No.8 500y Par5 レディースティー470y
ここから緩やかな打ち下ろしのホールでランが出やすくこのホールは
距離はあるがパーを出しやすいホール
200y付近から右に曲がり350y付近から左に曲がっている
ロングホールでフェアウェイ幅が広く設計されている
200y過ぎた左側には小高い丘の斜面があり 第2打のショートカットを
難しくしている
グリーンは第2打地点 約230y付近に行かないと見えない状態で
ティーショットを右側の木約180yを狙いフェアウェイをキープする
第1組は洋子 亜矢子 Jr 田中の順で打った
相変わらず洋子が飛ばしたが亜矢子も飛ばし暫定のドラコンとした
Jrは良く飛ばしたが右を狙いすぎてラフに入った
田中のボールは真直ぐに飛び200y超えた左の斜面にある小さな岩に当り
フェアウェイ真中に戻ってきた
洋子と亜矢子が
「わぁ~ 凄いわ 岩に当って フェアウェイをどんどん転がっていくわ」
「ほんと もっと転がれ~」
二人の願いが届いたのか田中のボールは350y付近まで転がった
洋子 亜矢子 Jrは3オン2パットのパーであがるが 田中は力んでしまい
残り170yの第2打をダフり3オン4パットの7であがった
第2組は美佳が6で他3人はパーであがった
第3組は由紀枝 高橋 カトリアーナ ナタリーの順で打った
由紀枝は左を狙いすぎ林に捕まり4オンするが1パットのパーであがった
高橋も由紀枝と同じ様に左の林に捕まり4オン2パットの6とした
カトリアーナとナタリーは真直ぐに飛びフェアウェイをキープしたが
第1組の亜矢子には僅かに届かなかった
カトリアーナは3オンしたがナタリーは第2打を狙いすぎて左のラフから
打つが またラフに捕まり結局4オン3パットの7とした
カトリアーナは2パットのパーであがった
第4組 神山 由貴 桃子 祐子の順番で打った
神山は右の林超えを狙い思い切りドライバーを振りぬくと
林を超えたあたりから左に戻るドローボールになり 距離は田中を完全に
抜いたがラフに入った
祐子や由貴らが
「ナイス ショット~」
「わぁ~ 凄いわ あんなに飛ばすのね きっとフェアウェイでドラコンね」
「そうね あの弾道だとそうとう飛んでいるわね」
由貴と桃子は左の林を狙い打つとフェアウェイをキープしたが
亜矢子のドラコンを抜く事は出来なかった
最後の祐子は左の林を越えたが少し左に行き過ぎてラフに捕まった
由貴と桃子は3オン2パットのパーであがるが 祐子はラフからの第2打を
ミスショットしこれもラフに入れ4オン2パットの6とした
神山は残り170yを6番アイアンで軽く打つとグリーンにのり
イーグルチャンスが巡ってきた
ピンまで9mで左側が少し高く傾斜していてキャディーが
「強く打って3カップ 弱いと5カップ位かしら」
神山は強く打ち外すと次はのぼりのラインになるので
カップの上を狙い綺麗にスライスラインを描いてカップに届いたが
僅かにカップの縁に嫌われカップを半周して2パットのバディーとした
3人の女性は自分の事のように残念がり
「もう少しね よくTVで見るけれど本当に残念ね 悔しいわ」
「私も入ったと思ったわ でも弱いとあそこまで届かないでしょ」
「そうそう ほんと難しいラインね 悔しいわね」
「まあ 仕方ないよ 変なところに乗せたから
さあ 気持ちを切り替えて池に落とさないようにしよう」
「ええ そうね」
No.9 390y Par4 レディースティー370y
アウト最終ホールは200yのところに水路がある
6番ショートホールの池がこの9番とイン18番を水路で跨ぎ15番の
ショートホールの池とつながっている
200yから35度右に曲がっていて右側120y付近から300y付近
まで6番の池がフェアウェイまで迫ってきている
緩やかな打ちおろしでティーグランドから見ると池がすぐ傍にあり
落しどころが非常に難しく感じられた
ティーグラウンドから見ると18番のピンが少し右に見えるが
9番のピンは更に右に位置している
フェアウェイ右側250y付近から300y付近まで18番ホールと
共用している長く大きいバンカーが構えている
第1組 洋子 亜矢子 Jr 田中の順で打った
洋子と亜矢子は共にフェアウェイ右の池を越えてフェアウェイ真中を
キープし亜矢子が暫定ドラコンとした
Jrは洋子や亜矢子と同じ様に右側の池を越えてフェアウェイに落とすが
ランが良く出て右のバンカーに入ってしまった
田中の第1打は前3人と同じ様に池を越す弾道をイメージしたが
途中からスライスして池ポチャをしてしまった
第3打は手堅くアイアンで打ち5オン3パットの8であがった
Jrはバンカーから出しただけのショットになり3オン2パットの5とした
洋子と亜矢子は2オン2パットのパーであがった
第2組 涼子 ジャック 内野 美佳の順番でティーショットをした
涼子 美佳はフェアウェイをキープしたが亜矢子のドラコンには届かなかった
ジャックのボールは右の池を越えてフェアウェイ真中に落ちて
暫定ドラコンとする
涼子 ジャック 美佳は3オン2パットのボギーであがる
内野が右の池を気にして左を向くがスライスボールで池ポチャし
6オン1パットの7であがった
第3組は由紀枝 カトリアーナ 高橋 ナタリーの順で打った
カトリアーナと由紀枝が飛ばしたがカトリアーナのボールが亜矢子より
僅かに前に出て暫定ドラコンとした
カトリアーナは2オン2パットのパーであがり
ナタリーは手堅く刻み3オン2パットのボギーとした
由紀枝は第2打をミスショットし3オン3パットの6とした
高橋は右の池を警戒しすぎて隣り18番の水路に入り打ち直しをし
5オン2パットの7とした
最終4組は神山 由貴 桃子 祐子の順番でティーショットをした
神山は前のホールでバディーを摂っているので勢い良くドライバーを振ると
右の池を真直ぐに越えフェアウェイ右側に残った
「ナイスショット わぁ~ 凄いわ 落ちないで わぁ~」
「ナイスショット わぁ~ ぎりぎりかしら わぁ~」
由貴達3人は前にあるレディースティーで神山のボールを見ていた
神山がキャディーに聞くと
「大丈夫よ フェアウェイですよ でも良く飛ばすわね」
「そう よかったよ ありがとう」
神山は今日始めてのドラコンを獲得した
由貴 桃子 祐子とフェアウェイをキープするが
一番右を狙った祐子がカトリアーナのドラコンを抜いて 今日2つ目の
ドラコンを獲得した
由貴と桃子は2オン2パットのパーであがった
祐子の第2打はミスショットで50yしか飛ばなかった
「祐子さん 今 力んでいたわよ もっとリラックスよ」
「そうそう 折角のドラコンなのに 力むとだめよ」
祐子は反省をして2パットのボギーとした
神山は残り70yをピッチングウェッジでピンまで3mと寄せた
前のホールと同じ様にピン横につけたので今度はフックラインだった
神山は先程の感覚を思い出しパッティングするとラインに乗り
カップの上からインしてバディーであがった
「わぁ~ 凄いわ 連続バディーだわ きゃ~」
「きゃぁ~ 凄い~ 今度は入れたわ」
キャディーもようやくニコニコして
「よかったですね」
「ありがとうございます 先程のが参考になりましたよ」
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