2012年10月11日木曜日

Vol.824 紫陽花 -6-51



5人は神山の連続バーディーで盛り上がりキャディーマスター室に行くと
「神山様 インスタートは12時08分のスタートです
10番はこの道の突き当りです お願いします」
「ありがとうございます そうすると1時間位ありますね」
「ええ すみませんね もう少し早いと思ったんですが
途中でコンペが入りました 済みませんね」
「いえいえ 土曜日だから仕方ないですよ では 午後もお願いしますね」
「はい 分りました」

神山たち4人がレストランに入ると第1組から3組まで隣り合わせの
テーブルで食べていた
第1組の洋子が神山に
「凄いパットを決めたのね もしかしてバーディー?」
「うん そうだけど、、、見えるの?」
洋子は席の脇にある窓を差すと神山は覗いてみた
「わぁ~良く見えるね なるほど上から見ると池の周りが分るよ」
「ねえ ごめんなさいね ドラコンやニアピンの旗は頂ける?」
神山はビニール袋に纏めてあるアウトの分を洋子に渡した
「わぁ~ 私のドラコンはなくなったんだ~ みんな凄いわ
9番のドラコンも亜矢子さんカトリアーナ 祐子さんか
あの亜矢子さんを抜いたのね よく飛んでいたのに」
「うん 祐子は右をギリギリに打っていたよ ほんと50cmずれたら
ラフだったね それと打ち出しがもう少し右に出たら池だったよ」
「そんなにギリギリを狙ったのね 凄いわね
そうそう スコアカードを頂ける? PCに入力しているのよ」
洋子は亜矢子やJr 田中達とビールを呑みながらPCにデーター入力をした

神山は洋子から第1組のスコアカードを見せて貰うと
「あれっ 洋子と亜矢子が一緒、、、へぇ~
うちも由貴と桃子が一緒のスコアだよ」
洋子がデーター入力を終ると神山や亜矢子に
「ねえねえ 凄い事になっているわ 画面を見て」
洋子が驚いた様子で神山に言うので周りに居たほかの組も見にきて由紀枝が
「あらっ祐子さんと一緒ね」
「由紀枝 スコアは祐子さんと一緒だけど 現在トップだよ
ほらここに1/2ハンディキャップがあるでしょ
グロスから引くと ここのスコアに反映するから 見てごらん」
「わぁ~ 本当だわ」
「しかしグロス42が5人いて 44が2人もいるんだ
もう男性群の優勝は完全に無くなったね」
洋子は更にドラコンやニアピンのデーターも見やすくすると神山に
「殆どの人がどちらかを獲得しているわね まだ獲得していない人は
涼子さん 美佳さん ナタリーね」
「う~ん まあこればっかりはね 運もあるしね
洋子 ありがとう 僕も席に戻って呑むよ」
「ええ インが終ったら貴方のお手伝いをするわね」
「いいよ ゆっくりお風呂に入りなよ」
「ええ 簡単にシャワーを浴びるわ」
「それから先程フロントにパーティー代16万円を払っておいたよ
一人5千円で16人で8万円 乾杯のシャンパンとワインも頼んだよ 
それにビールをたしても間に合うでしょ」
「ええ そうね あと追加をしてもそんなに掛からないでしょ」
「うん そうだね じゃ後でお願いしますね」

神山が席に戻ると祐子がみんなのビールやおつまみを注文しのが
テーブルに運ばれてきた
祐子や由貴 桃子が
「神山さん 連続バディーおめでとうございます かんぱ~い」
みんなに祝福されビールを呑むと隣りの席からカトリアーナと由紀枝もきて
「凄いわね 神山さん 昨夜あんなに頑張ったのに ふふふ」
由貴と桃子はそれを聞いて
「まあそんな いつくるか洋子先輩と待っていたんですよ もう」
「ごめんごめん 由貴たちの部屋に入る時はいいけれど出る時に
誰かに見られると不味いだろ だから海側の部屋にお邪魔した」
「まあ 由紀枝さんにやられたわ もう 由紀枝さん良かったわね」
カトリアーナが祐子や由紀枝と顔見合わせて
「ふふふ いい事教えましょうか、、、」
神山がすぐに下半身の事と察し
「いいよカトリアーナ 後で 勘弁してよ」
由貴と桃子がきょとんとして
「なになに 教えてよ ずるい~ もう」
「実はね 毛を剃ったのよ ねえ~神山さん」
「もう 勘弁してくれ~」
「ねえねえ どんな風に剃ったの?」                                  
「ふふふ つるつるよ 赤ちゃんみたいよ」
「わぁ~ 見たいな ねえ桃子ちゃん」
「ええ 見たいけれど 複雑な気持ちですよ
だってイメージすると何かそこだけ赤ちゃんじゃ、、、ねえ」
「ふふふ 近いうちに見てみたらいいわよ 可愛いわよ おちんちんも」





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