2011年6月30日木曜日

Vol.355 鈴蘭 -4-25


車の渋滞を懸念していたが それほど酷くなく
5時30分には充分間に合った

現場に着くと 祥子とアルタの高橋が迎えてくれた
「やあ 山ちゃんお帰りなさい」
「神山さん お帰りなさい」
神山は手荷物のお土産を皆に分けた
車の中で洋子に一つ渡して残りが綺麗になくなった
神山は什器を見てみると工場で見た時より綺麗だと思った
「孝ちゃん 良かったね ここ」
「うん 山ちゃんが言った通りに出来上がってきたよ」
祥子が
「高橋さんがほんと何から何まで手伝ってくださり大助かりです」
「孝ちゃん ありがとうございます」
「いえね 女性ばっかりだし こっちは早く片付けたいし で」
「それで 久保さん 仕事は捗っている?」
「ええ 予定より早く終りそうです 一応商品チェックをして
全て入ってきていますから 良かったです
あす並べてみて 過不足をチェックします」
「分りました だけど携帯がなると煩いと思ったり
なんだろうと不安になったり 無ければ無いで どうしたのかと
進捗が気になったり 大変でしたよ そちらのほうが」
「でも山ちゃんがちゃんと手配してくれたから 什器も外に並べる事無く
店舗にちゃんと入ったよ」
「あっ そうか 第二貨物にお礼の電話するわ ちょっと失礼」
神山は第二貨物の常務にスケジュール通り行った事の
お礼の電話をすると ドライバーが大変美味しいお昼を
小田原工場で食べた事のお礼を言ってくれた 電話を切って高橋に
「常務さんが小田原工場で美味しいお昼を頂いたって お礼があったよ」
「うん あそこは美味しい 山ちゃんも食べた?」
「うん 美味しかったよ 凄いねシステムが 僕なんか一発で
アルコール検査で首だね」
「ははは そう 普通は考えられないね 良くやっているよ」
「じゃあ 点検しましょう」
神山は最終図面を見ながら 店舗の隅々まで見て回った
その後ろを洋子が付いてきて必死に覚えようとしていた
「完璧ですね ありがとうございます」
「いや 早かったね やっぱり山ちゃんと組んで良かったよ
先ほど内藤から電話があって 状況を報告したんだけど喜んでいた」
「そうすると 明日は居ると邪魔かな」
「まあ そう言わず 夜ニーナ・ニーナの筒井社長と
来られると言ってたよ この状況からすると山ちゃんの出番は無いし
夕方来て状況確認でいいと思いますよ
僕は一応10時頃から来て なにか有った時の為に待機しますがね」
「うん ありがとう ではそうするよ」
そう話している時に久保祥子が
「ありがとうございます 随分と早く終りました」
「よかった こちらはアルタの高橋さんと最終チェックをしたけど
問題点は見つかりませんでした これで一応完了です」
「はい 大変お世話になりました それで今夜はこれで失礼します
明日は9時から応援を呼び陳列を開始します」
「ご苦労様でした では行ってらっしゃい」
「はい 失礼します」
久保祥子は神山と洋子 アルタの高橋に御礼を言って店舗を後にした
高橋が
「しかし 久保さんはてきぱきと指示してこちらも気持ちよかったよ」
「うん 普段見かけない女性達だから 青山の本社から来たんで
慣れていないから余計に気合が入っていたんじゃないかな」
アルタの高橋が大工を帰し 
「山ちゃん 夕飯はどうする?」
「うん 何時?」
時計を見るとそれでも19時になっていた
「駅前にする?」
「えっ だって熱海だったら魚美味しいでしょ いいの?」
「うん 大丈夫だよ」
「では行きましょう」
高橋は店舗の鍵を閉めシャッターターを降ろした
「孝ちゃん 鍵はどうすんの? 久保さんに渡さなくてもいいの」
「うん さっき合鍵を作って渡した 最終的にこちらも渡しますけどね」

そう言って3人はいつもの駅前寿司屋に入った
女将は奥の席に案内しすぐにビールを運んできた
「では上原の完成前祝で 乾杯」
高橋の音頭で3人は乾杯をした




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2011年6月29日水曜日

Vol.354 鈴蘭 -4-25


「グリーンの8号車です」
「はい ホームでお待ちしています」
「何か変わったことはある 現場とか?」
「いえ 何も聞いていませんよ」
「うん ではお願いします」
「は~い 分りました」
神山はニーナ・ニーナの祥子に電話をした
「神山ですが」
「はい 私です こちらはアルタさんが良くしてくれて順調ですよ
色々と便宜を図ってくださりありがとうございます」
「什器は?」
「ええ とても素敵よ 勿体無いくらいです」
「うん それは良かった ところで今夜は 何時まで仕事?」
「ええ 9時頃までかな そのあとスタッフとミーティング兼ねて
ご飯会です 神山さんのおかげで ミーティングが出来るわ」
「うん 分った そうすると遅くなるね」
「ええ なるだけ早く終らせたいけど 分らないわ」
「分りました 僕は5時30分頃に着きます では」
電話を切るとアルタの高橋に電話をした 
「神山ですが お疲れ様です」
「やあ 山ちゃん 順調だよ」
「うん 今 久保さんから聞いた 色々とありがとう
で 僕は5時30分くらいにそちらに伺えます」
「分りました お待ちしています 気をつけて」
高橋と電話を切ると亜矢子の事を考えた
今後暫く逢えないとしてもどうにか時間が作れないかと
26,27日は仕事とゴルフで顔を合わせることは出来るが逢瀬は難しい
なんとかいい方法は無いか考えたえたがなかなか出てこなかった
夢物語だが宝くじが当り会社を辞めれば逢瀬は出来るけど無理と思った
あと洋子もそうだ 外泊が厳しいと言ってもどうか
いっそうの事 逢瀬用の賃貸でも探すかと考えた
今の所では祥子と鉢合わせするのも時間の問題だと思った
神山はどうしたら良いか分らないまま東京駅に着いた

「お帰りなさい」
洋子は神山を発見すると駆け寄ってきた
「ありがとう さて早速で悪いが 洋子の部下を一人催事課に
呼んどいてくれるかな これ本社で配って貰いたいんだ」
「ええ 分ったわ しかし 凄い数ね」
「うん 何時もお世話になりっぱなしだからね」
二人は八重洲口を出てタクシーに乗った
車の中では
「まず 本社は 副社長 秘書室 秘書課 人事課 洋子の人事の先輩
銀座は 店長 秘書課 販促部長 催事課全員5個  後は
上原です」
「わぁ~凄い 大変ねこんなに買って」
「うん しかし渡しておけば いいでしょ」
話しているうちに催事課の入っているビルに着いた
部屋に入ると全員がいて 一斉に拍手が沸いた
「先輩 お帰りなさい」
「うん 連絡ありがとう さて人事の子は」 
洋子が手配したのに催事課に来ていなかったので電話をした時
「先輩 遅くなりまして済みませんでした」
きちんとお辞儀をして謝った
洋子は本社の配布先を付箋を付けて渡した
「いい 銀座店催事課の神山部長からのお土産です
何時もお世話になっていますので 買ってきました と言って渡してね」
「はい 分りました 失礼します」
「それから私はもう戻りませんから 何かあったら携帯までね」
「はい 分りました」
洋子が人事に渡した後 神山が催事の一人一人に手渡しした
由香里を呼んで
「これね 店長 秘書課 販促部長のところに配ってくれる」
「はい 分りました 神山さんのお土産って」
「うん 頼むね」
「山ちゃん 良いのにそんなに気を使って」
「いえいえ まだ沢山お世話になりますから」
奥村課長が
「で 上原はどう」
「ええ 電話で確認していますが 異常無しです」
「それは良かった そうしたらこれを食べようみんな」 
「課長 済みませんが 現場に行きます 皆さんで食べてください」
「そうか 分った」
神山と洋子は催事課を出て 車で上原の現場へ向かった





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2011年6月28日火曜日

Vol.353 鈴蘭 -4-25


「うん それとなく本人の気持ちを聞いてみるわね 誤解されないように」
「うん お願いします あのようなお店ってなかなかないし」
「そうね それに活きの良い魚は叔母さんのお店が一番よ 沼津では」
「そうなんだ だったらもっとお客を増やす方法を考えられるね」
「しかし さっき言っていたように現状維持かしら」
「亜矢子も一緒に生活している訳じゃないからわからない所が有るよね」
「そうね 聞いておきます」
神山と亜矢子はビールを控えているせいかよく食べられたがやはり
物足りないのか日本酒を注文した
お酒も用意されているのかすぐにきた
亜矢子お猪口に注ぎ自分にも注ぐと乾杯をした
やっぱりお魚は日本酒が口にあった
伊勢えびを食べ終わると仲居がお客さんのテーブルを回って伊勢えびを
回収していた 神山のところに来た時に
「このえびがお味噌汁で出てくるんですか」
「はいそうです 皆さんご自分のえびが来ますよ ご安心下さい
お客様は お代わりできるようにしておきますね」
「うん ありがとうございます」
伊勢えびが持っていかれるとご飯と先ほど回収された
伊勢えびの味噌汁が運ばれてきた
亜矢子が伊勢えびの味噌汁を飲むと
「うん 美味しいわ 叔母さんとこといい勝負ね」
「うん 美味しいね 何杯でも御代わり出来そうだね」
神山と亜矢子はご飯を頂きお味噌汁もお代わりした
「あ~ おなか一杯だ 亜矢子は」
「ええ 私も」
時計を見てみると15時を差していた
上原から何も連絡が無いという事は順調に進んでいると思った
「さあ 早いけど出ようか」
「ええ そうしましょう」

神山は清算をして表に出ると亜矢子に
「ほら 建物の下に生け簀があるでしょ」
「ええ あそこに居るのね そうしたら新鮮さが分るわね」
「うん うにも北海道のうにが美味しいっていっても鮮度が落ちたらね」
「そうよね 味はまあまあでも鮮度が良ければ美味しいわ」
二人がそう話しているとタクシーが来たので 真鶴駅まで送って貰った
改札に入ると下りの電車が来ていて飛び乗った
さすがこの時間になると観光客が乗車していた
熱海には直ぐにつき 亜矢子も降りて一回改札口を出た
神山は新幹線こだま号の発車時刻を調べると 20分ほど
時間が有ったので 帰りの切符を買いお土産の
温泉饅頭を20個買ってカフェに入った
「亜矢子の時間は大丈夫?」
「ええ 一回部屋に戻っても充分に間に合うから大丈夫よ」
「うん 分りました 宝くじは当らなくて当たり前だからね
当らないからってがっかりしないでね」
「そうね 明日抽選だから だめでしたって報告するわね」
「うん 分りました」
話しこんでいると別れる時間が来て
「よし もう一度運試しをしよう 亜矢子はとっておかなければ
いけないから 僕が選ぶよ」
二人はカフェを出て今朝 宝くじを買ったおばさんの所に来た
神山はスクラッチをおばさんに出してもらうと
今朝のように集中していると手が勝手に宝くじを選んだ
「まただよ 手が勝手に選んだ」
神山は銀色の部分を削ると 大当たりの30万円が出た
「へぇ~ なに 怖くなってきたよ」
「凄いわ ほんと」
おばさんも驚いていた 30万円になると指定銀行で
換金をしなければいけなく そのスクラッチを亜矢子に上げた
「えっ だって東京でもあるでしょ」
「うん いいの亜矢子が換金して使いなさい」
「はい 分りました ありがとうございます」
そう言い改札に向かった二人は軽くキスをした
新幹線ホームに向かう神山を亜矢子はずっと手を振り見送った

新幹線のホームに立つと上りのこだま号が入線してきた
乗客は少なかったが温泉饅頭が有ったのでグリーン車に移った
携帯で洋子に電話した
「神山です お疲れ様」
「洋子です お疲れ様です」
「今 こだまに乗った 東京駅16時23分に到着です」
「はい 分りました 何号車ですか」





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2011年6月27日月曜日

Vol.352 鈴蘭 -4-25


「あぁ いきそうよ あぁ きているわ」
「僕も もうすぐだよ あぁ」
神山はスピードを上げストロークを多く取ると
「うぁ だ、め き、た、わ いくわ、、、」
膣が キューンと締まり 神山も我慢できずに昇天してしまった
「あぁ き、た い、く、、、、」
神山は最後の一突きを奥まで届くように突き上げた
「あっ うぐっ ああ~」
亜矢子も昇天し岩場にもたれかかった
神山は秘所から流れ出る体液をティッシュで拭いてあげた
亜矢子は息を整えると神山に抱きつき
「ずっと我慢していたのに もう」
「そうか びちょびちょだった」
「ば~か もう」
ふたりはおそろいのショーツをたくし上げGパンを引き上げた
「こんなとこでSEXするなんて凄いわ 気持ちよかったわ」
「うん 露天風呂とちがって はらはらどきどきでした」
「お尻にひんやりした風が当って それも良かったわ」
「またどこかで機会があったらしよう」
「そうね」
そう言って上り口に戻り坂を上った
坂を下る時は傾斜をさほど気にしなかったが 上る時はきつく
亜矢子も大変な坂だと言い神山が手を差しのべ引っ張った
ようやく展望台に付いた時は うに政まで歩く気にはならなかった
タクシーが客待ちをしているので乗り込み行き先を告げた

うに政まで大して時間は掛からなかった
店員に予約した神山と伝えると 海が見える窓際の席に案内してくれた
直ぐに注文を聞きにきたので 上の活造りを2人前頼んだ
ビールが直ぐに運ばれ乾杯した
ここの利用客は先ほどの岬同様 会社の団体老人会の団体などが主で
神山のようなカップルは数少なかった
亜矢子が窓を見てみると 下が海になっていると言うので神山も
覗いてみたら海だった
波打ち際が岩でごろごろした所にせり出した状態で建てられていた
一息ついたところで船盛りが運ばれてきた
亜矢子は見慣れているが 2人前でこんなに盛られているのでビックリした
「凄いわ 叔母さんのところより多いわ 食べられるかしら」
そう言って最初うにを一口食べたが
「美味しいわ 潮の香りがするわよ」
「うん 美味しいね さっき下を見た時 生け簀が有ったから
そこから持ってくるんでしょ だから新鮮なんだね」
「そうね こうやって客の入りがいいと回転するから鮮度は抜群ね」
「うん このしまだい美味しいよ」
二人は何を食べても美味しかった 
神山は伊勢えびを食べたりあわびを食べたり あっと言う間に
料理が半分くらいになった
今日は亜矢子も良く箸が動いていて 自身驚いていた
朝ご飯を自重して正解だったが おかずが早くなくなっては困るので
伊勢えびとうにを追加した
亜矢子は叔母さんのお店も流行っているが ここのように
次から次えとお客は来なかった 
板前がおじさん一人だからさばくのに時間がかかり限界だと思った
「今度 時間を作って 沼津の叔母さんの店にいこう」
「ええ 待っているわ」
「ねぇ 叔母さんたちはあそこで満足しているのかな?」
「えっ なんで?」
「うん ここのように多くのお客さんに食べてらうと言う事は
当然かんがえているんだろうけど 板前を増やせば人件費が掛かり
そうすると今のお店の造りを含めた問題が出てくると思うんだ
板前を増やしました お客も増えました しかし利益は減りました
となっては困ると思うんだ そうすると現状維持しかないわけさ
そこで最初に言った 今のままで言いのかなって話しです」
「そうね 余りそう言う話をしないから聞いてみますね だけどなんで?」
「うん まだ本当に出来たてのアイデアなんだけど
御殿場アウトレットで美味しいお店を集めたコーナーみたいのを
造ると面白いと思って だって沼津の叔母さんの店だって
知って居る人は回りの限られた人ばかりだけど 御殿場アウトレットに
出店すればお客が増えるでしょう」
「うん 分るけど 今のお店は?」
「うん その間閉店しかないね」
「そうよね そこね」
「うん まだ何も決まっていないからね しかし味は確かだし
もったいないね 多くの関東一円のお客が来るようになればね、、、」





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2011年6月26日日曜日

Vol.351 鈴蘭 -4-25


バックヤードに運ぶと結構店舗内も大変でしょうから その方がいいです」
「了解 赤坂さんに連絡します」
「什器は降ろして店内で邪魔になる様だったら 脇において置きます」
「了解」
神山は赤坂に電話をして15時に現場に着くようそこを出てください
と伝え 赤坂もそのように手配しますと了解した

「大変ね お仕事」
「うん だけどこんなもんさ」
神山は時計を見ると12時を回っていたので
「ごめんね あと2箇所電話をさせて」
「は~い 分りました 待っていますよ」
神山はニーナ・ニーナの祥子に電話をした
「はい久保です」
「神山です お疲れ様 いま什器の件でアルタと連絡をしたんだけど
順調に作業が進み 予定通り15時に現場に着く予定です
そこで床が乾いたら一番最初にスチールのストック棚から搬入をして
バックヤードを整えてほしい」
「はい 了解です」
「それと 店舗内で什器とバッティングしないと思いますが
什器搬入の邪魔にならないようお願いします」
「はい 分りました」
「あと ぼくは5時頃そちらに行きます」
「はい お願いします 待っています」 
神山は電話を切ると催事課に電話をした
「神山です」
「先輩 お疲れ様です」
「今日5時すぎに現場に行く なにか緊急でも動けないから
電話をくれ いいね」
「はい 分りました」
「上原は今のところ順調に進んでいる」
神山は電話を切ると田所洋子に電話をした
「神山です お疲れ様 今日17時に上原の現場に行くが
東京駅に来てもらえるかな」
「お疲れ様です ええ その方がいいですね
東京の到着時間を連絡ください お待ちしています」
「わかった では」
神山は亜矢子に最後にもう一件で終ると言った
「神山です 孝ちゃん 何度もごめんなさい 実は先ほど
忘れていたんだけど スチールのストック棚はどうなっていますか」
「うん やはり振っても入らなそうなので分解してあります
もう直ぐ床が乾くのでそしたら一番で作業します すぐおわりますよ」
「ありがとう では」

亜矢子に
「ごめんなさい 色々と確認をしないといけなくて ごめんね」
「いいわよ お仕事されているあなたは素敵よ 普段も素敵だけど」
二人は笑った
「美味しく食べる為に 歩こうか」
「ええ でも大丈夫?時間は」
「うん あの距離なら15分位でしょ」
神山は振り返り坂道の上り口を探したら 右手に大きな岩を発見した
よく見てみると 上からの視界に入らないと思い
「亜矢子 ちょっと来てごらん」
そう言い誘って見ると完全にどこからも見られなかった
「だれにも分らないよ ねぇ」
「だって 人が来たらどうすんの」
「大丈夫だって」
そう言って 亜矢子はGパンを下げると赤いショーツが現れ
神山のGパンも下げた
亜矢子はしゃがんでショーツをずらしおちんちんをしゃぶり始めた 
すぐに大きく硬くなり 今度は神山が亜矢子のショーツを
足首まで下げ秘所をなめたり指で愛撫した
「あっ あっ あっ あっ ほしいわ 気持ちいい あっ」
神山は亜矢子を後ろ向きにして 前かがみにした
秘所があらわになり 周りはすでに体液でぐちゃぐちゃになっていた
「はいるよ」
「ええ お願い 待ちきれないわ」
神山はゆっくりと秘所のなかに入っていった 
温かく ぬめっていて 締め付けられ 気持ちが良かった
少しずつ前後のスピードを速めていくと
「あなたのおちんちん 元気よ わたし気持ち良いわ」
神山はTシャツの中から手を入れ乳首をいじった
亜矢子は気持ちが良いのか自分から腰を振ってきた





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2011年6月25日土曜日

Vol.350 鈴蘭 -4-25


海風と陸風が交互に優しく吹き寄せ神山と亜矢子は暫く風の余韻を楽しんだ
神山が
「ビールを買ってくる」
と言い売店で買い求め戻ると亜矢子は写真を撮っていた
「あそこの夫婦岩が凄く素敵ね 片方は貴方のように
しっかりがっしりしていて もう一つは寄り添っているわ
あっ ごめんなさい 変な意味じゃないのよ ごめんなさい」
「うん 気にしていないよ 大丈夫だよ そう見ると見えるね」
神山は亜矢子にビールを渡し仲良く呑んだ
「ねぇ あそこに人が居るわ あそこよ」
「本当だ どこからか下に降りられるんだ 探そう」
「ええ 行きたいわ」
神山と亜矢子は海に出る坂を探したが直ぐに見つかった
「与謝野晶子の石碑があるわ」
そこには与謝野晶子の詩がエッチングされていた
亜矢子がこの石碑をバックに写真を撮ってほしいと言って来た
「うん そう 少し笑って」
神山は胸から上と 全身が入る構図で2枚撮影した
「光線の関係で石碑が綺麗に写っているかどうか心配ですが」
「じゃあ 私は」
「うん 大丈夫だよ 綺麗に撮れているよ」
「ふぁ~ 嬉しい」

二人は手を繋いで細い坂道を下るとごろごろとした岩場にでた
降り注ぐ光がまぶしく亜矢子は
「こんなに陽射しが強いと日焼けするわ だけど気持ちいいわ」
時折海風がつよく吹き付けると亜矢子の髪がなびいた
神山は横顔を見ていると 母親が早く良くなってくれる事を祈った
「ねぇ もう少し沖に行きましょ 引き潮だから大丈夫よ」
亜矢子の言う通り潮が満ちた時はこの岩場の半分以上が海になる
岩に貝や海藻が一杯付いている所に来ると
海藻で足元を取られそうだった
「亜矢子だめだ 危ないから 戻ろう」
神山は亜矢子がこちらに進んで来ているので戻るように言った
「分ったわ 戻りまーす」
亜矢子はそう言われると足元を良く見て戻った
二人が安全ところに戻ると 周りにはほとんど観光客が居なかった
二人だけの世界に亜矢子は酔っていた
軽くキスをするだけで 昨日の公園のように悪戯をしなかったので
「二人っきりなのに どうして触らないの?」
「そんな事したら 今日帰れないでしょ おばかさん」
「えっ」
「だって 貴方だって大きくなったら欲しくなるでしょ」 
「うんまあね」
「だから 中途半端は自重しているの だからお願いだから触らないでね」 
「分りました 触りません」
二人はキスをして我慢した
ゆっくりとした時間とこの場所が二人の幸せな空間を作っていた

突然神山の携帯電話が鳴ったので見てみると小田原工場の赤坂からだった
「はい 神山ですが」
「アルタ小田原工場の赤坂です お休みの処すみません
実は第二貨物さんですが 積み込みが順調に進み 今お昼ご飯を
食べているんですが この後直ぐに東京に行きたいそうなんですよ
で 上原の高橋に確認したら 床が乾いたらニーナ・ニーナさんが
商品搬入があるのでずらした方がいいと言っているんです」
「うん その通りですよ」
「そこで 何時に上原が良いか最終判断は神山部長に確認してくれと
いう事なんです」
「そうか 出られる状態ならば 早くても良いかな
分りました 一回現場と相談して 直ぐに連絡します」 
「はい 待っています」 
亜矢子に
「ごめんね 直ぐに終るから」
「は~い 分りました」
神山はアルタの高橋に電話した
「神山です お疲れ様です」
「やあ 山ちゃん 聞いてくれた」
「うん それで現場はどう?」
「ええ 床はもう乾いてきているけど もう少しかな 扇風機を入れたよ」
「ありがとう それでニーナ・ニーナは」
「うん さっき商品のダンボールは来たけど久保さんたちはまだですね」
「そうしたら そこまで行っているなら 当初どおり15時ですね」
「ええ 段ボールの数は驚くほどは無いけど 整理しながら





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2011年6月24日金曜日

Vol.349 鈴蘭 -4-25


今度は神山が選び削ると 1千円が当った
「うん 凄い確立だよ もう一枚買ってみよう」
亜矢子が時間を掛けて選び 削って見ると 1万円が当った
「ふぁ~ 凄い 絶対に凄い」
亜矢子は当選金額の大きさではなく 当ったことを喜んだ
神山は 
「よし では本番だ 亜矢子のバスとはいくつ?」
「なんで関係有るの?」
「まあいいから いくつ」
「2つ」
「よし 組は 2組 下一桁2 その次 本当のバストサイズは」
「え~と 93cmよ」
「うん」
神山はメモをとって間違わないようにした
「6桁の最初2桁が93だ その次ウエストは」
「普段 57かしら」
「9357 次はヒップだ」
「90よ」
「よし できたぞ 935790で探そう 組は下一桁2で」
売場のおばさんに聞いたら
「02組 135790 はあるわよ どうする」
といわれ 確か前後賞がついているから 0の前後があるか聞いたら
「連番で この前の数字があるわよ」
亜矢子は135781から135790の10枚を買った
「ねぇ 今度は貴方 そうね 組は年齢でどう」
「うん 42歳だから やっぱり2か」
「そうね 胸は?」 
「107cmかな」
「ウエストは?」
「うん 79cm」
「ヒップは?」
「うん99だった」
「うん そうしたら 42組の177999番ね 叔母さんある」
おばさんは親切に探し出し 
「わぁ 有ったわよ そしたらこれも連番で買う」
「ええ」
神山と亜矢子は 42組177990から178000の
10枚を買った 神山は買った宝くじを亜矢子に手渡し
「当るといいね スクラッチを最後の1枚買ってみよう」
神山はおばさんが用意してくれたスクラッチの中から選んでいたが
知らない間に自分の意志ではなく手が伸びた 
削ってみると 大当たりの10万円だった
「凄いわ どうしたのかしら」
「うん分らない 知らない間に勝手に選んでいたんだ」
神山と亜矢子は喜んでおばさんに御礼を言って売場を離れた
「はい これ」
「いいわよ 貴方が当てたんだから」
「いや 僕はまだ昨日の外人の分で充分だよ」
「分ったわ ありがとうございます 大切に使うわ」
二人は少し早いが 真鶴へ向かった

駅に降りると潮の香りがして 気持ちよかった
閑散としている駅前にタクシーが空いていたので乗り
神山が以前上野店にいる時連れていってもらった店名を告げた
運転手は頷き車を発進させた
そんなに広くない駅前商店街を下っていくと
直ぐに真鶴港が目の前に現れ 目的のお店も5分ほどでついた
店の前に大きく『うに政』と看板が出ていた
お店に着くと店員がご予約ですかと聞いてきたので
「いえ予約はしていません」
そうすると 13時からになりますがいいですかと聞かれたので
予約を入れた
神山は時計を見るとまだ11時だったので真鶴岬に行く事にした
さっき乗ってきたタクシーが空き車だったので再び乗車して
「岬に行って下さい」
と告げた
車は先ほどと違い崖縁の道を岬向かった 道幅が狭く両側から
樹木がせり出し空気が美味しかった ゆっくりと走ったが 
7,8分で岬についた
観光地だが平日とあって 余り観光客は居なかった
会社の団体や 老人会の団体などで
神山と亜矢子のようなカップルは数えるほどだった
岬の上からみる海は昨日の城ヶ崎海岸と同じでどこまでも紺碧で
吸い込まれそうな不思議な世界だった





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2011年6月23日木曜日

Vol.348 鈴蘭 -4-25


今からタクシーを頼めば充分電車に間に合うと言われタクシーを頼んだ 
「さあ でますよ 浴室にショーツの忘れ物は無いでしょうね」
「あるわけ無いでしょ ちゃんとしまったから」
「じゃあこれは」
浴室を開けるとショーツが掛かっていた 
「えっ いやだ私忘れていたのかしら ごめんなさい」
二人は笑った
亜矢子は何も確認しないでバッグにしまった
「種明かしは 今朝 穿いていたショーツさ」
「もう 探したの でも無いから諦めたのよ もう 貴方が隠したなんて」
「ちがうよ 隠したのはベッド ベッドの脇にこうやって苦しそうになって
挟まっていたんだ 僕が取上げると亜矢子と一緒 すけべって
だから分りやすい浴室に干しておいたんだ これが真相です
うそだと思うんだったらショーツちゃんに聞いてごらん」
「わかった もう ありがとうございます」
こんどこそ部屋を出た二人はフロントで清算しタクシーを待った

暫くするとタクシーが来た事を告げられ伊豆高原駅まで行ってもらう
金曜日の朝なのに観光客は結構いた 若いカップルは少ないが
お年よりの団体とかが多かった 
熱海まで二人分の乗車券を買ってホームで入線を待った
曇りの天気予報だったがすこしづつ明るくなってきた
今日一日降らないで下さいと改めて天にお願いした
電車が入ってきた ここに来る時と同じ様に伊豆急ロイヤルボックスが
連結されていたので
神山と亜矢子は迷わずその車両に移った
発車すると亜矢子は急に口数が少なくなったので心配したが
神山が何を言ってもしょうがないと思い仕事の確認をした
手持ち無沙汰だったのでテーブルの赤いボタンを押して
女性の車掌を呼んだ
「ウイスキーの水割りセット2つお願いします」
「はい 畏まりました」
と言って準備して直ぐにもってきてくれた
亜矢子は心配そうにこちらを観て
「朝から 大丈夫? お昼までに出来上がってもしりませんよ」
ようやく口を開いたので
「ほら 何事も準備が大切だろう だから」
「もう しらない」
そう言いながら亜矢子は丁寧に氷をかき混ぜ水割りを作ってくれた
「はい 準備です 絶対に」
笑いながら 乾杯した
出発した時は薄い雲の合間から所々太陽が見え隠れしていたが
今は ほとんど雲はなくなった 海に反射する光がまぶしかった
今日も伊豆急ロイヤルボックスは貸し切りであった
神山と亜矢子はときどきキスをしたり残り少ない
二人の時間を楽しんだ

熱海駅に着くと家族連れやカップル お年よりの団体など
観光客がロータリー前に溢れていた
ホテルや旅館ののぼりを持った客引きたちが声を張り上げていた
そんな勧誘を断って熱海のデパートに入った
婦人用品肌着は3階にあって神山と亜矢子は一緒に売場に行ったが
神山は少々照れくさく亜矢子の後ろを歩いていた
「ねぇ 有ったわよ これ同じ物だわ 大丈夫ね」
「うん そうしたら Lサイズがあるから 僕はLサイズがいいかな」
「大丈夫よ 前に穿いた時 Mサイズでしょ
私 本当はLサイズなの だけどこのショーツは
伸縮するからMで大丈夫よ」
「うん では3枚買おう」
「えっ なんで」
「うん 亜矢子が2枚」
そう言われて納得したので神山がお金を出して会計を済ませた
「そうしたら 化粧室で穿き替えましょ」
「うん でないと魔力が通じないからね」
二人は笑って化粧室で赤いショーツに穿き替えた
神山と亜矢子は赤いショーツに穿き替えると不思議と力が湧いてきた
「ねぇ 可笑しくない 穿き替えただけなのに なんかちがうわ」
「そうかな ぼくは感じないけど」

目的の宝くじ売場にやってきて
「まずは小手試しだ スクラッチを買ってみよう」
神山と亜矢子は売場のおばさんにスクラッチ宝くじを出してもらい選んだ
亜矢子が選んだくじを削っていくと 3千円が当った
「ねぇ やっぱり違うわよ」





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2011年6月22日水曜日

Vol.347 鈴蘭 -4-25


「なに言ってるの このままで十二分大丈夫だよ」
「嬉しいわ」

神山と亜矢子はレストランへ行った 昨日と同様に
海の見える窓際が席だった
トレーを持って取り皿に食べたい物をどんどん乗せていった
亜矢子は昨日と同じ和食がメインだが 少し洋食メニューものせた
神山はビールを頼み亜矢子が席につくのを待っていた
亜矢子はお味噌汁を2杯持ってきたので
「あとでお代わりすれば良いのに」
「これはあなたの分よ アサリだからお酒飲む人には良いでしょ」
「そうか ありがとう」
ビールが届いたたので 乾杯をして食べた
そんなに運動はしていなかったが よく食べられた
亜矢子も昨日の朝より食べている
温泉玉子が美味しいので お代わりに行った時無くなっていた
変りにベーコンエッグにしようと並んでいると葉山と高柳に会った
「おはようございます 昨夜はありがとうございました」
「いえ こちらこそ 僕たちは今日帰ります」
「そうですか 残念ですね 私たちは明日帰ります
又何処かでお会いした時は 宜しくお願いします」
「こちらこそ では」
神山はベーコンエッグを取り皿にのせ席に戻った
「今ね葉山君と高柳君に会ったよ 明日帰るんだってさ」
「へぇ~ まあ楽しみ方色々ありますからいいでしょ」
亜矢子は少しあきれた感じでしゃべった
神山はお昼の事も有るので8文目でやめた しかし食べたほうだった
亜矢子もおなか一杯にするとお昼が美味しくなくなるからと言ってやめた

ふたりはレストランを後に部屋に戻った
神山が亜矢子に抱きつくと
「だめです」
「だっていいだろ 大きいのだめ」
「だって 可笑しいわ なんか中に貴方が入っているようで だめ」
「そうか亜矢子もなんだ ぼくも風呂でちんちんを洗ったら
麻痺していて 感覚がなくなっているんだ」
「もう だったらだめでしょ 二人とも使いもんにならないんだから」
「わかった ごめんなさい 謝るよ」
部屋の中が一瞬静かになった時 亜矢子の携帯電話が鳴った
「はい 桜川です おはようございます」
神山は聞くのを避けるためにテラスに出てタバコを吹かした
電話が終ったのか声が聞こえなくなったので部屋に入った
亜矢子が
「今 副支配人 橘さんからだったの 緊急で16時から入ってくれと
要請があったの だけど勝手に言われても 私にも予定が有って
ずらせませんって わかった そうしたら18時で何とか出来ないかと
言ってきたわ だから19時だったら行きます でなかったら他の人を
当ってくださいって言ってやったわ ほんと嫌な奴」
「それだけ頼られているんだ 良いじゃないか」
「でも貴方と一緒にいたいわ」
「わかった ごめん」
「だから 帰りは熱海を4時頃だと充分だと思います」
「うん ぼくもその位なら充分間に合う ありがとう 色々と
気を使ってくれて アサリの味噌汁もありがとう 気がつかないからな」
「、、、ばか ばか」 
亜矢子は神山の胸に向かって抱きついて来た 泣いていた
「ほら 折角の美貌が崩れるぞ それでなくとも崩れそうなんだから」
亜矢子は涙顔で神山の顔をじっと見つめ ば~かと言って笑った
「そうしたら 帰る仕度をしよう」
「ねぇ あなた これ受け取って」
「なに」
「うん 私今回 何も出していないでしょ だから」
「いやとっておきなさい 今回僕が全部出すつもりで来ているよ
だから 気にしないで それに外人から貰ったの有るから
結構お釣り来るから大丈夫だよ」
「ほんと ありがとうございます」
「うん 気にしないで」
神山はその分をお母さんに回しなさいと言えなかった
亜矢子は気を取り直し 笑顔で化粧を済ませた
「どう さっきと」
「うん どちらも素敵だ 比べる事出来ないよ」
「上手に逃げたわね ありがとう でも嬉しいわ」
亜矢子はにこにこしてキスをした
神山はフロントに熱海行き電車の発車時刻とタクシーを聞いた





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2011年6月21日火曜日

Vol.346 鈴蘭 -4-25


「こちらこそ 気持ちよかったよ 膣が狭くてちぎれそうだったよ」
「あんなに大きく硬くなって嬉しいわ こんな躰にしたのはあ・な・た・よ」
ふたりはベッドの中でキスを繰り返していた
「ねぇ 私髪を流したいから 屋天風呂に行きたい」
「うん ぼくも洗いたいな 昨日のままだし」
神山と亜矢子は部屋の確認をして屋天風呂へ向かった
「朝食は少し遅れても良いや 30分くらいで出られる?」
「ええ 多分大丈夫よ」
「うん 余り気にしないでゆっくり入っておいでよ
僕が先だと思うから部屋で待っているから ねぇ」
「分りました お願いします」
屋天風呂の入り口でキスをして分かれた

貴重品ロッカーにロレックスと部屋のキーカードを入れ暗証番号を
入力して脱衣所へ行った
この時間帯は朝食の関係で誰も入浴客は居なかった
神山は簡単に躰を流して 海の見える屋天風呂に入った
熱い温泉が躰の隅々まで染み渡った
(あ~ 早いな 亜矢子ともこれで暫く逢えないのか 寂しいな
今日は亜矢子の言うことを全部聞いてやろう)
神山は昨日高校時代の辛い思いを思い出させてしまった反省で
二度と高校時代のことは封印と決めた 
せめてもの慰めとして今朝 明るい亜矢子の顔だった
暗い表情だったら 神山は亜矢子に逢えなくなると思っていた

一方亜矢子は
入り口で貴重品ロッカーに時計と部屋のキーカードを入れ暗証番号を
入力して脱衣所へ行った 浴衣の下は何もつけていないので
タオルで前を隠しそのまま屋天風呂へ行き簡単に流し入った
だれも居ない屋天風呂だったが先日のように寂しくは無かった
海を見ていると父親の事を思い出すが 忘れよう忘れようと
思っていたから余計悲しくなって来るんだと思った
こうやって毎日海を見ていると 直ぐそこで微笑んでいる父が見え
全然寂しくなくなった
(昨夜は 神山さんに対して悪い事したわ 昨夜の涙で
なんか吹っ切れたような気がするわ 今朝 笑顔で
良かった あれだけ一杯入って貰ったから嬉しいな
早く逢いたいな そうだ 熱海で赤いショーツを買って
また宝くじ買おうかしら 今度は神山さんの宝くじ)
亜矢子は熱海で赤いショーツを買って穿き宝くじを買うつもりでいた

神山は頭を洗って体も隅々まで洗った おちんちんを洗う時
感覚がなくなっていたのでもう一度指でつまむと痛かったが
少し麻痺しているようだった
そうだな結構使っているから仕方ないかと思った
石鹸を流すと再び屋天風呂に入り体を温めた
昨日のように朝日が見えないが これはこれで別の雰囲気を楽しめた
(そうだ 熱海でデパートがあったけど あそこで赤いショーツを
買って 宝くじでも買うか まあ2度と無いだろうが夢だから)
神山も熱海のデパートで赤いショーツを買う事を決めた
風呂から出ると6階の自動販売機でビールを買い部屋に戻った
亜矢子はまだ戻っていなかった 買ってきたビールを持ってテラスにある
椅子に座ってタバコを吹かしながらビールを呑んだ
神山は赤いショーツを買うにしても熱海のデパートが
何時に開店するのか気になってフロントに聞いた
10時開店と教えてくれた
ここを8時30分に出れば充分なので結構ゆっくりできると思った
テラスに戻りかけた時 亜矢子が帰ってきた
「どうだった いい湯加減だったよ男風呂は」
「ええ 女風呂も熱くなく入りやすかったわ」
神山は冷蔵庫からビールを出して亜矢子に渡した
「ああ美味しいわ 風呂上りの一杯 ですね」
ふたりは笑った
「ねぇ あなた熱海にデパートがあるでしょ 開店時間聞いたでしょ」
「うん なんで?」
「じつは私が聞いていた時だったの」
また顔を見つめあい笑った
「もしかして もしかして あ・か・ぱ・ん?」
「そうよ あなたの赤パン」
「えっ 亜矢子の赤パンだよ」
「いいえ あなたのよ」
また笑った
風呂上りでつやつやしている亜矢子の顔がほんのり赤くなった
「ねぇ わたし このまんまでいい それとも化粧したほうがいい」





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2011年6月20日月曜日

Vol.345 鈴蘭 -4-25


4月24日 金曜日 朝 曇り  伊豆 

神山は目覚ましをセットしておいたが早く目が覚め
亜矢子を起こさないようにそろりとベッドを抜け出した
冷蔵庫からビールを出し テラスでタバコを吹かし呑んだ
結局昨夜は亜矢子が起きなかったので神山も早く寝る事が出来た
今朝は昨日と違って少し曇っていた 上原の什器搬入を考えると
このままもって欲しいと案じるしかなかった
天候を気にして部屋でTVを音声無しで見ていると今日は雨が
降らないようだったが 明日は雨が来る可能性が高かった 
車を手配しておいて良かったと思った
暫くすると亜矢子が目を覚まし
「ごめんなさい わたしどうしたの 寝ちゃったのね」
「おはようございます どう 頭は痛くない?」
「ええ なんか急に酔いが廻ったみたいで ごめんなさい」
「いいよ そんなに謝らなくても それより今日は曇りだ
一日持つといいね」
「そうね 雨具は折りたたみの傘しか持ってこなかったの」
「うん大丈夫だよ 降らないさ ふたりの行いがいいから」
神山は亜矢子の寝ているベッドに入り込み キスをした
亜矢子も答え上になってキスをした 
「ねぇ 大事なところ なめて」
亜矢子は神山の顔を跨ぐ格好で秘所を押し付けてきた
神山は指と唇でクリトリスを愛撫したが 更に強くそして前後に動いて
自分でリズムを取っていた 空いた手で神山のおちんちんを触り始めた
このままでは何も出来ないので 亜矢子を倒し神山が上になり
亜矢子のクリトリスを愛撫した
指と舌先で攻撃すると喘ぎ声を漏らし始めた
亜矢子も必死に口と両手で肉棒を大きく硬くしていった
突然亜矢子が体を入れ替え上になると 両手でキリをまわすマッサージを
してきて 唇は亀頭をちょろちょろとしゃぶりはじめた
神山も指を膣に入れGスポットあたりを刺激した
もう秘所はぐちゃぐちゃになり
「ねぇ 入ってきて 指じゃいや お願い」
神山は亜矢子を下にして ゆっくりと挿入した
「ああ 気持ちいいわ あなた ほんとよ 気持ちいいの 可笑しいわ」
少しづつ最初はゆっくりと動かしていった
亜矢子も膣の中が感じてきたのか腰を使い始めた
二人の腰の使い方がリズム良くなってきた時 亜矢子が
「だめ あなた いくわ ああ あっ うっ」
神山が亜矢子のリズムを壊し早くすると
「ああっ うっ だめよ そんなに ほんと」
亜矢子の膣が段々と窮屈になってきてきた
神山も段々と昇天が近づいてきてストロークを早く大きくすると
「だ め いく ああっ い・く・わ、、、、」
亜矢子は躰を反らしてピクピクとした時に神山も昇天してしまった
神山がぐったりと亜矢子の上にかぶると亜矢子の手が神山を抱きしめた
神山が少し元気になったときに 膣から肉棒を抜くと
「ああっ 出て行く だめ 出て行かないで」
亜矢子は腕と足で神山の腰を抑えぬけないようにした
「こら亜矢子シャワーを浴びようよ」
「もう少しだけ お願い」
そう言っていると腰を少しずつ動かし始めた 
神山は完全に硬度を失っていなかったので気持ちよかった
亜矢子の膣も締まったままなので 肉棒は再び元気になった
神山も腰を動かし始め 亜矢子とリズムを合わせると
気持ちが良くなったのか 先ほどとは違う喘ぎ声を漏らすようになった
「あっ きのうから可笑しいわ 今までに無いきもちよさ あっ」
神山は上体を後ろへ反らしピローを亜矢子の腰の下に入れ
Gスポットを刺激すると
「ねぇ もう だめ いきそう ねぇ、、、」
神山は下から同じリズムで上につついた
亜矢子は膣をきゅんと閉めながら躰を反らして
額にはうっすらと汗が滲んで髪の毛がまとわりついた
「あなた い・い・ ほんとよ いいわ だめっ、、、」
神山は更に速く動かし膣の奥まで突き上げると
「あっ あっ うっ ぐっ い・ぐ・ あっ」
膣が更に窮屈になり神山は
「でるぞ」
「ぎ・で うっ ぐっ ああっ」
神山と亜矢子は一緒に昇天してしまった
二人とも動けず神山は亜矢子の上に倒れた
亜矢子はよほど気持ちよかったのか両足を開き投げ出していた
神山が先にうごき始め亜矢子の躰からおり仰向けになった
亜矢子が神山の胸に乗ってきて 
「ありがとう 一杯してくれて嬉しいわ」




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2011年6月19日日曜日

Vol.344 鈴蘭 -3-24


「お願いね 私寂しいから」
「うん 分りました」
神山と亜矢子は持ってきたワインとビールを呑んだ
時間は早かったが 貸切露天風呂をでて部屋に戻った

亜矢子が
「昨夜はカラオケしたでしょ 今夜は卓球しない ねぇ
私 以前卓球をしていたの だからやろう」
神山と亜矢子はフロントに卓球の予約状況を聞いてみると
空いているのでいつでも使えますと返事が返ってきた
神山と亜矢子はフロントで手続きをすると卓球室に入った
二人はかわるがわるサーブを打って楽しんでいた
神山が大袈裟に打ち損じたり大笑いの連発だった
少しからだが温まってきたのでビールを呑みながら亜矢子と
話をしていると 部屋の外で葉山と高柳がこちらを観ていた
神山は相手にしなかったが 亜矢子は2人より4人のほうが
楽しいからと言って彼女達に近づき誘った
葉山と高柳が
「先ほどはありがとうございます ご馳走様でした」
「うん 寂しそうだったかね 独身最後の旅行が」
「はい 楽しくなりました ワインまでありがとうございます
実は 卓球をしたいと思っていたんですが 満室と断られ
しかし 見てみようって 着たんです」
「そうか 僕らは休んでいるから どうぞ」
葉山と高柳は お辞儀をして卓球をはじめた
最初は簡単にラリーをしていたが そのうち本格的に打ち合いをした時に
亜矢子は はっと気が付いた もしや高校3年の時インターハイで3位に
なったペアではないかと 面影が少し残っていたもう20年くらい前の
記憶だ 間違っていたら失礼だし確かめるのは止めようと思っていた
見ているとあの頃の自分が思い出された 父親を無くし
気分を紛らわせるには卓球しかなかった 
その努力が実って3年生の時はシングルで1位に輝いた
3年の時彼女達が2年生でダブルスで3位とはっきりと思い出した
目の前に自分の青春時代が戻ってきた 喜んだ亜矢子は
2対1で打ち合った 最初はラリーで肩慣らしをした
葉山と高柳たちはまだ気が付いていなかった 亜矢子は葉山に
「ねぇ 1対1でやらない」
「ええ お上手のようなので 楽しいです 21ポイントでサーブは3回で」
最初のサーブは亜矢子がした 葉山は返せなかった次のサーブは打ち返し
ラリーが続いたがやはり亜矢子がかった 次のサーブは葉山は上手に
返したが入らなかった 今度は葉山がサーブの番だった
上手な変化球を出しても打ち返された 亜矢子はポイントを落とす事無く
順調だった 15対0で亜矢子が勝っている時に高柳が
「ちょっと待ってください あの間違っていたら申し訳ないのですが
桜川さんは高校3年の時にインターハイで優勝された桜川さん?」
「ええ そうよ」
葉山と高柳はやっぱりと言って
「お手合わせ ありがとうございました」
神山は何を言っているのか分らなかったが 亜矢子が葉山や高柳と
同じ様に卓球をしていた事を知った 高柳が
「私たちは東京三校で出ていました 桜川先輩は県立静岡でしたよね」
「ええ 私も先ほど座っている時思い出しましたよ
残念だったわね 第3ゲーム 最後サービスミスだったでしょ」
高柳はよく覚えていると感心し
「よく覚えていらっしゃいますね ええ あのサービスミスは残念でした」
亜矢子は今度は高柳とプレーを楽しんだ 二人とも青春時代を
思い出し ゲームは楽しく進み終わった
葉山と高柳は神山と亜矢子に
「ありがとうございました いい記念が一杯です
先輩 ありがとうございました 楽しい記念が出来ました」
「良かったわね 今日の出来事は胸の中にしまって置きましょうね」
「はい 分りました ありがとうございます 失礼します」
そういって葉山や高柳は卓球室を後にした
二人が帰った後 亜矢子は笑いながらプレーをし
ワインやビールを呑んだ
少しプレーをすると亜矢子は少し休みたいと言って部屋に戻った
「少し呑みすぎたかしら ごめんなさい」
「うん いいよ 青春時代を思い出せたんだから」
亜矢子は突然泣き出した 神山は はっと思ったが遅かった
「ごめんよ お父さんの事思い出させて ごめん」
「亜矢子は大丈夫よ ありがとう なぜかあの頃の自分が思い出されて」
神山は亜矢子をしっかりと抱きしめベッドに横にした
(参った 反省だ 高校時代はお父さんの事で辛かったんだよな)
神山は冷蔵庫からビールを出してテラスで一人で呑んだ
亜矢子は起きてきそうに無いので寝る事にした




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2011年6月18日土曜日

Vol.343 鈴蘭 -3-24


テラスで海風を受けながら呑んだ 気持ちよかった
神山は昨日と今日の支出を簡単に計算した
伊豆急で5000円 タクシー1000円 ワイン15000円
今日がタクシー12000円 公園内で7000円 帰りのタクシーが
7000円 食事で36000円 ビールとカラオケが5000円
約合計9万円だった 賭けゴルフで21万入っているので
今回はその分で充分足りた
ぼんやりとしていると携帯電話が鳴っていた 神山の携帯だった

部屋に戻り電話に出てみると杉田からだっら
「先輩 翔です お休みのところすみません」
「うん どうした?」
「2件有りまして まず先輩の昇進祝賀会がホテルオートモで行われる
事になりました それもアルタさんと合同です」
「えっ ホテルオートモ なんでまた 凄すぎるな」
「ええ 内藤社長さんのご提案だそうです
これからの仕事を考えると別々より一緒にどうですかと言う事ですって」
「へぇ~ 驚きだな うん内藤社長の言う通りででしょ わかるな」
「それで うちが最低60名集め 最終的に200名規模だそうですよ」
「へぇ~ 200名 なんだそれ おい本当か 翔」
「ええ その準備で今リストを作ったり てんてこ舞です
みんな残業ですからね ほんと 急に言われてもね」
「そうか ごめんな 倉さんは」
「ええ リストを出して由香里姫と帰っちゃいました 僕一人です」
「うん ありがと それで僕関係のリストか?」
「ええ その確認をしたかったんですが 今から業者さんを
読み上げますから 抜けていたら教えてください
なんと言っても 副社長名で手渡しなんですよ」
「えっ 副社長が絡んでいるの そうか分った
内藤社長と副社長時田さんが決めたんだ きっと わかった言ってくれ」
リストは全員が奥村に提出し 市川がダブっていたり整理したものを
杉田が今持っている 読み上げられると神山は 全て聞いたことがある
業者の名前ばっかりで 漏れは無いと思ったが 今一度読まれていない
業者があるか頭の仲で整理した 神山は年度行事で
お世話になった人がいないか確認すると 3社ほど出てきた
「この3社は普段はあまり取引が無いけど 秋の銀座大祭りの時
色々と接触がある この会社を入れるか否かは任せる」
「はい メモをとりました 他には」
「う~ん 少し待ってくれ うん その位だ」
「はい 分りました しかしオーバーしているんですけど
大丈夫なのかな」
「大丈夫だよ 任せておけば あとはないか?」
「ええ ほんとは声も聞きたかったんです」
「わかったよ ありがとう」
「では失礼します」
「明日はこちらから電話する 多分夕方に上原だ」
「はい 分りました」

神山が電話をきると 亜矢子が起きていて
「大変ね お休みなのに」
「うん まあしょうがないよ ぼくの為に残業をしているんだ」
「へぇ~ 貴方の為に残業」
神山は今の話を説明した
「ふぁ~ あのホテルオートモで200名の祝賀会 ほんと?」
「うん だから聞いたんだ そうしたら招待状は副社長名だって」
「ほんものね 凄いわね なにか貴方が遠い存在になりそう
私 一瞬寂しくなったわ」
「大丈夫だよ しかし200名だって どんな人が来るんだろうねぇ」
「偉い方 会社の社長さんとかでしょ あなたが今後働きやすいように
色々な方面の方たちとご挨拶があるんでしょ しかし凄いわね」
神山と亜矢子は話の内容に酔っていた
部屋の時計が21時少し前を差していたので 貸切露天風呂の準備をした
露天風呂に入っても神山と亜矢子は祝賀会の事で頭が一杯だった
亜矢子は小さいおちんちんをひっぱたりして遊んでいた
「あなたが偉くなっても私と付き合ってくれる?」
「当たり前じゃないか 何で?」
「だって大きくならないもん」
「わかった しかし部屋に帰ってからにしよう」
「うん だけど小さいとつまらないわ」 
亜矢子はそう言って いじり始め少しずつ大きくなるおちんちんを
頼もしそうに見ていたが 
「こんど連泊出来るのが何時になるか分らないわ だから今夜は離さないわ」
「うん 連泊でなくとも逢えるよ 時間を作りますから」




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2011年6月17日金曜日

Vol.342 鈴蘭 -3-24


「わかった 大至急手配してください」
「はい 分りました」
ウエイトレスは厨房に入って料理長と話しているが頷いてOKと言っていた
「なんで あげるの さっき言っていたのに」
「うん どこかで会った時に今度はこちらが断然優位になるだろ
それにこの位だったら 外人のお金で充分お釣りが来るよ
そういったお金は貯めるとろくな事が無い 使うに限るさ」
「そうね どこかお仕事で会った時完全に優位に立てて進められるわね」
サイコロステーキが運ばれてきた 一口食べると先ほどより硬かった
もしやと思ったが ここで料理長と話す事も無いだろう思いやめた
亜矢子も
「さっきより少し硬いわ 同じお肉かしら これ」
神山は先日学んだお肉の特性を分りやすく説明した
「そう 同じお肉でもそんなに変るの へ~ 知らなかったわ」
「うん 今後の仕事の資料さ」
「あなたってどこまで凄いの 計り知れないわ」
「そんな事はないんだよ 不思議に思った事を追求しているだけさ
なんで しめ鯖が美味しいのだろうとかさ」
「ふぁ~ そんな事出来ないわ 私 途中でギブアップね」
神山と亜矢子は少し硬い牛肉サイコロステーキを食べて
よく冷えたワインも呑んだ
えぼだいや干しいかも美味しかった えぼだいは適当にあぶらが乗ってて
口の中でとろけた いかも柔らかく潮の味があって ワインではなく
日本酒が欲しくなった
神山と亜矢子に揚げ物が出される時に葉山と高柳のテーブルに
昨日食べた朴葉焼きとワインが運ばれた 彼女達は最初頼んでいないと
断っていたが 神山からの差し入れと聞くと素直に受け入れた
神山が丁度彼女達を見た時 葉山と高柳は会釈をして
何か言いたそうだったが神山は頷きすぐに亜矢子に
「彼女達 喜んでいるよ しょぼくれた顔で食事は美味しくないからね」
「よかったわ あの細くて綺麗な方確か高柳さんでしょ 
来週 結婚式で独身最後がつまらない食事では 最悪ですもんね」
「うん 結構綺麗だけど ぼくのタイプじゃない 性格も嫌だ」
「随分と嫌われた物ね 可哀相」
「ぼくが悪いんじゃない 彼女がそうしたんだよ」
「そうね 彼女達が悪いわ ああゆう性格の人達って多いから気をつけてね」
「わかった さあ食べよう」

料理は揚げ物 酢物 ご飯 留椀 香物 と次々と出てきて
どれも美味しく食べられた 留椀の時に先ほどの伊勢えびのお味噌汁も
一緒に出てきた 大きな盃に魚介類がぎっしり入っていて美味しく
熱いご飯に掛けて食べたくなるほどだった
伊勢エビの味噌汁を飲み終わると ウエイトレスが来て
「神山様 御代わりがございますが 如何されますか?」
亜矢子に聞くと遠慮すると言うので 
「先ほどのご婦人達に分けてください お願いします」
ウエイトレスは分りましたと言って厨房に伝えた
すべて綺麗に食べ終ると デザートが最後に用意された
今夜はフルーツの上にアイスクリームが乗っていたので
ワインを少したらし食べてみた 結構ワインの渋みとアイスクリームの
甘さがマッチし美味しかった それを見ていて亜矢子もまねをした
「こうやって頂くのも美味しいわね 今度自宅でやってみよう」
「上手く行ったら はやしでメニューに出せばいいよ」
「そうね もう試しているかもね あの人努力家だから」
神山と亜矢子は全部綺麗にすると ワインが昨日同様余ってしまったので
部屋に持って帰る事にした
レストランを出る時 伝票を確認したら
牛肉サイコロ3 6000円 ワイン2 30000円と書かれていて
間違いが無いのでサインをした

レストランを出てフロントに行き 貸切露天風呂の空き時間を尋ねると
1時間後の21時に空くと言うので予約を入れた
二人は6階の自動販売機でビールを多めに買って部屋に戻った
神山と亜矢子は
「食べたし飲んだね 美味しかった 今日は芝生で運動したから
よく入ったのかな」
「ええ 私もおなか一杯よ 少し横になっていい」
「うん 1時間後だから 横になろう」
神山と亜矢子はくっついて横になると神山が触りだしたので
「ねぇ ほんと可笑しいの だから勘弁して お願いだから触らないでね」
「分りました 触りませんよ」
神山と亜矢子は背中合わせで横になっていると亜矢子は寝てしまった
神山は一人起きて冷蔵庫からビールを出して




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2011年6月16日木曜日

Vol.341 鈴蘭 -3-24


テーブルに置いてあるお品書きを見てみると
さっぱり分らないので亜矢子に聞くと
「ええ 少しずつ変えているでしょ お刺身は多分一緒だと思うわ
鮮魚の盛り合わせが違ってくるんじゃない」
次に運ばれてきたのは 前菜と吸い物だった
やはり吸い物も昨日と材料が違っていた 当然味も違って美味しかった
ビールも呑み出されたものも食べるとタイミングよく刺身が出て来た
神山はウエイトレスにワインを注文した
すでに用意されていたのかチェイサーも一緒に直ぐに持って来てくれた
ワインが冷えていたので ウエイトレスにワインクーラーを頼んだ
下駄の切り身には新鮮な鯛など昨夜と同じ盛り合わせで
丸い器も伊勢えびが動いていたりこちらも新鮮だった
今夜はもう一つ器が用意されしめ鯖が盛られていた
「美味しそうだね このしめ鯖は」
箸を動かし口にはこぶと 美味しかった 先日上原で食べたのと
同じ位美味しかった
「美味しいよ しめ鯖」
亜矢子は言われて口に運んで一口食べると
「ふぁ~ 久しぶり 美味しいわ うん あぶらもあって美味しい」
「実はこのしめ鯖で副社長と仲良くなったんだ」
神山はしめ鯖事件を簡単に説明した
「ほんと 2回も食べたの その副社長さんよっぽどお好きなのね」
「うん お肉より魚だね」
「羨ましいわね 都会わ」
「なに言っているの こっちだって新鮮な魚介類豊富じゃないか」
「ええ だけど毎日食べられないわ 贅沢な悩みね」
神山はボトルを持ってワインをグラスに注いだ
ワインを呑もうとすると亜矢子が顔を近づけ
「ねぇ あの二人こっちを見ているわ 嫌ね」
神山も亜矢子の目線を追いかけると 葉山と高柳がこちらを観察していた
「ほっておけ なにを言われても聞かれても知らん振りだよ」
亜矢子は頷き ワインを呑み刺身を食べ始め久々に
運動をしたのか よく呑み食べた
神山は二人のテーブルには特別料理が置いてないので
スタンダードプランで宿泊しているのだろうと思った
伊勢えびも歯ごたえがあってあまく美味しかったので
ウエイトレスを呼んで
「このエビの頭を少しでいいのですがお味噌汁で頂けますか?」
と尋ねると 出来ますが少々お時間を頂きますと言い
厨房から取り皿を持ってきて 伊勢えびを乗せて戻った
「ふぁ~美味しそうね 楽しみだわ」
「うん 以前頂いた事があるんだけど なんとも言えなかったね
そうだ あしたはそこへいこう 真鶴だけどいいよね」
「ええ 大丈夫よ 行きましょう また太るわ」
ふたりは見詰め合って笑った
そうしているうちに 煮物が運ばれてきた
竹の子が出てきたが旬には少し早いと思い
一口食べると 口の中でとろけた不思議な竹の子だった
亜矢子も美味しいけど 竹の子らしくないと不評だった
「京都の竹の子と三島で売っている竹の子をたして割ったような感じ」
「うん 歯ごたえが無いね あえて出しているんだから
なにか理由は有るんだろうけど 分らないや僕は」
不評だった竹の子を食べワインをグラスに注ぎ箸を進めると
焼き物が運ばれてきた
今夜はえぼだいとイカの一夜干しを焼き魚で 牛肉サイコロ焼きが出てきた
神山と亜矢子は美味しい美味しいと言い 味わいながら食べた
牛肉にはおろしニンニクが付いていて それを乗せて食べると
美味しさが倍増した 亜矢子が
「もう一度 はやしのステーキを食べたいわ ホテルより美味しいかもね」
「ぼくも食べたいと思っている 近いうちに仕事で伺う事になると思うよ」
「ふぁ~ いいな 一緒に食べたいな」
「プライベートでも行こうね」
神山はサイコロステーキが美味しくて直ぐに食べてしまったので
ウエイトレスに追加をお願いした

彼女が戻る時に視線を葉山と高柳に移すと寂しそうに食事をしていたので
神山は再びウエイトレスを呼ぶと 嫌な顔をしないできてくれた
「直ぐにできる牛肉料理をあのご婦人たちに差し上げてくれ それと
こちらにワインを一本 あちらにも一本頼む」
「お会計は神山様で宜しいのですか?」
「勿論 あちらはまだ刺身だから焼き物には間に合うし 彼女たちは
スタンダードプランでしょ」
「ええ そうです」




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2011年6月15日水曜日

Vol.340 鈴蘭 -3-24


亜矢子はカメラを神山に渡し椅子に座った
胸と大事な所はタオルで隠したが充分セクシーだったので
構図を変え3カットくらいシャッターを押した

「じゃあ 行こうか」
神山はフロントへ露天風呂の鍵を受け取りに行った
露天風呂の入り口で亜矢子は待っていて 神山が来ると一緒に
脱衣所に入った 今回は昨日同様男風呂だった
亜矢子が浴衣を脱ぐと下は何も付けていなかった
ガラス戸を開けると海からの風が気持ちよく 持って来たビールを呑んだ
神山はビールを持って湯船に入った 亜矢子も入ってきて
「今朝はビックリしたわね 突然」
「うん 音が聞こえなかったよ だけど亜矢子は全然動じなかったね」
「そんな事無いわ 心臓が破裂しそうだったわよ」
「そんな風には見えなかったよ」
「ええ ある部分で開き直ったのね あんな事初めてよ」
「ああ しかしいい体験をしたもんだ もう一度体験しても良いかもね」
「ば~か しらない 私がどれだけどきどきしていたかわかる」
「ごめんごめん 金輪際嫌だね 特にああいった女性の類は」
「そうね 私たちと世界が違うわ」
亜矢子がまだ小さいおちんちんを遊んできたので 神山は縁に座った
「なんか今朝と同じね」
神山と亜矢子は笑った
「よし ここは静かに入って 部屋に帰ってからにしよう」
「そうよね 昨夜は私直ぐ寝たしごめんなさい」
二人はおちんちんや乳首を触るだけにして 楽しみを後に残した
しかし亜矢子は感じているらしく 我慢できなくなり
「ねぇ お願いだから触らないで 感じて来ているの ねぇやめて」
「わかった これは公園のお返し」
神山はクリトリスを柔らかく撫でたりつねったりした
「もうしません ほんとだからやめて お願いだから触らないで」
「わかった?辛かったんだよ 僕だって」
「もうしません お願いします」
神山は触るのを止めると亜矢子は神山にかぶさりキスを繰り返しした

部屋に戻る時ビールを買い求め手を繋いで部屋に入った
亜矢子は部屋に入るなり神山に抱きつき唇を合わせてきた
二人はそのままベッドにたおれ戯れた

ソファーに横たわると 海の向こうにある太陽が静かに赤くなっていた
神山は冷蔵庫からビールを出して亜矢子とテラスに出てみると
真っ赤な太陽は海に一筋の光線を差し小波が反射していた
ふたりは互いの腰に手を回し自然の偉大なショーを眺めていた
ゆっくりと半分ぐらい沈んでくると
今日も一日が終るようで寂しい気持ちになった
神山はロレックスを覗くと6時少し前になっていたので
「亜矢子 素晴らしいね いつ見ても飽きないな」
「ええ 今日もご苦労様でしたって そう思うわ」
「そろそろ下で夕飯を食べようよ」
「もう そんな時間なの 日が沈むのを見ていると時間を忘れるわね」
二人は部屋を見渡しドアを閉めた
亜矢子は神山の腕をしっかり抱きつきレストランに向かった

レストランはほぼ満席だったが 奥の外が見えるガラス側にテーブルが
空いていて ウエイトレスに案内された
神山はビールを注文し亜矢子と外の夕日が沈んだ景色を楽しんだ
「ふぁ~ 綺麗 なんとも言えないわね」
「うん 最後の光が小波に映っていて カメラを持って来れば良かった」
暫くするとウエイトレスがビールを運んできた
「お待たせしました こちらが今夜のお品書きです」
そう言って先付けを置くと二人のグラスにビールを注いで
「あとのお料理は 直ぐにお持ちいたしますので 少々お待ちください」
お辞儀をして 厨房カウンターに戻り 各テーブルを見渡していた
亜矢子がビールグラスを持ち 神山もグラスを持った
「では お疲れ様でした 乾杯」
「うん 乾杯 ほんとに大変な一日でした ご苦労様」
「先付けが変っているわね 昨夜と違うわ」
「そうだね 大変だね ホテルはこうやって献立も替え 苦情も聞いて」
「そうね だけど今はそれが当たり前になっているから苦にならないわ」
「そうか 一種慣れかな」
「ええ 多分ね」

ビールが無くなったのでウエイトレスを呼びビールを注文した





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2011年6月14日火曜日

Vol.339 鈴蘭 -3-24


「どちらでもいいよ 亜矢子の仕事しやすいほうで」
「ええ 一緒のほうが助かるの 翌日ゴルフの方がいらしていて
お部屋割をどうしようか考えていた所よ 助かったわ」
「わかった 多分椿さんもご存知だと思うが内緒だよ 30日までは」
「ええ多分ご存知よ 私からは言わないわ 内緒にしておくわ」
「うん 頼みますね」
「私 幸せよ 凄い人とお付き合いできた事を誇りに思うわ ずっと」
「さて おなかも一杯になったし どこにこうか?」
「ねぇそうしたら 城ヶ崎海岸へ行きたいな」
「うん そうしようか」

二人は手を繋いで公園を出てバスの発車時刻を調べたら行ったばかりで
30分以上待つのでタクシーで城ヶ崎海岸へ向かった
亜矢子は神山の肩に寄りかかりうっとりとしていた
愛らしい横顔で太陽の光が端正な輪郭をくっきりさせていた
平日で道路が空いている事もあり直ぐに付いた
つり橋の入り口に売店があり そこで亜矢子がインスタントカメラを買い
「これでね あの白い灯台から海を撮るの きっと綺麗よ」
神山と亜矢子は白い灯台に登ると確かに海は紺碧で綺麗だった
言葉では言い表せない不思議な世界だった
亜矢子はその海を何枚も何枚も写真を撮っていた
神山は岸壁に打ち砕ける波を見ていた 何回も何回も当っては砕け
しかし岸壁は動じなかった 何かが見えているがはっきりと
イメージできなかった
亜矢子に岸壁の波を教えてあげると わぁ凄いといって写真を撮った

吊り橋を渡ろうとすると 向こうから葉山と高柳がこちらに向かっていた
先方も気がつき会釈をしてきたので 神山は頷くだけにした
吊り橋の真中で葉山と高柳が
「先ほどは ありがとうございます 助かりました
それとお金ですが 神山様にお返しをしようと話をしていたんです」
「僕は要らない 今後人をよく吟味して遊ぶ事ですね では」
神山と亜矢子は彼女達と別れた
渡り終わると 亜矢子は
「真中で止った時にちょっと下を見たのそうしたら怖かったわ」
思い出したのか神山の腕をきつく抱いた
ここはカップルが多くどこを見回してもカップルばかりだった
亜矢子が写真を撮っているので神山も何箇所か写真を撮った
「すみません 写真を撮って貰えないですか」
と声を掛けられたので振り返ると まだ若いカップルだった
「はい どこを背景にしますか?」
海を背景にして欲しいと希望してきたので神山は指示をして
構図を決めてシャッターを押した
カメラを持ち主に返すと又 別のカップルから依頼があり 結局
4組写真を撮った事になる
「大変ね人気カメラマンは 優しいから頼られるのね あなたは」
「今の若い女の子は積極的だね ああやってリードして写真を撮って」
「ねぇ 私の写真を撮って 海を背景にお願い」
インスタントカメラを神山に渡しポーズを作った
ファインダーで見ると改めて綺麗だった 
神山は違う角度からもう一枚撮ると 亜矢子にカメラを返し
「改めて 惚れ直しました 凄く綺麗だったよ
海も綺麗に背景に出来たし ばっちしだよ」
「ありがとう でも私写真なんて殆ど撮った事無いの
なんか違う自分がいるようで嫌だったわ でも今日は楽しいからいいの」
「それでインスタントカメラを買う気になったの?」 
「ええ 今日はいつもと違うんです それでカメラを買ったの
ほら あなたと一緒だし ふふふ」
「そう言うときはきっといい写真が撮れているよ」
「そうね ありがとう」

城ヶ崎海岸を二人は探険したが 亜矢子が少し疲れたと言ったので
タクシーでホテルに帰る事にした
ホテルに着くと夕飯まで充分に時間があるのでフロントで貸切露天風呂の
予約状況を聞くとあと15分で空くと言うので予約をした
部屋に戻ると亜矢子は神山に抱き付いてきて
「やっと二人だけになったわ 嬉しいわ」
「うん こうやって抱けるもんな 僕も嬉しいよ」
神山は冷蔵庫からビールを出して 亜矢子に渡し乾杯した
一息つくと新しい浴衣に着替えビールを持ってテラスに出た 亜矢子が
「ねぇ 私の裸を撮影してくれる?」
神山は驚いたが
「うん そうしたらテラスの椅子に座っているポーズがいいと思うよ」





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2011年6月13日月曜日

Vol.338 鈴蘭 -3-24


神山はこのままでは危険だと思い 4人に歩み寄った
立っている外人は神山を見て
「おまえの出る幕じゃない 邪魔だ」
と 言い返してきたので 6万円を葉山と高柳に渡し
ここから出て行くように言った
外人は収まらずに神山に詰め寄ったが
「勝負に負けておいて 女から借りた金も返せないとは酷い
これに懲りたら 二度と女に詐欺は働くな 分ったら出て行け」
「格好つけるな」
というのが早いか パンチを出してきた
神山は上手によけてその腕を掴み一本背負いで投げた
倒された外人はなにが起きたか分らず倒れていたが
相棒がぺこぺこお辞儀をして 倒れた外人を起こし立ち去った
店員や亜矢子 数組のカップルから拍手が起こった
何事も無かったように席に戻ると 亜矢子がキスをしてきた
「ふぁ~素晴らしいわ あなた あんなに大きい外人を投げちゃった」
「ごめんね」
「謝る事無いわよ あの外人が悪いんだもん 私もすっきりしたわ」
「うん 僕もすっきりしたよ」
神山と亜矢子は運ばれてきた カレーライスを食べた
先ほどのシュウマイも美味しかったが カレーも美味しかった
「ご馳走様でした おなかが一杯よ 太っちゃうわ」
「大丈夫だよ また一杯運動するんだから ねぇ」
小さい声で言うと亜矢子の顔は真っ赤になって
「ば~か こんなところで言わないで 恥ずかしくなっちゃうでしょ」
「だってホントでしょ」
亜矢子はもう知らないって言いながら笑い涙を流した

そんな時に神山の携帯電話が鳴った 洋子からだった
「ちょっと失礼するよ」
そう言い立ち上がり 表に出た
「洋子です お休みのところすみません」
「うん どうした」
「ええ インターネットで色々と調べていたんですが
例の外人 やはりアレックスグループのアレックス氏でした」
「へぇ~ そうか やっぱり 何で分ったの?」
「ええ 過去の記事を見ていたんです そうしたら出てきました
奥さんとご一緒の写真も載っていました」
「いつ頃来たの」
「ええ 13日にきています」
「そうすると30日以降に会うがこれは楽しみになってきたね 
ありがとう できればフロッピーで保存して会社で見られると良いけど」
「ええ URLを保存します」
「わかった さすが洋子ちゃんだ ありがとう だけど今日は
ゆっくり休養する日だろう もうPCから離れなさい 仕事は明日からだ」
「は~い わかったわ どうですか休養していますか」
「うん 芝生の上で寝転んでいるよ 海の風が気持ちいい
一区切りついたら連れてくるよ 約束する」
「はい 分りました では」
神山は電話を切ると 席に戻った 亜矢子が大変ね休みに電話って
「うん仕方ないさ 売れっ子は そうだ こんど26,27日と
ゴテンバ グランド インの椿さんの仕事で来るよ」
「ええ 伺っています 翌日ゴルフでしょ いいわ」
「たまには息抜きをしなければ ねぇ」
「今日も息抜きしているでしょ」
「うんまあね」
「ところでご一緒の女性はどんな関係?」
「気になる」 
「ええ 大いに気になるわ」
「わかった しかし誤解の無いよう聞いて欲しい」
「そんなに怪しいの?」
「違うよ 隠し通せないから 話すけど4月30日で僕は2つの会社で
昇進するんだ」
「えっ」
「鈴やでは東京本社次長 アルタでは担当常務になる」
「へぇ~ そんなに偉くなっちゃうの 凄い それで女性は?」
「うん 専属の秘書だ 役職は部長だよ」
「へぇ~ 凄い わたしそんな偉い人とお付き合いしているんだ」

神山は経緯をかいまつまんで話した
「そうすると 貴方の努力が実った訳ね 普段 心がげている事が」
「うん まあそうかな」
「そうしたら お部屋は一緒でも構わないわね」





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2011年6月12日日曜日

Vol.337 鈴蘭 -3-24


18番のティーグランドで葉山と高柳達が外人と何か相談していた
ここで外人二人が勝っても元が取れないので 
「どうだ このホールは 10万でいいか」
「幾らでもいいよ」
「よし 20万円でやろう」
この18番は軽く右に曲がっていて パーを取るのが難しいホールだった
先ほど廻った時もボギーを叩いている
曲がっている先は雑草が生えていて コントロールできないし
かといって パーを取るにはとよく観察してみると
その雑草の向こう側に地面が露出した傾斜があり そのラインに
うまく乗ればグリーンまで届くが果たして力加減はどうか考えた
順番は神山からだったが 先に外人に打たせた
外人たちも曲がり角が極端に狭くなっているのと
その先が雑草になっているので 丁度曲がり角に止めた
もう一人の外人はショートカットを試みたが コースを外れ
背の高い雑草の中に消えた
神山の順番が来た時 亜矢子が
「信じているわ がんばって」
と応援をしてくれた
神山は曲がり角に向かい 力加減の練習をして集中した
打つ所がボールの転がるラインが見えたので パターを振った
ボールは思ったラインを進み 雑草を駆け抜け地面が露出している
傾斜を転がった 勢いが弱くなるとグリーンに向かって下ってきた
グリーンに乗ったボールはそのままカップインをした
ホールインワンをだした
これでは外人がいいスコアを出しても勝てなかった
18番を女性群がプレーしホールアウトすると 外人が
「実は 一人10万円しかない これで許してくれ」
と言ってきた 何か言ってやろうと思ったが
「サンキュウ」
と挨拶して20万円を受け取った 

神山と亜矢子はパターゴルフを終わり食堂に向かう時 葉山と高柳が
「ごめんなさい あんな事になって」
神山はバッグから 100万円の札束をだして
「ぼくは100万円でも勝負したよ 今夜の話はなしだ いいね」
「はい 分りました ごめんなさい」
そう言いながら 100万円を見ていた
「さあ 食堂でこの20万円で美味しい物を食べよう」
「神山さん本当にごめんなさい」
「うんわかったよ では失礼する」
神山と亜矢子は食堂に向かった
「凄い 外人びっくりしていたわね」
「うん 体力勝負だと負けるけどね」
「ねぇ さっきの入ると思った」
「いや パーでイーブンだからそれで良しと思っていたよ 
「私 感激したわ あなたって勝負運が強いのね ほんと」
「そうかな わかんないや」

レストランについたが観光客が少なく閑散としていた
ビールとカレーライス 簡単な一品物のおつまみを頼んだ
神山と亜矢子が座っている所から離れた場所に先ほどの4人が座り
外人がお辞儀をしてきたので 神山は頷いた
ビールが運ばれてきて 亜矢子と乾杯をした
神山はこのような場所柄食べ物は万人向きで余り美味しくないだろうと
思って期待していなかった
運ばれてきたシュウマイを食べてみると 美味しいので驚いた
亜矢子も美味しいと言って 直ぐになくなり 追加注文をした
ビールを呑んでいると 先ほどの4人が言い争いを始めた
神山と亜矢子は聞こうと思わなかったが外人の声が大きくて
こちらに届いていた
「誘うつもりでいたが 先ほどのゴルフの勝負で負けたので
君たちを誘う事が出来なくなった」
「分ったけど あの時貸した6万円は返してね」
「だから 負けたからなくなった」
「大丈夫 勝つから貸してくれって言ったでしょ」
「言ったが 彼のほうが上手で運もついていた」
「そんなの言い訳でしょ 返して 早く」
神山と亜矢子は先ほどの事で外人が詐欺まがいに女性を口説き
借りたお金を返さないとは酷いと言っていた
その時 ピッシャと音がしたので見ると 葉山が外人のほほにピンタを
したようで ほほを抑え立ち上がった 
険しい形相で葉山を見つめ詰め寄った





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2011年6月11日土曜日

Vol.336 鈴蘭 -3-24


しかし神山は自重してそれ以上の事はしなかったが 亜矢子が神山を跨ぎ
丁度おちんちんと亜矢子の大事な所が合わさってGパン越しに
亜矢子のぬくもりが伝わるようだった
「どう 気持ちいい」
「気持ちいいわけないだろ Gパン穿いているし 痛いよ」
亜矢子は気持ち良いと続けたが 
「そうね 私もこれ以上気持ちよくなると大変だからやめよっと」
亜矢子は神山から降りるとGパンのうえからおちんちんを触ってきた
「だめだよ亜矢子 ここで大きくなったら歩けなくなる」
「ほんと」
「ああ ほんとさ だめだったら」
「じゃあ試してみよおっと」
亜矢子は少し大きくなったおちんちんに沿って手を動かした
「ふぁ~ 大きくなった 凄いわ はっきり分るわよ」
亜矢子は大きくなった肉棒を手で更に上下に動かした
「ねぇ 勘弁してくれよ お願いします」
「いいわ 許してあげる だけどアイスクリームを食べたいの 
貴方が買ってきて お願いだから」
「そんな事出来ません この状態では ここまで大きくすると
なかなか静まるまで時間がかかるんだよ まったく」
「そう」
亜矢子はそう言ってまた手で大きくなった肉棒を触った

神山は飛び起きバッグを前にたらしジャケットで前を隠し
売店へ行きアイスクリームを買って戻った
「はい アイスクリーム どうぞ」
「さすがね そうやって難関をかいくぐるところは 頼もしいわ」
亜矢子は貰ったアイスクリームを神山と一緒に食べた
「ねぇ亜矢子 そこにパターゴルフがあるけど行こうか?」
「ええ 昔すこしやっていたけど 大丈夫かしら」
「わかった いこう」
神山と亜矢子はパターゴルフへ向かい パターとボールを借り
1番ホールに来た 
「わぁー 久しぶりよ」
亜矢子が打つと グリーンをオーバーし
「だめね 勘が戻っていないわ」 
今度は神山が見本を見せ見事にグリーンにオンにしたので亜矢子が拍手した
3ホールくらい進むと亜矢子もボールを打つ感を取り戻し上手になった
しかしバディーもでるがダブル トリプルと出入りが激しかった
何とかハーフを終ると 亜矢子が
「楽しいわね 貴方と一緒だと」
そう言いい笑顔で楽しくラウンドした 神山はトータル5オーバーだった
「ねぇ もう1ラウンドしようか?」 
「ええ 今度は負けないわ」
勝てるはずない神山にそう言って気合を入れた

1番ホールのティーグランドに向かうと 
今朝の女性 葉山と高柳が男性と並んで立っていた
葉山が気がつきこちらに挨拶をしてきたので神山もお辞儀をした
神山は男がいるのでそれ以上の言葉は出さなかった
先に4人がスタートし ホールアウトしてから神山たちがプレーをした
前にいる男性は二人とも外人で余り上手ではなかった
4人対2人なので当然神山達がすぐに追いついてしまう
しかし 順番がありマナーだから黙っていると グリーン上でふざけた
格好や2度もプレーしているので あきれ返っていた

9番ホールで外人たちが待っていて 外人が 
「あなたは上手だ このホールで私に勝ったら インのハーフは
先にプレーして良いよ」
と言ってくれたので 神山はスタート順をコインの裏表で決めた
最初は外人からで 第一打がグリーンに届かずフェアウエー
神山の第一打もグリーンに届かなかったがカラーまできた
外人の第2打は上手に打ってカップの1mに寄せた 
神山はラインを上手に読んだがカップを通り過ぎ30cmに寄せた
外人は第3打をカップインさせ神山もカップインさせた
外人が神山に上手だ 6人で一緒にプレーしようと言ってきたので
亜矢子に聞くとどちらでもいいと言ったのでOKをだした 更に外人は
「男性同士掛けないか ホールごといいスコアが勝ちで1ホール
1万円でどうだ」
「OK やろう」
そうして後半のハーフを6人で廻る事になった10番は3人ともパー
だったので掛け金は動かなかった 結局神山の腕が外人より上回り
17番までに神山は二人から7万円を取っていた





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