No.14 370y Par4 レディースティー350y
このホールも打ち下ろしで250y付近で左に120度曲がっている
フェアウェイは250y付近が一番幅が広く右側は300y付近まで広い
左には150y付近から林がフェアウェイに迫りショートカットを
難しくしている
右側は180y付近から15番ホールの池がフェアウェイまで迫っている
余り左に飛ばすと11番ホールのラフにいってしまう
第1組は亜矢子 洋子 Jr 田中の順番でティーショットを打った
亜矢子は安全策をとりスプーンでフェアウェイど真ん中に落とした
距離より右側の池と左の林を避けた
丁度曲がり角に落としたので残りは100yとなった
次の洋子はドライバーで左の林超えをフェードボールで狙った
綺麗に林を越えると右に戻りながらフェアウェイ左側に落ち距離を出した
Jrと田中も亜矢子と同じ3番ウッドで振りぬくとフェアウェイをキープした
亜矢子とJrはセカンドショットをミスし3オン2パットのボギーとした
田中は素晴らしい第2打でピン右横2mにつけたが2パットのパーとした
洋子は田中と反対の左横3mにつけたが2パットのパーとした
第2組は美佳 涼子 内野 ジャックの順番でティーショットをした
この組も左の林や右の池を警戒しスプーンでティーショットした
ジャックのボールが左林をギリギリ抜けていくと暫定ドラコンとした
内野 美佳 ジャックは3オン2パットのボギーとし
涼子はグリーンに2オンさせるが2パットのパーにした
第3組はカトリアーナ 由紀枝 高橋 ナタリーと打った
この組もスプーンでフェアウェイ真中を狙い安全策をとった
全員が3オン2パットのボギーとした
由紀枝とカトリアーナが
「わぁ~ 凄いわ 洋子さんがドラコンよ よく飛ばしたわね」
「カトリアーナ 多分ドライバーよ 私もドライバーを考えたけれど
これでOKよ だって池に入ったことを考えるとねえ」
「そうよね 由紀枝さんと同じよ でもゴルフの事を考えなければ
ここはいいところね 池も綺麗だし 癒されるわね」
「そうそう 神山さんと手を繋いで散歩したら最高ね」
「もう すぐ神山さんだから」
「カトリアーナもそう思っているんでしょ」
「ええ そうよ 早く9月にならないかな」
「まあ いいわね 私も一杯逢うぞ~」
二人はニコニコ話しながら15番へ向った
最終組 神山 由貴 祐子 桃子の順番でティーショットを打った
神山はドライバーで左の林超えを狙い綺麗な放物線を描き林の向こうに消えた
由貴 祐子 桃子たちもドライバーで左ギリギリを狙いよく飛んだが
左ラフに入り祐子はあと僅かでフェアウェイに入らずドラコンを逃した
神山のボールは残り50yのところにボールがあったがラフに捕まっていた
女性3人は共に3オン2パットのボギーとした
神山は2オン2パットでパーであがった
No.15 185y Par3 レディースティー150y
このショートホールはレディースティーが完全に分かれていて
レギュラーティーの右斜め前に設定されている
6番ショートホール同様ティーグランドからグリーン手前まで
大きな池があり逆さ富士を見ることができる
グリーンは6番と違い奥行きが40yと長く設計されている
池はグリーン手前から右側までぐるりとありエッジまで迫っている
第1組 洋子 田中 亜矢子 Jrの順でティーショットを打った
この組で池に入れなかったのは亜矢子だけで左のバンカーに捕まった
洋子は第3打を乗せ2パットのダブルボギーとした
Jrと田中は池に2回入れて5打目をオンさせた
亜矢子はバンカーから出したが距離を残したニアピンとなり
2パットで沈めてボギーであがった
Jrは20mの真直ぐなラインを3mに寄せて入れると7であがった
田中はピン奥27mを4mまで寄せ3パットの8であがった
第2組は涼子 美佳 内野 ジャックの順番だった
この組はピンを狙いすぎて美佳は左のバンカーに捕まり他の3人は
池に入ってしまった
第3打も池に入り第5打でオンした
バンカーの美佳は上手に出すがピンまで5mと難しい距離を残した
内野は23mのロングパットを3パットして8であがった
ジャックは15mのロングパットを2パットで入れて7であがった
涼子は14mのロングパットを慎重にラインを読み打つと
綺麗にストレートラインにのりカップインして6であがった
第3組はカトリアーナ 由紀枝 高橋 ナタリーの順番だった
カトリアーナと由紀枝はグリーンにオンしたが
バックスピンが強く池に入ってしまった
高橋はピン左奥を狙ったがグリーンからこぼれバンカーに捕まった
ナタリーは2回池に入り第5打をピン3mにオンし1パットの6であがった
カトリアーナと由紀枝は3打オンで2パットの5であがった
高橋はピン手前を慎重に狙ったがバンカーから出しただけで
第3打はピン4mにつけた
キャディーが高橋に
「ここから直接ピンを狙うとグリーンが早いからオーバーします
下りなので距離を合わせて下さい 半カップ右ですね」
高橋は慎重に距離感覚を頭の中で計算し打つと キャディーの言う通り
グリーンは早くピン手前30cmで止り2パットで入れた
最終組 神山 由貴 祐子 桃子の順番でティーショットを行った
神山は安全な左を狙いティーショットをした
グリーンにオンしたがバックスピンが強く左手前のバンカーに入った
由貴と祐子はピンを狙いにいきオンしたがバックスピンが強くて池に入った
桃子はグリーン左を狙いオンしたがランが出てバンカーに捕まった
由貴と祐子はピン左に3オンさせると2パットの5であがった
桃子は高橋と同じ様にバンカーから出すだけで3オン3パットの6とした
神山は左手前バンカーから3mに寄せるがスライスラインが読めず
途中から右に曲がり70cmののぼりスライスラインを残しいれた
神山はこのホール2オン2パットのボギーにした
このホールまで来ると誰が優勝に近いか気になりトランシーバーをよく使った
「1組洋子ですが 現在のスコアを教えてくださ~い
グロスからハンデを引いてね~ 15番ホール終了でお願いしま~す
私は59 亜矢子さんが58で~す」
「2組のジャックですが 私が83 内野さんが89 美佳さん61
我社の涼子さんは62です 以上です どうぞ」
「洋子で~す 了解しました~ ありがとうございま~す」
「3組の由紀枝です 私が56 カトリアーナ58 ナタリー61で~す」
「ありがとうございま~す あれっ高橋さんは?」
「ええ ご本人の名誉の為に伏せま~す」
「了解で~す」
「4組 祐子で~す みなさん頑張っていますね
神山さん61 私54 由貴さん54 桃子さん57で~す どうぞ」
「ありがとうございま~す」
神山はこの内容を聞いていて優勝が無くなった事を確信したが祐子に
「Jrのスコアを聞いて欲しいな」
「は~い 分りました
1組洋子さん Jrさんのスコアは幾つでしょうか お願いしま~す」
「1組 洋子で~す 大丈夫よ 神山さんのベストグロスは間違いないわよ
本人の名誉があるので パーティーまでお預けよ」
「は~い 分りました 了解です」
「ありがとう そうするとJrは午後も悪いんだね」
「ええ 良かったですね もう3ホール 頑張ってくださいね 応援しますよ」
祐子はそう言うと神山にキスをした
由貴と桃子はたまたま見ていなかったがキャディーが
「あらあら お熱い事 ごちそうさま ふふふ」
神山が祐子に
「なにがあるか分らないけれど ここで4打差はきついね」
「えっ 誰ですか」
「うん 1組の二人さ 洋子が4打差で亜矢子は5打差だろ
いくらなんでも 祐子と由貴がダブルボギー連発は無いだろう
そうすると6-7の線が強くなったね
でも祐子が潰れると由貴と由紀枝の6-6か
6-7でも29000円位だったな 6-6は9万円を越していたよ
カトリアーナはハンデが13できついでしょ
祐子と由貴だと由貴に2つハンデが多いからその分の勝負だね」
「そうすると状況は午前が終った時と同じですね」
「うん でも5,6,7枠が有力な事に間違いは無いね」
一方1組の洋子と亜矢子は
「亜矢子さん 4組の祐子さんと由貴さんが54で並んでいるわ
そして私たちの前に5人もいるわよ」
「いやね ハンデで仕方ないわね」
「そうすると6-7が有力ね ふふふ買ったわよ」
「私も買ったわ このまま6-7で決まれば美味しいわね」
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