計を見ると17時を差していた
「わぁ~ありがとうございます」
「僕は明日 休むから お願いしますね」
「スケジュールは私が決めてもいいのかしら」
「まあ 最初は顔合せだから 心配ないよ それに大きいところは
アレックスジャパンだから心配ないよ」
「は~い 分りました そうすると出来るだけ早いほうがいいわね」
「うん お願いしますね 初回は一日一社でお願いしますね
そうだな 希望としては午前中がいいかな」
「は~い 分りました 明日から連絡を取ります」
洋子は神山に挨拶をして次長室をでると神山は祐子に電話をした
「これから出ます」
「は~い 分りました 仕度をして待っています」

神山はホテルの地下駐車場にいくと蒼いBMWで赤坂のスタジオに向った
スタジオに着くと2階の主賓室にいくと簡単にシャワーを浴びて
着替えをすると祐子が神山に抱きついてキスをした
「おいおい いくよ」
「由紀枝さん 大丈夫ですか?」
「うん大丈夫だよ いこう」
二人は部屋の戸締りを確認すると家を出て蒼いBMWに
祐子のゴルフバッグやボストンを積んだ
「神山さんのは積まないの?」
「うん 向こうにもあるよ 大丈夫だよ」
「えっ 由紀枝さんのところにも へぇ~すごい」
蒼いBMWが動き出すと祐子も嬉しくて由貴や桃子の事を話した
神山は渋谷から高速に入るとスピードを上げた
「それで桃子はどうしたの」
「ええ でも最終的には綺麗な弾道で打てるようになったわ」
「ダークホースは祐子か」
「分らないわよ でも今までのクラブより力を必要としないから楽ですよ
変に力むと曲がるから普通に打てば良い所まで飛びますよ」
「うん 洋子も同じ事を言っていたよ 楽だって
男性の旧型モデルだけど同じ事が言えるね」
「あのハンデを見ると男性で有力者は神山さんとジャック位で
でもどこまでスコアが伸ばせるかですね」
「うん 僕が80で廻っても洋子が89で廻れば僕の負けだからね
ちょっときついハンデかな 男性は」





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2012年9月11日火曜日

Vol.794 紫陽花 -4-49



それに よく気がつくメイドもいますから安心ですよ」
山脇絵美はビックリして神山を見て
「メイドさんがいらっしゃる えっ 本当ですか」
「ははは この場で絵美さんの気を引く嘘を言っても始まらないでしょ」
「ゲストルームですか、、、」
「ええ 広いですよ 天気の日は庭の芝生が綺麗でクラシック音楽を
聞きながら朝食を食べると最高ですね」
「芝生のお庭ですか、、、」
「まあ お時間が有る時にお電話を下さい 私も毎晩そこに要るかどうか
分りませんから お願いします」
神山はまだ信じられない顔をしている絵美に携帯の電話番号を教えた
洋子はニコニコして
「山脇さん 本当よ 私もそこで若返っているのよ ふふふ」
山脇はますます分らなくなり完全に神山の世界に入ってしまった
ビールも進み絵美は仕事中を完全に忘れていた

「神山様 私今度の月曜日お休みですが日曜日の夜は如何ですか」
「ええ 全然構いませんよ 時間を教えて頂ければお迎えに来ますよ」
絵美はようやく笑顔になり神山に甘えた
3人が食べ終わると絵美は時計を見て
「あらいけないわ 遅くなったわ」
「大丈夫よ 店長に仕事で呑みましたとお話しすれば
神山も副社長にそう言ったわ 勿論 ビックリしましたけどね」
「へぇ~ 凄い方ですね 分りました ありがとうございます」
神山がギフトカードで清算すると山脇絵美がお辞儀をして
「出来れば今日中にでもお電話します
本日は楽しいお時間をありがとうございます」
「いえいえ こちらこそありがとうございます 洋子も喜んでいます」
「そうよ 山脇さん 同年代の女性として楽しみましょうよ」
山脇絵美はニコニコして二人に挨拶をして別れた
神山と洋子も三山百貨店を後にし次長室に戻った 

「ねえ あなた欲しい」
神山が頷くと洋子はスカートを脱ぎパンストとショーツをさげ抱きつくと
キスをし舌を絡めた
神山もGパンを脱ぎショーツも脱ぐと洋子が肉棒を咥えおしゃぶりをした
肉棒が充分に硬くなると洋子は神山をソファーに倒し肉棒を跨ぐと
ゆっくりと腰を落とし膣に導き入れた
二人は快楽を求めお互いの体を愛撫し一緒に果てた
暫くすると洋子が肉棒を抜くとティッシュで拭い肉棒も綺麗に拭いた
「洋子 気持ちよかったよ」
「私もよ 嬉しいわ」
「2時から会議なんだ 寝かせてください」
「は~い 分りました」
洋子も自分の机でうたた寝を始めた
14時前になると目覚ましがなり洋子が神山を起こした
「洋子 じゃあ頼んだよ」
神山はGプロの部屋に入ると会議を積極的に行った
16時になると神山は
「じゃあ 10分休憩をしましょう」
神山は次長室に戻りタバコを吹かしていると山脇絵美から電話があり
「はい 神山ですが」
「私 三山百貨店の山脇絵美です お昼はご馳走様でした」
「いえ こちらこそゆっくりしてご迷惑をお掛けしました」
「神山様 お言葉に甘えまして今度の日曜日に伺わせて頂きます」
「そうですか では時間は何時頃がいいですか」
「ええ 早く帰れるので5時頃お願い出来ますか」
「分りました それでは5時に南出入り口でいいですか」
「ええ お願いします」
「はい こちらこそお願いしますね」

電話を切ると洋子に
「今度の日曜日だけど泊まれないかな 山脇絵美さんOKだよ」
「ええ 大丈夫よ お仕事お仕事 ふふふ」
「しかし ベッドに5人も寝られないな 困ったな」
「ねえ あそこのスペースだと充分ベッドが置けるスペースがあるわよ」
神山は簡単に間取を書くと
「うん クィーンサイズが2台置けるね そうすると7名から9名まで
一緒に寝ることが出来るよ」
「まあ 元気ね 私はベッドの端で寝るわ」
二人は笑い神山はGプロに電話をすると
「神山ですが 30分ほど遅れます 進めていてください」
神山と洋子は早速寝具売場に行くと既存ベッドメーカのキングサイズが
展示してあり洋子がマットレスの厚さを測ると40cmで一緒だった
神山は大至急欲しかったので課長に話すと快く販売してくれた





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2012年9月10日月曜日

Vol.793 紫陽花 -4-49



神山は次長室に戻ると洋子に
「お昼にしようよ どこに行こうか」
「そうしたら 鰻が食べたいわ」
「洋子 先日オープンした隣りの三山デパートの鰻にいこうか」
「ええ 週刊誌にも取上げられていたわね」
「ギフトカードが使えるのかな」
「まあ でも聞いてみるわね」
洋子は三山百貨店に電話をして聞いてみるとOKとの返事を貰った
二人は歩いてすぐの三山百貨店に向かい7階のレストラン街にいった
平日なのに少し並んでいると神山の知らない女性から声を掛けられた
「神山次長様 いらっしゃいませ」
神山は一応お辞儀をしたが首を傾けていると
「申し訳ございません 私 三山百貨店秘書課の山脇絵美と申します
実は先月号の百貨店ニュースに載っていましたものですから」
「そうですか ありがとうございます 光栄ですね 美女に覚えて頂いて」
「まあ お上手なこと それで本日は手前どもの味調べですか」
「ええ 週刊誌にも取り上げられているものですから はい」
「それは ありがとうございます 私も鈴やさんの
鰻は良く行くんですよ 美味しいのが一番でゆっくり食べられます」
「それは ありがとうございます 後ほど話しますよ 歓びますよ」
「あの お連れの方は田所さんでしょ」
「ええ そうですが、、、」
「まあ 神山様 鈴や様の田所さんと言えば私たちの憧れでしたよ
入社が一緒でなぜか鈴や様の田所さんが有名になりましたよ」
それを聞いていた洋子が
「そうすると貴方が三山の才女と言われた山脇さんですか 始めまして」
「ええ あの頃は各百貨店に有名な女性がいましたけれども 今は、、、」
「山脇さんがうちの洋子をご存知なら一緒にどうですか 楽しそうですね
僕は聞き役に廻りますから 現役時代を楽しんで下さいよ ねえ洋子」
「ええ 私は構わないけれど どうですか山脇さん」
「宜しいのですか お邪魔をして」
「まあ これも何かのご縁でしょ 20年前を、、、違った 18年前を
語り合ってくださいよ」
「もう いつもこれですよ どうぞ」
3人は店員に案内されると神山は普段どおりにビールとおつまみを注文し
「まあ 神山様はお昼からビールを呑まれるのですか」
「ええ ガソリンですよ でも程ほどですよ」
話しているとビールをおつまみが来て神山は山脇に勧めると躊躇したが
「絵美さん 鈴やの神山に強引に呑まされたと いいなさいよ ねっ」
神山は山脇絵美にウインクをしてグラスに注ぐと3人で乾杯をした
二人は懐かしそうに昔の話をしていた

田所洋子と同期入社で催事課の斉藤由香里の話も出た
神山は昔の銀座はそれなりに女性が頑張って暖簾を
守っていた事を痛感し感謝した
神山は山脇絵美を観察するとまだ独身だろうという事がなんとなく
感じられた事と もしかして処女ではないかと思った
端正な顔つくりは洋子と似ていて美人で美しく綺麗だった
サイズは制服を着ているからはっきりと分らないが
ブラウスのボタンが弾けそうで乳房が可哀相だった
そんな事を考えていると絵美から
「そうなの 私もまだ独身なのよ いやね
若い子にはおばさん扱いされるし店長からは口煩いと言われるし」
「そうよね 今まで一生懸命働いた証なのに誰も評価をしてくれないわ」
「そうそう そうなのよ もうお前は要らないって でもね 悔しいわよ
はっきり言って 私たちのお陰で今が有ると思うわ」
「ええ 私もそう思っているわ でも若い子には分らないわね」
「寂しいわね 本当に」
「嬉しいわ 同じ様な境遇で悩んでいる方とお話が出来て」
「私もよ田所さんはでも今は神山様の秘書でしょ
そうすると 私と環境が違うでしょ」
「そうよ 若い子と一緒になって楽しんでいるわよ」
「でも 若い子って 二人なのに どうして?」

洋子は言葉に詰まっているので神山が
「まあ 僕のお友達ですよ 洋子も若返り
元の部署からも羨ましがられていますよ」
「そうなの ほんと羨ましいわね 私も誰かいないかしら
このまま年を取るより 田所さんのように楽しみたいわ」
神山は洋子の顔を見るとOKサインを出しているので
「絵美さん 定休日も同じですし時間を作って見ますよ
宜しければ私の家といっても借家ですがバーベキューでも如何ですか
勿論 翌日がお休みの時のほうがいいと思いますがね
あっ ゲストルームがありますからご心配なく





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2012年9月9日日曜日

Vol.792 紫陽花 -4-49



それからね ピチピチギャルズがウェアを選び これもあった方が
良いといってね 人数分買いました」
神山はサングラスとサンバイザーを洋子に渡した
「よかったわ 買おうと思っていたのよ 助かったわ」
「由貴と桃子 祐子がそのサングラスとサンバイザー姿で売場を
歩いていたからゴルフの課長が どこのモデルさんですかって いってたよ」
「まあ そんなに格好良くきめて来ていたの ふふふ ギャルズね」
神山はととかるちょを簡単に作り洋子に見せると
「まあ 私が本命で対抗が亜矢子さんとカトリアーナね
そうねハンデを考えると男性の優勝は難しいわね 面白いわね」
「早速 作って流してくれるかな」
「ええ うちはどうするの?」
「おじ様に見つかると どうだろうか?」
「ふふふ 先に直接渡せば 大丈夫ですよ そのうち広まるから」
「任せるよ お金の回収は頼んだよ 口数と現金ね」
「ええ 任せて」
洋子は早速パソコンでととかるちょを製作し関係するところにFAXした
内容は
【 どんどん投票してください 一口500円
1位と2位の枠を予想してください 連勝複式です
選んだ2枠の中からから1位と2位が出れば 払い戻しゲット

1枠 ◎田所洋子 M 10 普段の調子なら優勝もあり

2枠 ○桜川亜矢子M 10 復活なるか 調子よければ優勝か?
▲アレックスJr 0 奥様出産近し!集中できるか

3枠 △小谷美佳   16 実力発揮できるか?ハーバード魂
田中幸三    0 先輩の意地を見せられるか?果たして
△篠原涼子   16 ハーバードで鍛えた腕 復活するか?

4枠 △高橋幸一 M  0 距離短いコース まっすぐ行けば勝機有り?
▲ナタリー   20 コースは2ヶ月ぶり
▲ジャック M  0 夫婦で頑張るか?プロ並の弾道通用するか

5枠 ○カトリアーナ 13 若さで勝負 スポーツ万能
△安田桃子   19 アイアンショットはプロ並?

6枠  庄司由紀枝  17 曲げなければ勝機あり?久しぶりのプレー
浜野由貴 M 19 学生時代アイアン得意 果たして?

7枠  靑山祐子   17 暫くプレーをしていない どうか?
   内野誠二    0 池ポチャ病克服したか?ハンデがキツイ?

8枠 ▲神山龍巳    0 調子まあまあ 優勝できるか?ハンデ克服?

尚 予想は独断と偏見でつけました
投票は都合により19日15時までとさせて頂きます 
氏名後ろMマークの方が最終回収者とします    】

神山はGプロの部屋に行くと佐藤部長に渡し
「佐藤部長 お願いしますね 本社に流してください
くれぐれも警察に見つからないようにお願いしますね」
「楽しいですね この寸評は信じていいんですかね」
「まあ 半分はOKですよ 本人から聞いていますからね」
「なるほど 早速本社に流しますよ それで高橋課長に渡せばいいですね」
「ええ そうです お願いします
孝ちゃん 勝手に決めたけどお願いしますね 現金回収」
「了解 もう1位は田所さんで決定ですよ 前回も凄かったし
対抗の桜川さんとカトリアーナさんが分らないな」
「うん 桜川さんもしているしカトリアーナもプレーを続けているよ
そこにも書いたけれどスポーツ万能だね」
「山ちゃんはどうなの」
「だって この間の80でもう駄目だよ一杯さ 田所さんが90で
廻るわけ無いでしょ そうすると女性の実力者 桜川さんか
カトリアーナが対抗で出てくるね」
「そうか 男性の優勝は難しいか」
「まあ孝ちゃん 自分からは買っておいたほうがいいよ まさかがあるしね」
「うん でもねえ 女性の実力者が3人も居るとどうだろうか」
「そうね でも諦めないで だって距離が短いから大丈夫ですよ」
「そうですね まあ頑張りましょう」
「そうしたら 今日は14時から会議でいいかな」
「了解 それまでにデザインを揃えますよ」
「お願いします」





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2012年9月8日土曜日

Vol.791 紫陽花 -4-49



「ごめんなさい 神山さん 現金でないと社内処理が出来ないんですよ」
「そうか そうしたら洋子さんに行って貰うけど本社でいいの?」
「ええ 私のところに用意しておきます
でも神山さんがそれだけするのだったら私もポロシャツやウェアーを
用意しますよ」
「でも サイズがあるでしょ どうする?」
「う~ん そうですね いい考えが浮かびましたよ
会場で目録を渡し 鈴やさんで商品を選んで貰うのですよ
それだったら出来ます
ポロシャツの目録を持ち売場で商品に変えて貰うのです
これだったら営業に早速話をしておきますよ どうですか」
「うん ありがとう 提供できるウェアーのリストを下さい
それと目録は格好いいのを作ってね」
「ええ 大丈夫ですよ 宣伝に話せばすぐに作りますよ
大体男性3セット女性3セットでどうでしょう」
「うん 男性はいいとしても女性の3セットはどうかな
出来れば5セット欲しいな」
「OK そのお金は早速社内処理をして目録を作ります」
「ありがとう ではすぐに洋子さんが行きますからお願いしますね
それから アレックスJr 
19日だけど5時にはホテルに着いて寛いでくださいよ
前夜祭は7時ころから始めますから
部屋割りも決まっていて僕と一緒だよ」
「ありがとうございます 私たちはお昼で仕事をきりあげ
ご飯を食べてから行きますよ 多分5時には着きますよ」
「了解です では」

神山は電話を切ると洋子に事の成り行きを掻い摘んで説明して
「960万円は軍資金から出しておいて」
「ええ 分りました」
「それと 包装紙は出来ればアレックスジャパンの包装紙がいいな」
「なかったら鈴やでも仕方ないわね」
「うん しかし400万円だって どんなクラブだろうね」
「ほんと でもうちの店には置いてないわね」
「多分直営のショップ販売だと思うよ」
「では 行って来ますね」
「うん フェアレディーZで大丈夫ですか?」
「ええ Zでいきます」
「気を付けてね」
「は~い 分りました」
神山は洋子が出ると10時30分前だったのでゴルフ用品売場に向った
売場に行くと由貴と桃子 祐子が楽しそうに話をして神山を待っていた
「わぁ~きたきた もう 遅いぞ」
「ごめんごめん でも早かったね」
3人の女の子はそれぞれにスカートやポロシャツ シューズを既に
選んでいて祐子が
「神山さん 出来ればポロシャツを2枚買いたいの」
「うん いいよ あとグローブもアレックスで揃えていいよ」
そう言うと3人はソックスとかゴルフグローブなど選び始めた
3人はサングラスやサンバイザーなど7名分買ったほうがいいと言い
合計で160万円を商品券で支払った
「どうだい 少し早いけど食事に行かないか」
「ええ とても嬉しいけど 練習場にいきますね
由貴さんと桃子ちゃんと一緒にホテルの近くにあるから行ってきますね」
「そうだね シューズを慣らした方がいいからね
そうだ 祐子 今日5時には戻ってくれ 由紀枝のところに行く」
「わぁ~嬉しいわ ありがとうございます」
「出来れば あの二人には内緒がいいな」
「大丈夫ですよ ご安心下さい 話しませんから
それでは ありがとうございます」

神山は3人を見送るとゴルフ売場の課長が神山に
「次長 どこのモデルさんですか」
「ははは 素人だよ でも後で話して置きますよ 歓びますよ」
神山は残ったサングラスやサンバイザーを持って部屋に戻ると洋子が
「あなた 素敵なゴルフクラブよ」
神山はクラブセットをみてドライバーを取り出すと軽く振った
「わぁ~ 少し硬いな でもこのくらい硬くないとプロやハイアマに
通用しないのだろうね」
「女性用はどう?」
神山は女性用をもドライバーを振ってみた
「これも少し硬い感じがするけれでも いいと思うよ」
神山は洋子に渡すと洋子は軽く振ってみると
「そうね 先に頂いたクラブより硬いわね でも飛びそうね
そうそう はい領収書よ」
「うん 不要だけど 洋子 どこかにファイルしておいて





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2012年9月7日金曜日

Vol.790 紫陽花 -4-49



「感心するね 早くて正確だよ」
【 第1回 神山杯 ゴルフ競技会
この度 日頃お世話になっているメンバーを集めゴルフを楽しみたく
6月20日に御殿場カンツリー富士コースで競技会を行います】
【 賞金総額(ギフトカード)500万円 
優勝 150万円  2位 85万円  3位 57万5千円
優勝副賞としてダイヤモンドペンダントトップ 700万円
2位副賞としてダイヤモンドペンダントトップ 300万円
3位副賞としてダイヤモンドペンダントトップ 200万円
その他 ニアピン賞 ドラコン賞など金貨の景品などなど】
【   組合せとハンデキャップ
H              H                   H              H                           H
1組 田所洋子 10 桜川亜矢子  10  アレックスJr0  田中幸三  0
所属  S        GGI         AJ         A

2組 ジャック   0 内野誠二     0  小谷美佳   16  篠原涼子 16
所属  AJ        A          A          AJ

3組 高橋幸一  0 カトリアーナ13  庄司由紀枝  17  ナタリー 20
所属  A        学生         GGI        AJ

4組 神山龍巳  0 靑山祐子   17  浜野由貴   19  安田桃子 19     
所属  S        MC         NN         NN   

所属記号 S 鈴や      GGI ゴテンバ グランド イン
AJ アレックスジャパン A アルタ
NN ニーナ・ニーナ   MC メイドクラブ
特別ルール1、全てのホール 女性はレディースティーを使用
2、ドラコンホールについて
男性と女性に分けて計測する  男女別々の景品とする
該当ホールでマーカーが無い場合は男女共次の該当ホールに
持ち越しとする
最終該当ホールについて男性にマーカーが無い場合は
女性に男性景品が上乗せ
逆に女性マーカーが無い場合は男性に女性景品が上乗せとする
3、ニアピンホールについて
女性だけのルール:ニアピンホールでは2打目でグリーンに
オンしたボールも有効でニアピン対象とする】

神山は確認をすると早速アレックスジャパン社長アレックスJrに
FAXを送った
Gプロの部屋に行くと佐藤部長に渡し参加者に配るようお願いすると高橋が
「わぁ~山ちゃん ほんとこれ 大変じゃない 参ったな~」
「まあ孝ちゃん 美女ばかりだから それだけでもいいでしょ」
「しかし 優勝は150万円のギフトカードの他に700万円の
ダイヤのペンダントトップでしょ 凄いな これ全部山ちゃんが揃えたの」
「うん」
「へぇ~ お金持ち」
「ところで孝ちゃん 車はどうなったの」
「ええ 結局分らない事が多いから自分の車を使いますよ」
神山は財布から5万円をだして
「そうしたら高速代とガソリン代に使って」
「いいですよ でも頂きます ありがとうございます」
神山は午後から打ち合わせをする事にしてGプロの部屋を後にした

次長室に戻ると洋子が
「よかったわ アレックスJrから電話よ ありがとうございますって」
「やあ神山です」
「おはようございます 神山さんありがとうございます 凄いですね
全て神山さんが用意したの?」
「うん」
「そうしたらアレックスジャパンとして 一般にはあまり販売していない
ゴルフクラブセットを3セットか4セット提供しますよ どうでしょうか」
「えっ そんないいの?」
「ええ ハイアマチュア用でプロも使っているよ」
「高いだろう」
「ええ 400万円しますよ でも私の会社のものだから社員割引で
ポケットマネーで買いますよ」
「うん 分りました 会社の損にならないようにしてくださいね
もしよかったら僕も協力しますよ」
「ほんと 助かるね ありがとうございます
4セットで1600万円で40%引きだから960万円です
460万円出して貰えると嬉しいな」
「そうしたら 全額960万円を当日渡しますよ
それで男性用2セット女性用2セットを用意してもらえるかな」





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2012年9月6日木曜日

Vol.789 紫陽花 -4-49



「うん そこで ほらスカートとかシューズも揃えようと思っているんだ
今日 朝一番で鈴やに来れないかな」
「えっ 神山さんが買ってくれるの」
「うん 桃子と連絡をとってきてくれると助かるな」
「桃子の引越しが終った事は連絡受けたけれど、、、分りました
午前中の時間が空いているんですね」
「うん お願いしますね」
「は~い 分りました 携帯に電話をしますね」
「うん」
神山の電話が終ると7Fグランドフロアでチェックアウトの手続きをした
エレベーターでホテルの地下駐車場に向う時に洋子が
「本当に凄いのね TJ会員って」
「うん 殆どのホテルや旅館が無料だから便利だよ ほんと」
蒼いBMWに乗ると銀座の次長室に向った

部屋に入るとすぐに神山の携帯電話が鳴り
「由貴です 今日これから出ますが 10時半にゴルフ売場でいいですか」
「いいよ じゃあ10時半に売場で待っているよ」
電話を切ると祐子に
「おはよう 神山ですが」
「わぁ~ おはようございます」
「今日だけど10時半に鈴やのゴルフ用品売場に来れるかな」
「ええ 大丈夫ですよ でも明日の予定でしょ」
「うん でも早く買ってシューズは慣らしておいた方がいいでしょ」
「わぁ~ありがとうございます それとボストンバッグが届きましたよ」
「良かった では10時30分にゴルフ用品売場で」
神山は電話を切ると由紀枝に電話をした
「はい 庄司です」
「神山です 仕事中ごめんなさい」
「いえ 大丈夫ですよ」
「ありがとう 今夜 祐子も連れて行って構わないかな」
「わぁ~嬉しいわ どうぞ そんなに気を使わなくてもいいのに」
「うん ありがとう 明日一緒に練習をしようと思っているんだよ」
「ええ 嬉しいわ」
「それでね 由紀枝さえ良かったら明日の夜はこちらに来れる?」
「わぁ~ 凄いわ ほんと いきますよ」
「わかった まあ明日の夜の事は今夜にして じゃあ祐子もいきますから」
「は~い 分りました」

神山は電話を切ると携帯電話がなった
「はい 神山ですが」
「おはようございます カトリアーナです お久しぶりです」
「やあ おはよう」
「実は明日ですが 何時の電車に乗ればいいですか」
「ごめんごめん 3時か4時頃にお迎えに伺いますよ」
「わぁ~嬉しいわ では待っていますね3時頃お部屋にいます」
「うん 遅くても4時には必ず迎に行きます」
「ありがとうございます それとゴルフセットとバッグが届きました
ありがとうございます」
「うん それであとシューズとかウェアーも揃えようと思っているよ」
「わぁ~嬉しいわ ウェアーはポロシャツが一緒に入っていたわ」
「うん ほらスカートも揃えてあげるよ」
「ありがとうございます ではお泊りの用意とゴルフの用意をしますね」
「うん お願いしますね」
神山が電話を切ると洋子が
「まあ 大変ね 若い女性からのコールばかりで ふふふ」
「おいおい 洋子も若いよ それに今朝も美しいよ」
「まあ お上手ね」

洋子はニコニコして仕事を始めた
神山は20日の組み合わせ表の制作や賞金の分配表を考えていた
原案が出来たので洋子に見せると別に問題は無く洋子が
「ねえ ほら以前3人がプレーをしないでお手伝いと言っていたでしょ
その時にトランシーバーでやり取りをしようって」
「うん」
「そのトランシーバーだけど 5台買ったの ほら壊れるといけないから
5台持っていきますか」
「うん 大きくないでしょ」
「ええ タバコの箱のひと回り大きいくらいよ 予備バッテリーも買ったわ」
「幾らだったの」
「ええ 10万したわ ギフトカードで買いましたよ」
「うん ありがとう」
「そうしたら忘れないようにここに置いておくわね」
神山は頷くと洋子はゴルフの要項書をパソコンで作った
「どう これでいいかしら」





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2012年9月5日水曜日

Vol.788 紫陽花 -4-49



「正直に言うとね あのクラスのコートは2着か3着あれば充分なのよ
ほら 女性って見栄を張るでしょ その部分でいくと1着なのね
でも 普通に着るとしたら2着か3着よ 5着も持っている人がいるけれど
それはお金持ちの贅沢ね」
「そうか じゃあ今年はみんな1着だね それにブーツが2足とバッグか」
「そうよ 来年また買えばいいでしょ あのコートなら
10年は着られるわよ」
「そう言われれば そうだよね 桃子が26歳で洋子が40だから
14年はOKだ」
「まあ まだ39ですよ」
「まあまあ 一つ二つの違いは許して」
「だから若い子は絶対にいいわね ただしあのコートの時には
それなりの格好が必要になるって事ね」
「そうだね」
神山はワインを注文するとすぐに用意されワイングラスに注ぐと乾杯をした
二人はステーキを食べ終わると最後のフルーツを食べた
洋子はお腹が一杯で食べられないというがフルーツはきちんと食べた
食べ終わると神山は受付で清算をしたが無料だった
部屋に戻ると浴室で交わりソファーで寛ぐと洋子は疲れたのか
先にベッドへ横になり暫くすると寝てしまった

6月17日 水曜日 晴れ
「やあおはよう 良く寝ていたね」
「ごめんなさい 疲れていたのかしら 先に寝てしまって」
「いいよ 僕もゆっくり寝られたから」
神山は大きくなった肉棒を洋子に見せると
「ふふふ 大きくなっているわ」
そういうと上半身を起こし肉棒を咥え上下に動かし始めた
「こうゆう時でないとたっぷり楽しめないもの」
亀頭を優しく舐めたりしていると洋子の目が潤んできた
裏筋をハーモニカのように愛撫したり鈴口をちょろちょろ舐めたり
「どう 気持ちいい?」
神山が頷くと更に手の動きを加えてくると神山も我慢できずに
「洋子 欲しいよ 早く入れてくれ」
洋子は肉棒を跨るとゆっくりと腰を落とし膣に導き入れた
「洋子 気持ちいいよ」
「私もよ いいわ」
洋子はそのまま暫く腰を動かしていると段々と動きが速くなり
神山はからだを入れ替えると乳房を揉みながら腰を動かした
時々洋子にキスをすると舌を絡めると洋子が
「ねえ はやくきて 気持ちいいわ」
神山は白い足をV字型に広げ高く持ち上げると洋子は体を捩り悶えた
「ねえ はやく うっ~ あっ~ あっ~ あっ あっ」
神山の腰は段々早くなり亀頭の充血も充分になり硬くなると
「ねえ お願い きて いくわ あっ」
膣が狭まってくると神山も我慢が出来ずに
「出る」
「きて」
洋子は髪を乱し上半身を反らせて体をガクガクさせた
神山もスペルマを発射して洋子の上に伏せるとキスをすると
「ねえ 抜かないでね」
神山は頷き暫くすると膣の中が動き出して洋子は喘ぎだし
上半身を大きく捩じらせ髪は乱れた
神山が腰を動かすと洋子は
「いきそう はやく」
洋子は自分でも腰を動かし神山も腰の動きをあわせると
「あっ~ あっ~ あっ あっ」
洋子は喘ぐと果ててしまった
神山は腰を速く動かし自分も果てると洋子の上に伏せた
暫くキスをしていると洋子が
「ねえ もう駄目よ 抜いてお願いします」
神山は肉棒を抜くと洋子の脇に横になり乳房を優しく撫でた
「白くて綺麗なおっぱいだな」
神山は乳房に顔埋めると洋子は神山の頭をなでた

二人は簡単にシャワーを浴びると6Fレストランで朝食を食べた
「ここのバイキングは種類が豊富ね 又来たくなるわね」
「うん 全部は食べられないね それだけではなくて美味しいよ」
「そうね サラリーマンの人も多いわね」
「先日も朝食をここで食べたけど1500円だったよ」
「簡単な朝食より高いけれど でも朝からしっかり食べたい時は安いわね」
神山は3本目のビールを呑むとおかずを選び取り皿に盛りつけると
洋子も良く食べ満足した
食べ終わると部屋に戻り帰り仕度を済ませると神山は由貴に電話をした
「やあ おはよう 朝早くからごめんね」
「わぁ~神山さんおはようございます 大丈夫ですよ もう起きていますよ
それとゴルフセットありがとうございます」





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2012年9月4日火曜日

Vol.787 紫陽花 -4-49



洋子が上になり肉棒を跨ぎ静かに腰を落とし膣に導くと
「あぅ いいわ うっ~ うっ~ きもちいいわ」
暫く動かすと 今度は深く入れた状態で腰を前後に動かした
洋子はクリトリスの刺激が強くて神山の上に倒れてくると神山は
キスをしながら腰を動かし したから突き上げると洋子は髪を乱し
「あうぅ あぅ~ いいわ~ かたいわ」
神山は更にピストン運動を早めると洋子の腰も動き始め 暫くすると
「あっ あっ きて いきそうよ ね」
「でるよ」
「だして はやく あっ~ あっ~ あっ あっ」
「うっ」
「ぎゃあぁ~ うぐぅ~ あっ」
二人は一緒に昇天して洋子は神山の上に伏せてキスをして動かなかった

暫くすると洋子は自分から肉棒を抜いて神山の脇に横たわった
「ふふふ もう駄目よ まだ夕飯が残っているから」
神山は冷蔵庫から缶ビールを出して洋子に渡すと
「美味しいわ ふふふ くせになるわね」
神山も美味しそうに呑みタバコを吹かした
「ねえ 怒らないで聞いてね」
「うん」
「今日買って貰ったコートとかブーツ 有るでしょ
でもね あそこのレベルで揃えると他の持ち物もあのクラスにしないと
バランスが取れなくなるのよ」
「うん そうだろうな」
「だから コートもあれ一着とはいかなくなるのね
結局 お金が掛かってくるわけなんですよ」
「うん 大丈夫だよ 心配しなくて」
「ほんと 嬉しいわ でもね 他の女性もそうすると大変な金額よ」
「でも 冬は1回買っておけば毎年コートを買わなくて済むだろうし
逆に 僕のお金を目当てにする女性はいないと思うよ
だって洋子がそうだろう 僕のお金を当てにしている訳じゃないし」
「ええ そうよ でも結局知らないうちにお金が掛かっているでしょ
そこを教えておきたかったの」
「そうか 僕のお金を目当てでなくても知らないうちに僕が使っていると」
「そうよ あなたのお金を目当てにしている女性はいないわ
ただ あなたが優しすぎて知らない間に使っているのよ」
「そうだね でも大した金額じゃないよ 大丈夫だよ
例え 10人の女性に5千万円使っても5億でしょ
充分 お小遣いの範疇だよ 安心して」
「わかったわ そこの感覚が正常なら問題無しよ ふふふ
そうしたら コートもう一着買って貰おうっと」
「おいおい それはクリスマスだよ いいね」
「ねえ あのコート 素敵よ 若い桃子ちゃんも着られるわよ
今から買っておいてクリスマスに渡せばどう?」
「そんなにあのコート 素晴らしいか」
「ええ 900万円だと安いかもしれないわよ
今年冬のクリアランスセールであのコートより下のランクが
900万で出ていたわ だからそれで買ってもらったのよ
ほら 私もそれなりの物を見たいでしょ だから覚えているわよ
縫製もしっかりしているし丈夫よ」
「でも サイズがどうだろう」
「ふふふ みなさん同じくらいでしょ ここの大きさも ふふふ
それに夏と違って からだにフィットしていなくても大丈夫よ
ほらセーターとか着るでしょ」
「じゃあ 洋子のサイズでいいわけだ 全員が」
「ええ 私の知っている限りよ」
「まあ そうだね そうすると 亜矢子 由貴 桃子 由紀枝 祐子
カトリアーナ 900万6名で 5400万円の35%引くと
3510万円か なんだそれにブーツにしても1億かからないよ
大丈夫だよ 洋子」
「そうすると バッグが出ていたでしょ 120万円の あそこの
ランクを持たないとバランスが悪くなるわよ」
「うん そうだろうね でも若い子があそこまで高いのを持つと可笑しいよ」
「そうね もう少し安くてもいいわね 安いと言うよりその子にあった
バッグが一番よね」
「うん そう思うよ やたら高くてもバッグだけが目立ってかえって
バランスを悪くするよ そうするとコートだけ先行投資かな わかった」

二人は簡単にシャワーを浴び身支度をすませると6Fのステーキハウスに
行った 受付けでカードキーを見せ待っていると窓際の眺めのいい席に
案内をしてくれた
神山は生ビールと簡単なおつまみを注文した
窓の外はすっかり暗くなり東京の摩天楼がきらきらと美しく輝いていた
生ビールが運ばれ乾杯すると洋子は神山の顔を見ながらニコニコして呑んだ
二人の話は先程のコートで盛り上がった





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2012年9月3日月曜日

Vol.786 紫陽花 -4-49



神山は値段を見ると900万円の値札がついていて
「着てみてよかったら買うよ」
「ほんと」
洋子は店長に話し毛皮のコートをハンガーから下ろしてもらうと
「わぁ~ 軽くて暖かいわ」
神山は洋子に
「そうしたら そのブーツもどう 履いてみたら」
洋子はブーツを穿いてみると軽くて穿きやすく歩くにも楽だった
「ええ 今までと全然違うわ 柔らかくて軽いわよ」
神山は店長に値段を聞くと
「こちらのコートは25%引かせて頂きます ブーツですが
80万円のところ25%引かせて頂きますが 如何でしょうか」
神山は頷きギフトカードを735万円分出すと女性店員も手伝い
ギフトカードを数えると店長が
「神山様 確かに735万円ございます ありがとうございます」
洋子は自宅に届けて貰う手続きをした
「あなた ありがとうございます 嬉しいわ」
「よかったね 合うのがあって」
「紳士物のコートも有るわよ ブーツも」
「うん 又にするさ 今日はもう手持ちがないしね」
洋子は嬉しくて神山の腕に抱きついて歩いた
エレベターで7Fのグランドフロアで下りるとフロントで
TJカードを提示した
「神山様 いらっしゃいませ」
宿泊手続きを終えるとフロントからカードキーが渡されエレベーターで
最上階の25Fについた

部屋に入ると大きく広いのに驚き窓際にいくと
夏の斜光を浴びているビルの大海原がみられた
「洋子 来てごらん もうすぐ夕日で綺麗だよ」
洋子は神山に抱きついて一緒に窓の外を見ていた
「ねえ 先程はありがとうございます 嬉しいわ でも大丈夫ですか?
お金あんなに使って」
「うん この間 協会で祝い金が20億あるし 月収も1億になったし」
「、、、20お・く 月収1お・く、、、」
洋子は信じられないという顔をして神山をみて
「ほ・ん・と、、、」
「洋子に嘘をついても仕方ないじゃないか 本当だよ でも内緒だよ
だから 大丈夫だよ それに今日買った分は午後貰った書留分だよ」
「えっ そんなに入っていたの 一体幾ら有るの」
「それはヒミツさ さっきの20億以上はあるし」
「先日 9億の入金を手伝ったでしょ わぁ~凄いお金持ち」
「まあ こうやって洋子が歓んでくれれば僕は嬉しいよ
ほんと株とかギャンブルに投資しなければ安全だからね」
「でも凄いわね 私もだけど5月の始めにはこのようになるとは
思ってもいなかったわ」
「まあ つきとか運だろうね 月収50万円が1億だよ
僕自身信じられないよ」
「そうよね それでこういう高いホテルでお金を使うかというと
TJ会員で無料でしょ ほんと凄いわ
お金も SEXも けんかも 怖い物ないわね」
「ははは 洋子は怖いよ」
「まあ」

二人は抱き合うとベッドに倒れ洋子がすぐに喘ぎだした
神山は洋子のブラウスなど着ているものを順番に脱がすと白いからだに
綺麗な淡いピンクのブラジャーが乳房を包み込んでいた
神山もシャツを脱ぎ捨てると上になりブラジャーの上から乳首を愛撫した
洋子は神山のジッパーをさげてショーツの上から肉棒を揉みはじめると
神山は一回洋子からはなれGパンも脱ぎ赤いショーツも脱ぎ捨てた
再び洋子の上に乗ると肉棒を洋子の口に宛がい後ろ手にクリトリスを
愛撫した
洋子の愛撫が上手に出来ないからと自分からからだを起こして神山を
寝かすとパンストとショーツを脱ぎ捨てて神山に跨った
クリトリスを神山の口に宛がうと腰を前後に動かし始め
喘ぎ声が大きくなった
暫くすると洋子はしたに下がり肉棒を咥え込み手と一緒に上下に
動かし時々亀頭を舐めまわしたり吸い込んだりした
神山が感じてきた時に洋子は自分が反対になりクリトリスを神山の
口に宛がう格好になった
神山が舌先でクリトリスを刺激し中指を膣に挿入すると洋子は
腰を動かし始め喘ぎ声が大きくなった
神山の肉棒も大きさと硬さが充分になると洋子が
「いれていいでしょ」
「うん」





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2012年9月2日日曜日

Vol.785 紫陽花 -4-49



神山は祐子に電話をして今夜は帰れないことを伝えると
「神山さん 昨日はありがとうございます 洋子さんと楽しみました」
「うん よかった たまには同姓と楽しむのもいい事だよね」
「ええ またお願いしますね」
「うん 18日にはカトリアーナが来るし また楽しいよ」
「は~い 分りました」
「じゃあ 戸締りを頼んだよ」
「は~い 分りました」

神山は電話を切ると仕事に集中した
洋子は嬉しいのかニコニコして仕事をしていた
18時になると神山が洋子に
「洋子 そろそろあがろう」
「は~い 分りました」
洋子は私服のGパンに着替える時に神山に
「ねえ 夜まで待てないの 頂戴」
神山が頷くと洋子はしゃがみこんで神山のGパンとショーツをさげると
おちんちんをしゃぶり始めた
充分な硬さになると洋子は後ろ向きになりパンストの足の付け根に
肉棒を挟み腰を動かした
洋子はクリトリスの刺激が充分になるとパンストとショーツをおろし
肉棒を膣に導き入れた
「気持ちいいわ」
洋子はからだを捩って神山と舌を絡め自分の腰を速く動かすと
神山も腰を速く動かした
暫くすると洋子は首を振り髪を乱し果てた
神山も乳房をぎゅうと握り洋子と一緒に果てた
「よかったわ」
洋子は素早くティッシュを自分の秘所に宛がい肉棒も綺麗に拭いた
急いで身繕いすると部屋を見渡し後にした

神山は駐車場から蒼いBMWをだすと洋子を乗せて
赤坂 スカイ ハイ ホテルに向った
「洋子 ゴルフの景品だけど ダイヤモンドのペンダントトップはどうかな」
「いいと思うわ 私も出来るし 若い子も歓ぶわよ」
「そうしたら ホテルのモテリコでかおう」
「でも 高いわよ」
「大丈夫だよ さっきまた入ったから 心配しなくていいよ
それより 1位から3位になった人が歓べば嬉しいよ」
「そうね あのコースは女性に有利だしハンデキャップも有利だし 
断然 女性軍が有利ね」
「そうだね 出来ればこの秋にも行いたいけど仕事でどうなるか
分らないからね だから出来る時におおいに喜んで貰おうと思っているよ」
話しているとホテルに着き車をホテルの地下駐車場に止めると
「早速 3Fのモテリコにいこうよ」
二人は3Fにあるブティックモテリコにいった
「予算はどのくらい」
「う~ん 優勝は500万円位でいいと思うよ」
「えっ そんなに高いのを買うの」
「うん だって歓ぶだろう」
「それはそうだけど あなたが提供するんだからその位の額になるかしら」
二人が色々と見ていると若い女性でも洋子の年齢でも喜んでもらえる
デザインのペンダントトップがあった
派手なデザインではなく清楚で知的な感じがした
神山は選んだトップを洋子に見せると頷いてくれた
「あと2位3位も選ばないとね」
そう言うと同じ様なデザインでそこし大きさが違うトップを探し出し
店長にゴテンバ グランド インのカードを見せるとニコニコして
「神山様 いつもありがとうございます 今日はどちらの商品でしょうか」
神山がガラスケースに入っている700万円のトップと伝えると
店長は電卓を持ち出して計算すると
「そちらの商品は現金ですと35%引けますよ」
神山はギフトカードでも同じ割引になるか確認するとOKと言われた
2位と3位の商品も金額を確認すると
2位の300万円3位の200万円も同じ様に35%引きになると言われた
神山は店長に1位から3位までのペンダントトップを2個ずつ欲しいと
伝えるとガラスケースの下から取り出して神山に見せて確認をした
神山は1560万円分のギフトカードを出し女性店員も手伝い
枚数を数え終ると
「神山様 確かに1560万円ございます ありがとうございます」
神山は商品が分るように700万円の商品には包装紙に『1位』と
付箋を付け2位3位の商品にも同じ様に包装紙に付箋で分かる様にした

洋子が冬物を見ていると神山に
「ねえ このコート暖かそうよ」





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2012年9月1日土曜日

Vol.784 紫陽花 -4-49



「ええ お部屋に帰ったらすることが一杯有るでしょ だからよ」
「うん まだお掃除も残っているしね」
「ええ まだまだ有りますよ ふふふ」
二人はラーメンを食べ終わると神山が清算をしてお店を出た
地下街を歩き桃子が
「ねえ 神山さんが喜ぶ下着を買いたいな」
神山は頷くと輸入ランジェリーのショップに入り桃子がセクシーなガウンや
SEXの時にきる透け透けのランジェリーを選び神山が30万円を
ギフトカードで清算をした
神山は桃子に部屋着の話をするとメンズショップでTシャツと
おしゃれなトランクスを桃子が選び購入した
ホテルを出て神山は宝くじ売場に行くと桃子に
「桃子 宝くじをかおうよ」
「でも 大切なお金でしょ そんな」
「いいよ 僕が出すよ その代り桃子のスリーサイズを教えて欲しい」
「えっなんで」
「うん その番号で購入すると良く当るんだよ 本当だよ」
桃子は小さい声で神山に伝えると
「そうすると 90組の165915がいいね」
「ふ~ん それで当るの」
「まあ 当らなくて当たり前だよ ねっ
あとは52組の190529かな これを連番で10枚ずつ買いましょう」
神山は宝くじのお姉さんに探して貰うと暫くして両方とも連番があり
「ほら ついているよ ねっ」
桃子は運を余り信じない方なのできょとんとしていた
神山はお金を渡すと駐車場に向かい桃子の部屋に向った

部屋に戻ると二人はシャワーを浴び浴室で交り
神山はベッドに横になり桃子に少し寝るというとすぐに眠りについた
「あなた 30分経ちましたよ 起きてください」
神山は目を覚ますと桃子を抱き寄せ舌を絡めキスをした
「もう 又 欲しくなるでしょ」
神山は起き上がると桃子に
「ねえ 桃子 この宝くじの件は誰にも話しては駄目だよ いいね
例え外れてもだ 勿論当ったら当然話しては駄目だよ」
「平気よ 誰にも言わないわ 二人のヒ・ミ・ツ ねっ」
「ねえ 早くこのセクシーな下着を着けたいわ ふふふ」
「うん ゴルフが終ってからになるけど 必ずくるよ」
「寂しいもん」
神山は帰り仕度を済ませると再びキスをして桃子の部屋を後にした

次長室に入ると洋子が
「あなた ごめんなさい 秘書課にこんなに書留が纏まっていたわ」
「やあ おはよう どうして?」
「ええ 連絡ミスと言っていたわ」
「早速 礼状を出してください」
「ええ 午前中に出しました 本当に済みませんでした」
「いいよ 洋子がそんなに謝らなくても 
それより昨夜はありがとう どうだった」
「ええ 祐子さんも嬉しそうに食事をしたわ 楽しかったわよ
久しぶりに表参道のカクテルバーにいって二人で踊ってきたわ」
「あのアメリカンポップスでしょ 良かったね」
「ええ 二人とものりのりで踊りまくったのよ
久しぶりにいい汗をかいたから今日は凄くからだが軽いわ
それとね亜矢子さんから電話があって 19日の部屋割りが決定し
祐子さんとカトリアーナさんが一部屋で 亜矢子さんと由紀枝さんの
お部屋が追加で一部屋になりましたって連絡を受けたわ」
「うん ありがとう」

神山は次長席で書留を開けてみた
殆どが現金でギフトカードも入っていた
現金が7千8百万円でギフトカードが2千4百万円もあり神山は
ロッカーに仕舞った
「洋子 今夜だけどお泊りできるかな」
「ふふふ 多分大丈夫よ 一応連絡しておくわね」
神山がタバコを吹かしていると洋子が
「大丈夫よ あなた」
「うん ありがとう そうしたら赤坂 スカイ ハイ ホテルに泊まるか」
「えっ そんな高いホテルに」
「大丈夫だよ TJカードを使えば」
神山は早速 赤坂 スカイ ハイ ホテルに電話をしてみると空室があり
TJの会員番号を伝えると無料宿泊出来る事を確認した
「洋子 OKだよ 最上階のスイートルームだよ」
「へぇ~ 凄い ありがとうございます」





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